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春アニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』種田梨沙✕河瀬茉希✕徳井青空インタビュー【連載04】

アニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』水野 愛役 種田梨沙さん✕紺野純子役 河瀬茉希さん✕詩織役 徳井青空さんインタビュー|グループ内での自身の存在に悩む純子が描かれた3~4話【SAGA_R:04】

 

人気曲「目覚めRETURNER」は愛のソロバージョンとエレクトリックバージョンが!

――「目覚めRETURNER」は3、4話で流れましたが、3話では3号(愛)のソロバージョンが。

種田:ありそうではあるけど、予想してなかったのでビックリしました。

河瀬:アレンジがオリジナルと変わっているんですよね。

種田:歌詞も少し変わっていて。ちょっと短い1ハーフバージョンで録らせていただいたんですけど、ソロなので、ところどころ原曲と違っているので、いつかフルで聞ける機会があれば、歌詞と照らし合わせながら聞き比べてほしいですね。

でも「目覚めRETURNER」はダンスナンバーでライブでもすごく踊らせていただいていますが、1人で歌い踊ったら寂しい曲なんだなと。レコーディングも、愛に気持ちを重ねて、寂しい気持ちになりつつも、盛り上げ曲なので頑張って歌いました。

――愛は元平成のアイドルらしく、今風にエレクトリックにアップデートされているような。

種田:今の世代って、リミックスでリリースし直したりするので、1期での愛の代表曲をリミックスで聞けたのもお得な感じもしました。

――4話の「目覚めRETURNER (Electric Returner Type "R")」は更にエレクトリック感が増したアレンジに。

河瀬:1期の7話で披露「目覚めRETURNER (Electric Returner)」よりも声が低く、強めの電気が流れています(笑)。

種田:攻め感もあるし、フランシュシュの楽曲で遊んでいただいたような。

河瀬:何を歌っているのかわからなくなるくらいのギリギリを攻めたケロケロ感が気持ちいい感じでした。

種田:「目覚めRETURNER」はいくらイジっても原曲の良さがなくならないのが強いですね。

 

「激昂サバイブ」は純子センター曲でメンバーのラップも。歌詞には幸太郎のメッセージも!

――4話では新曲「激昂サバイブ」も。純子メイン曲らしく、河瀬さんの音域に合っているのでは?

河瀬:今まで純子と愛、2人のメイン曲はありましたが、純子だけのメイン曲はなかったので、「わっ!? 遂に来た!」という気持ちと、「ギター弾いてる!」、「ドラムすごい!」などいろいろな感情があふれつつ、みんながラップしているほうに私は気を取られてしまって(笑)。本編では流れないけど、セリフっぽい語りの部分の終わりでみんなで「Dive!!!」と叫ぶところがあって。

種田:すごくカッコいいよね!

河瀬:めちゃめちゃシャウトしたので。

徳井:聞きた~い!

種田:純子のパートが入っている状態でレコーディングしたけど、すごく気持ちよかった。

河瀬:本当ですか? 死ぬんじゃないかと思うくらい、最初から最後まで全力で歌わせていただいたし、ライブで歌ったら気持ちいいだろうなと。

種田:でもラップパートが……。口が追い付かないところがいくつかあって。1期の2話でさくらとサキがラップしていましたが、(本渡)楓ちゃんのラップが更にレベルアップしていて。

河瀬:あとゆうぎりさんはそのまんまで。

種田:ゆうぎりさんはあえて言えていないのがいいよね。ゆうぎりさんだけでテンポを無視して、彼女の時代の言葉で言っているのも斬新でおもしろかったです。

河瀬:「keep rolling」が「きーぷろーりんぐ」と日本語みたいで。

徳井:かわいい!

種田:あとコーラスパートの「Don’t stop」も幸太郎のメッセージの「止まるな!」と重なって。英語の部分はよくわからないけど、後でしっかり見てみると幸太郎のメッセージや想いと重なるところが多いんですよね。

徳井:コーラスだから聞き逃してしまいそうになるけど。

河瀬:個性も消えず、純子らしい曲になっていて、気持ちいいし、カッコいい曲になって嬉しかったです。

――入りはメタルっぽいのに、途中でヒップホップが入るオルタナティブな曲で。昭和感のある「50と4つの忘れ物」から今の流行りの「激昂サバイブ」まで時代感やサウンド感がまったく違う曲が聞けた4話でした。

河瀬:本当に盛りだくさんでしたね。

種田:今まで1話ずつやってきたことを、今回は2話になって更にギュッと濃縮した感じがします。

河瀬:全員言いたいことを曲に詰めました、みたいな。

徳井:本当に濃い曲がそろっていますよね。

 

徳井さんは「Nope!!!!!」でサックス演奏も披露!

――そういえば、徳井さんは「Nope!!!!!」でサックス演奏もされたそうですね。

徳井:サックスは趣味でやっていて、「ゼリーフィッシュ」のレコーディングの時に少しそのことをお話ししたら、「もし新曲があった時には演奏するのはどうですか?」みたいな、雑談でそんなやり取りがあって。

その後に本気のオファーをいただいたので「ぜひ、やらせてください」と。でも楽譜をいただいて、ちゃんとしたスタジオでレコーディングするのは初めての経験だし、テンポもめちゃめちゃ速くて、想像以上に苦労しました。50テイク以上録りましたが、スタッフの皆さんにお付き合いいただいて感謝していますし、演奏でもアイアンフリルの曲に関われたことをすごく嬉しく思っています。アニメではちょっとしか流れていないと思うので、ぜひフルで聞いて、サックスの音を探していただきたいです。

――河瀬さんも「50と4つの忘れ物」をフォークギターで弾き語りするのは?

種田:ライブでも披露すると。

河瀬:えっ!? 

徳井:やりそう!

河瀬:この作品には感謝しかないので、やれと言われればやりますけど……。その時は練習の場所と時間をください(笑)。

種田:制作陣の皆さんも楽しんでやっていて、「おもしろいからやっちゃおうよ」というノリが全部採用されている気がします。

徳井:だからサックス演奏も実現してくださったんでしょうね。

河瀬:実際に「どういうことしたいですか?」と尋ねられることもよくあって。何かおもしろいネタになるかもしれないと思ってくれているのがみんなで作っている感があっていいですね。

 

1話では社歌の熱唱など「何コレ?」感が。そして泣かせる、濃厚なお話

――新シリーズの第1話の台本を受け取った時の感想と、初回の収録にどんな気持ちで臨まれましたか?

種田:愛がバイトする小島食品工場の社歌を歌わせていただいて、「何これ?」って思いました。

一同: (笑)

河瀬:楽しくニコニコ、みんなに紛れて歌っているのかなと思ったら、必死に歌っているような歌声が聞こえてきたので、私は爆笑してしまって。

種田:「愛は至ってまじめに歌っているので、まじめにやってください」と言われて。実際にアニメを見たら愛だけ熱唱していて私も爆笑しました。他のキャストさんが歌を録られている様子も最高にシュールで面白かったです(笑)。社歌からまったく余韻を残さない流れで駅スタでの大失敗が明かされたので、「!?」の連続でした。

河瀬:大きなライブを失敗してダメになっていた幸太郎が、フランシュシュのステージに駆け付けて、メンバーに向かって「アイドルなら歌えぇぇぇぇぇぇぇいっ!」と叫びながら観客に殴られているのを見て、「1話から泣かせないで!」と思いながらも泣いてしまいました。笑わせながらも泣かさせるシーンがあって、1話からとんこつラーメンのように濃厚な内容になっているなと思いました。

(C)ゾンビランドサガ製作委員会
(C)ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
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