マンガ・ラノベ
『刃牙(バキ)』名言・名台詞・名シーン集

男が惚れる漢の生き様がここにあり!! 人生のバイブル『刃牙』本能を刺激する圧倒的名言まとめッッッ!!

男なら誰だって「強い漢」に憧れるもの。

強く、かっこいい漢の結晶のような作品が『刃牙』シリーズです。

末永く愛される格闘マンガの金字塔。お兄ちゃんの本棚や、街の床屋さんなどで誰もが一度は手にとって読んだことがあるのではないでしょうか。

91年に連載を開始し現在に至るまで、数々のシリーズが連載され幅広い世代から支持を集めています。ちなみに私は『範馬刃牙』世代です。

そんな『刃牙』シリーズににはかっこいい漢がたくさん登場します。魅力的なキャラクターが多く登場し、それぞれが1人の雄としての強さやかっこよさがあり思わず物語に引き込まれてしまいます。

今回は『刃牙』シリーズに登場する漢たちの名言をご紹介。彼らの金言で私達のテストステロン値を限界まであげましょう。強くなりたくば読めッッッ!

目次

範馬刃牙の名言

本シリーズの主人公である範馬刃牙。地上最強の生物である父・勇次郎とその相手である朱沢江珠との間に生まれ、数々の闘いを繰り広げてきた漢です。

魅力的なキャラクター達による死闘もありますが基本的には、父親殺しというオーソドックスな物語軸になっています。

最強の漢の息子はいたって平均的な男子。しかしそのDNAと強さへの憧れは誰にも負けない。決して体格に恵まれているわけではない漢が、努力と執念と血で強大な父へと立ち向かうッッッ

「男子はねーーーーーー 誰でも一生のうち一回は地上最強ってのを夢見る」

『刃牙シリーズ』でも高い人気を誇るエピソードが「最大トーナメント編」です。17歳にして刃牙は地下闘技場の不敗の王者としてあ臨しています。そこで最強の名を掛けた(莫大な価値のベルトもあり)最強のトーナメントが開かれることになり、刃牙ももちろん参戦します。

『グラップラー刃牙』での1番の山場と言っても過言ではないエピソードであり、刃牙の過去の回想を経て描かれています。今なお人気のキャラクター達も最大トーナメント出身者が多いです。

この名言は、最大トーナメント第1回戦「範馬刃牙vsアンドレアスリーガン」戦の後のセリフです。数多の闘いを経て、自分の宿命を顧みて父親を超える覚悟した刃牙が巨人リーガンをボッコボコにします。

それをクラスメイトである松本梢江に観戦させる。試合後に少し照れくさそうにしながら刃牙は梢江に語るのです。

誰もが最強を夢に見る、でもガキ大将に負けたり兄弟喧嘩で負けたり父親に殴られたりして、自分が弱いことを知りその夢を捨てていく。このトーナメントに集まった男たちはその夢を捨てきれなかった奴らなんだ、どうしても最強になりたい奴らなんだ……

と続きます。私は格闘ゲームが好きなのですがこの気持ちわかります。いつまで経っても何かで強くなりたいという気持ちはありますよね。そんな男たちが集う夢が詰まった驚天動地のトーナメントで数々の名試合が生まれました。

「親父がもし地上最弱の生物なら 俺は二番目に弱い生物でいい」

先程の名言とはうってかわって「最強」にこだわらない刃牙の名言です。

このセリフはシリーズ三作目『範馬刃牙』に登場するものですが、刃牙は約2年の間に数々の修羅場を経験しました。最大トーナメントを制したり、死刑囚と闘ったり、恐竜を食ってた漢と闘ったりいろんな強者を見て、学び、手合わせしそして勝利をしてきました。

刃牙は闘って勝って最強になることが目的ではなく、超えるべき存在である父がたまたま最強であるから強くならなければいけない、もしも自分の父親が地上最弱ならば自分は父親よりも少し強ければどうでもいいのだ。という境地に達しています。

刃牙という漢の生き様を表現した名ゼリフです。優しく謙虚でありながら、強さや父親を超えることへの執念で自分を磨き上げてきた最強の漢の言葉です。

『範馬刃牙』のラストでは、親子喧嘩編が繰り広げられ今までにない壮絶な闘いや語られることのなかった範馬の血の話、そして刃牙シリーズらしい結末が描かれています。

範馬勇次郎の名言

刃牙の父親であり、地上最強の生物といわれ、大国アメリカと独自の友好条約を結び彼の動向を探るための衛星まで備えられている漢。傭兵時代にも鬼神のごとき活躍をし神と崇められたこともあるとか。彼の伝説はとどまるところを知りません。アスファルトを素手でぶち抜いたり、防弾ガラスを前進する力のみで突破してしまったり息子の体をヌンチャクのように振り回し、その速度の速さからドレスを着ているみたいとか言われたり。

最高にかっこよく、面白い漢です。雷は尖ったものや金属製のものに落ちる傾向があります。それを利用した避雷針という設備などもありますが、勇次郎は地上を歩いているだけで避雷針の役割を果たしたりもします。雷様も「この漢尖りすぎだろ」などという始末。
おまけに雷が落ちたときには当然のごとく、ビリビリに乗じて全身の骨が見えますが頭蓋骨の目の部分が悪魔のようにつりあがっていたりもします。

そんな凄まじい漢の名言です。

 

「強くなりたくば、喰らえ!!!」

勇次郎といえばこのセリフです。刃牙とその恋人である松本梢江がイチャイチャしているときに突如現れて言うセリフです。

刃牙はこの出来事以前にある漢にボロ負けしてしまいます。勇次郎はその原因を知っていた。

それは「喰らったことがないから」でした。

ここで言う喰らうとは女性と関係を持つということです。特定の女性を喰らうことにより、男性的なパワー、メスを守るという本能その他様々なものが活性化し強くなるということでしょうか。

この言葉は勇次郎が息子に対し教育を施す名ゼリフなのです。女にうつつを抜かしていては……などと説教をしてくる人たちもいるだろうけれども雄としての強さを求める漢には必要不可欠の存在であり、欲望のままに喰らい尽くせ! とアドバイス。

彼女の梢江さんに対しては、「漢のために好きなだけ喰らわせてやれ。しかし喰らい尽くせねえと漢に思わせるような、深く強い女でいろ!飽き果てるまで喰らわせつつも、足りぬメスであれ!」と熱弁します。漢の強さ、女の強さがあってこその「強さ」であるという勇次郎らしい持論。

ありがたき言葉ですが、家デートで1番盛り上がっているときに来るなんて、親父ィ……

梢江はこの後も刃牙の大事なパートナーとして登場してくれます。梢江、深いッッッ。

勇次郎はその他にも食や、食べることに関する自分なりの哲学を持っておりその真摯さや大物なところも魅力です。未だにパックの漬物やもずく酢なんかを食べるときは、勇次郎の栄養も防腐剤などの毒をも食らって血肉に変える度量をもつことが食だ。というセリフを思い出します。

「俺を取り上げろ!!!」

このセリフなんと、範馬勇次郎が生後0秒で助産師に言ったセリフです。

は?

と思った方もいると思われますが、雷に打たれても平然としている漢です。我々の常識とはまずスケールが違います。

ある女性から勇次郎が生まれる際、勇次郎はベテラン助産師の脳内に直接語りかけたのです。丁寧に何の事故もないように俺を取り上げろ。と。

生まれた時点でこの横暴な態度とスケール感を持っていた漢こそが勇次郎なのです。しかも犬歯もすでに生えていたので、乳をあげるのにも一苦労でした。

「力みなくして開放のカタルシスはありえねェ…」 

これは戦うものとしての勇次郎のかっこよさを表した名言です。

郭海皇と地下闘技場でファイトする範馬勇次郎。郭海皇は中国拳法の神的存在で作品内でも屈指の人気キャラです。146歳のシワシワのおじいちゃんなのですが、武と理を極めた偉大な格闘家なのです。

郭海皇が闘うのは勇次郎との試合で最初で最後なんですが、ベストバウト投票などで必ず上位に入るほどの名試合とされています。

郭海皇もかつては勇次郎や圧倒的パワーをもつビスケット・オリバと肩を並べるほどの筋肉家でありました。しかし武を学ぶうちに「脱力」こそが技の本質であることを理解していきます。その彼が生み出した究極の技術が「消力(シャオリー)」です。

飯を食うお椀が重く感じるまで、筋肉や力を削ぎ落としたことで得られるさらなる技と言われていて、すべての攻撃を受け流し、その脱力を攻撃へと転嫁させることによって圧倒的な力まで生み出せるという代物。初めて読んだときは衝撃が走りましたし、学校で真似しました。

そんな武の極みを目撃し肌で実感した勇次郎。それでもなお言った言葉がこのセリフです。
力を込めて全力でぶっ叩く。それで相手を倒してこその強さ。技や武なんてもんは弱者が使うものだ、と言い放った勇次郎らしいセリフです。しかも勇次郎は中国拳法4000年の究極の技術を見ただけで再現できるほどの才能を持っています。

しかし、強く生まれてきてしまった自分は力で勝負をしないと不平等であるというこだわりと矜持を持っていることがわかります。

「百聞は一見にしかず 百見は一触にしかず」

空想上の100kg級のカマキリと戦う刃牙を一笑する勇次郎。彼にしてみれば闘いとは、死と隣り合わせの中で己の肉体を震わせるからこそ意味があるのです。

死ぬことのない空想上で闘いで成長するなどありえない。素手で世界最大のアフリカ象を倒してしまえる、実績のある勇次郎だからこその台詞となっています。文字通り、拳を交えるからこそ男は成長できるのです。

「何を前にし――何を食べているのか意識しろ それが命 喰う者に課せられた責任――義務と知れ」

勇次郎を地上最強の生物とせしめている台詞のひとつでしょう。食に対してだけではありません。強者との闘いも、彼にとっては他者の命を喰らい、己の血肉として力に変えるという意味があるのです。

命の重みと真摯に向き合っているからこそ、勇次郎は誰よりも強くあることができる。彼の食に対する哲学は、多くの人の心に響くものとなっているはずです。

朱沢江珠の名言

「勇次郎!あたしが相手だッッッ」

刃牙の母親であり、勇次郎の妻・朱沢江珠(あけざわえみ)の名言。

『グラップラー刃牙』に登場するキャラクターです。第1シリーズにして、ここまでぶっ飛んだ家族を描いた漫画は少ないのでは無いでしょうか。勇次郎も朱沢江珠もかなり異常な人物で、よく刃牙がすくすく育ちましたよね。

2人の出会いは、朱沢江珠の結婚式でした。式に新婦として参加する江珠と、「殴り合い」という余興を披露する勇次郎。

会場で江珠に惚れた勇次郎はその場でキス。その晩には江珠の旦那を殺害し、略奪。なんと江珠、喜ぶッッッ。

勇次郎は朱沢江珠という女性の中に得体のしれない「強さ」を感じ自分のものにします。江珠も勇次郎の濃厚な強さにクラっと来てしまうわけですね。

そんな勇次郎を振り向かせるという不純な動機で授かったのが刃牙です。

生まれながらに、地上最強の生物である父親を対戦相手となり1番に脅かす存在として楽しませるという残酷な宿命を持ったのが刃牙だったわけですね。

愛情なんかろくにもらわずに強くなるための教育を施される刃牙。彼を支えたのは、母に認められたいという思いだけでした。

そして修業を終えた13歳の時、決闘が始まります。地上最強の生物に叶うわけがありません。ですが容赦なくボコボコにする勇次郎。刃牙が殺される寸前に、今まで持ち得なかった「息子への愛情が芽生えます」そして自分が相手をしてやる! とブチギレて勇次郎の前に立ちはだかります。

これだけで一体どんな漫画なんだ!? と読みたくなってしまいますよね。今までさんざんな親だったくせに今更……なんて今思うとおかしい気もしますが熱いシーンです。この話の結末はぜひ原作をお読みください。

 

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