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歌手 声優・伊藤美来 初ワンマンライブツアーレポート

<こんな私だけど>から「これが伊藤美来です」と胸を張って言えるステージへ――『伊藤美来 Live Tour 2021 Rhythmic BEAM YOU』レポート

2021年3月21日(日)、伊藤美来の初となるワンマンLIVEツアー『伊藤美来 Live Tour 2021 Rhythmic BEAM YOU』が開催された。

久々となる有観客でのライブ。伊藤がファンに直接届けた幸せ。みんなが感動し、笑顔になった最終日のパシフィコ横浜国立大ホールでのライブの模様をレポートする

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支えられるだけではなく、支えたい。多幸感あふれる一夜

前回のライブ「伊藤美来 5th Live Miku's Adventures 2019 ~PopSkip Life~」が開催されたのが19年10月だったので、1年以上の時が経っている。その間、タイアップシングルや3rdアルバム『Rhythmic Flavor』(20年12月)をリリースし、アーティストとしても確実にステップアップしてきている伊藤。

 
このアルバムは、ポップスの幅をぐんと広げた作品で、代表的なところだと「BEAM YOU」などは、かなりエッジが効いていて、初めて聴いたとき、これはファンに受け入れられるのだろうかと不安に思ったほどだった。

だが、聴けば聴くほどクセになるし、曲自体に惹きつけられる魅力がある。この音に隙間がある感じ、無駄なものを削っていき研ぎ澄ましていく感じが、世界の最先端のポップスに近いのではないかとも感じた。

彼女のアイドル性のある歌声も魅力的だが、最近演じているアニメの役柄では、淡々とした中に繊細な感情表現を込めたり、どんどん新境地を切り開いていっている。それがこの脱力系のボーカルにつながっているのだろうと勝手に感じていて、おそらく「BEAM YOU」は、この絶妙なボーカルがあってこそ成り立つ曲、伊藤美来が歌うからこそかわいくなる曲なのではないかと思う。

また、CHARAが作詞・作曲をした「vivace」も、浮遊感のあるボーカルで、オトナな表現を身につけているし、この2曲だけ見ても革新的な作品だと実感している。

そんなかなり素晴らしいアルバム『Rhythmic Flavor』を引っさげての今回のツアー。アルバムのコンセプトが“多幸感”でもあったので、会場に集った観客が幸せを感じられるような、そんなライブになった。

1曲目は、伊藤の「らーらるらーらるとぅるりら」というスキャットから始まる「ワタシイロ」……つまりは極上のポップソングからスタートした。自慢のスラっとした足を存分に見せたふわっと広がったスカートのシルエットがきれいで、パシフィコ横浜の大きなステージにたった一人で立つ彼女の存在感を際立たせていた。

「みんな! 会いたかったよー!」と間奏部分で声をかけると会場も拍手で応える。続く「all yours」ではダンサーが登場し、ファンのための歌を届け、『Rhythmic Flavor』からの楽曲「one's heart」へ。ミラーボールの光の粒が会場を包み込み、アイドル感たっぷりの楽曲をダンサーと息の合ったパフォーマンスで披露。

〈恋をする〉の歌詞のところで、人差し指を立ててウィンクするとこが最高にかわいらしかった。リラックスした歌声にどこか自信すら感じてしまう。

最初のMCでは、雨女のため、また大雨を降らせてしまったと告げると「雨の憂鬱を吹き飛ばすライブにしていきたいと思います!」と今日の決意を力強く語り、ライブを続けていく。

ファルセットが切なく響いた「hello new pink」は、会場をピンクに染め上げる。そして「PEARL」では表現力の深さに心を奪われた。

〈きっと大丈夫〉という言葉を、説得力を持って伝えられるアーティストになったのだとしみじみ思う。それは彼女のここ数年の経験が大きいのだろう。支えられるだけではなく、支えたいという想いも感じられた。


そしてMCを挟み、「いつかきっと」から彼女が作詞した曲を続ける。自粛期間中に感じた思いを綴ったというこの曲は、彼女らしい表現に溢れていて、ここでもまた成長を感じてしまった。しかも「PEARL」と同じく高田みち子が作曲しているので、この流れも完璧だった。
 
「あお信号」は1stアルバム『水彩~aquaveil~』に収録されている、彼女が初めて作詞した曲でもある。
 
この頃から印象的なフレーズを生み出すセンスがあったのだが、〈こんな私だけど 見つけてくれた〉はまさにそれだ。当時取材をしたときに、私を見つけてほしいと言っていたのが印象に残っているのだが、それがこのフレーズに表れている気がして、本当にあの頃は誰かに見つけてほしいと思ってがんばっていたのだなと感慨深くなったりするのだ。少し声を震わせながら歌っていたのがとても心にささった。

ガラッと雰囲気を変えて、力強く情熱的な「ガーベラ」を披露したあとは、ベッドに座って、ポエムを読むように「vivace」を歌う。あらためて曲を聴くと、作詞曲・CHARAのテイストが感じられ、彼女のボーカルも想像ができる。

だが、それを伊藤美来色に染め上げるくらい、この曲を自分のものにしていることに驚く。美しくも儚いボーカルが本当に心地よかった。バックでスクリーンに流していた、この日のために撮り下ろしたという幻想的な映像も素晴らしい。

歌の最後は、座っていたベッドで寝てしまい夢の世界へ……。

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