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音楽
『海賊王女』OPテーマ「海と真珠」JUNNAインタビュー

TVアニメ『海賊王女』OPテーマ「海と真珠」を歌うJUNNAさんインタビュー! 梶浦由記さんから受けたディレクションとは?

JUNNA 5thシングル「海と真珠」が10月6日に発売される。タイトル曲は、TVアニメ『海賊王女』のオープニングテーマで、作詞・作曲・編曲は、本作品の劇伴も手掛け、数々のヒット作品の劇伴や主題歌を手掛けている梶浦由記。JUNNAの新たな魅力を引き出す楽曲となっている。さらにライブで盛り上がる「ROCK YOU, ROCK ME」「はじまりの唄」について、たっぷり語ってもらった。

2022年1月からは『JUNNA ROCK YOU TOUR 2022』も開催! これらの曲を、ぜひライブで実際に体感してほしい。

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──『JUNNA ROCK YOU TOUR 2021 ~20才の夏~』を終えたばかりですが、久々の有観客でのツアーはいかがでしたか?

JUNNA:久しぶりに有観客でライブができて、そして無事に最後まで終えることができて良かったです。歌を聴きに来てくださる人だけがいる環境で歌えるというのはこんなにも違うのかと思いましたし、みんなが待っていてくれたことも肌で感じられたので、ツアーができて良かったなぁと心から思いました。

──一方、JUNNAさんは無観客でのオンラインライブを2度開催していて、今回のシングルのBD付初回限定盤には『JUNNA ROCK YOU STREAMING LIVE 2021 「20×20」Selection』の模様が収録されていますね。

JUNNA:無観客だからこそできた演出もあって、バンドで円形になってライブをしてたり、このライブではカメラの向こうにいる方を意識してパフォーマンスをしてました。また、ライブを映像化することが初めてなので、まだJUNNAのライブを経験したことのない方も様子を楽しんでいただけるのかなと思います。

──5thシングル「海と真珠」についてですが、作詞・作曲・編曲が梶浦由記さんということでも話題ですね。アニメタイアップと、それを作るのが梶浦さんだというのは同時に聞いたのでしょうか?

JUNNA:一緒に聞きました。だから信じられなくて「ホントですか?」と。タイアップをいただけることもありがたいですし、梶浦さんに曲を作っていただける機会をくださって、本当にうれしかったです。

──梶浦さんの音楽のイメージって、どういうものですか?

JUNNA:1曲の中でもいろいろな世界を見せているような感じだと思いました。なので、私も梶浦さんの楽曲を歌わせていただくことで、新しい世界の扉を開けることが出来るのではないかと感じました。梶浦さんの楽曲は日常ではない異世界感が漂うイメージがあるんです。そういう曲を歌えるんだと思うと、ワクワクしました。

──緊張や不安よりも歌えるワクワクが先に来るのがJUNNAさんらしいです。ちなみにアニメの内容というのは知れるのですか? 今回はオリジナル作品ですけど。

JUNNA:こういうアニメだよっていう作品の概要は聞きましたし、映像も見せてもらいました。面白そうだと素直に思ったし、こういう雰囲気で歌えば良いのかなって想像もしながら届いた楽曲を聴く感じだったんですけど、やっぱり梶浦さんはすごいな!と思いました。

──それはどのあたりが?

JUNNA:どこを聴いても梶浦さんの曲だと分かるのと、いろいろなシーンや景色が目に浮かぶ楽曲に感動しました。

──レコーディングでは、梶浦さん自ら歌ってディレクションをしてくれたそうですね。表現の仕方が変わったとツアーのMCでも語っていましたが、まだまだ学ぶところは多かったですか?

JUNNA:はい! まだまだ、まだまだ(学ぶことが)ありました。歌い方ひとつでこんなに雰囲気が変わるんだなと思いました。アップテンポの曲で、言葉一つ一つ切るのではなく、繋げてフレーズを大事に歌う感じは、これまでの私の曲や歌い方にはなかった感覚なので、新しい発見になりました。

──実際に歌って見せてくれると、やはり違うものですか?

JUNNA:ものすごく分かりやすかったです。私は言葉を理解するのが遅いというか、すごく時間がかかってしまうんですけど、実際に歌ってくださると、すぐに理解できるのでやりやすかったですし、すごく贅沢な時間でした(笑)。

──表現での肝の部分というと、どんなところですか?

JUNNA:最初のコーラス部分が特に難しくて、異国感があるんです。不穏な感じで始まるのではなく、ワクワク感を重視したかったんです。私は割と深刻に歌いがちになってしまうので、明るく歌うことを全体的に意識しながら歌いました。

──確かに、声質的に明るい成分が強めに出ていた感じがします。それと2番で出てくる〈場所〉や〈旅〉といったワードに気持ちがこもっているようにも感じたのですが、これは意図的だったのでしょうか?

JUNNA:きっと意図的なんです。先程繋げて歌う、言葉を伝えるという話をしましたが、言葉を大切に、丁寧に歌うことを特に意識していました。〈場所〉とか〈海〉とかもそうですかね。キーとなるような言葉をより丁寧歌うことで歌詞を伝えていきたいと考えていました。

──そうなると、この曲の英語バージョンである「the sea and a pearl」は、キーワードの位置も変わってくるので、歌い方も難しそうです。

JUNNA:英語で歌うと聴こえ方も全然違いますよね。言葉数も英語のほうが断然多いですし、英単語ってひとつひとつ切ってしまいがちになるから、繋げる意識で歌うことが難しいんです。ディレクションは梶浦さんと英訳詞をしてくれたJoelleさんがしてくださったんですけど、日本語の雰囲気を崩さないでいきたいというお気持ちを感じたんです。私も出来る限り日本語の持つイメージを崩さずに歌うことを意識しました。

──日本語を意識しながら英語で歌うって、想像しただけでも意味が分からなくなりますね(笑)。

JUNNA:そうなんです(笑)。でも、曲の雰囲気は変えたくなかったから、日本語のフレーズを常に意識するような感覚でした。

──この英語バージョンは、アニメが海外先行配信されることを意識してのものなのですか?

JUNNA:海外で配信されているアニメには、日本語の「海と真珠」のTVサイズが使われているんです。ただ、海外の方にも歌詞の意味も知っていただきたいと思い、英語バージョンがうまれました。英語だと、より疾走感が生まれている気がしたので、聴き比べていただけるとうれしいです。

共感が多い「ROCK YOU, ROCK ME」とライブへの想いを込めた「はじまりの唄」

──カップリングの「ROCK YOU, ROCK ME」は、曲調はロックなんですけど、歌詞がストレートな感じでしたね。

JUNNA:今回少し面白い作り方をしていて、曲が出来たあとに、曲を聴いたイメージで、私が歌詞より先にタイトルを付けたんです。“ROCK YOU”も“ROCK ME”も大切にしている言葉なので、いつか曲として歌ってみたいと思っていたし、この曲なら合うと思って付けたんですけど、そのタイトルを作詞してくださった尾上文さんにお渡しして、歌詞を書いていただきました。

──自分では書かなかったんですね。

JUNNA:私は「はじまりの唄」でこのシングルでは、全部伝えきったと思いますし、なにより尾上さんの歌詞がすごく好きなので、素直に歌詞が届くのを楽しみにしていました。届いた歌詞も、ストレートな部分がたくさんあって共感できるし、遊び心を感じる部分もあったので尾上さんの歌詞の私が好きな部分がたくさんちりばめられた曲だと感じました。

──歌っていて、どこにより魂を込められましたか?

JUNNA:やっぱり〈欠点は個性さ〉!です(笑) 特にここがお気に入りです。私なら書けない歌詞ですし、尾上さんが書いてくださると、私もこれでいいんだ!って背中を押されるというか。

──何でもそうですけど、欠点が良いところでもあるんですよね。

JUNNA:不完全なところが良いこともありますし。でもそれを自身で言い切るって難しいことじゃないですか。だから、こうやって歌詞にしてくださって、歌に乗せると、多くの方にも共感してもらえるんじゃないかなって。

──欠点とかコンプレックスが個性なんだと肯定してくれている感じがいいですよね。あと面白かったのは〈強いものが弱いものをいじめていいわけないでしょ!〉で、ものすごい正論をロックに乗せてぶちかましていたので、ものすごい歌詞だなと思いました。

JUNNA:分かります!この歌詞もすごく好きですし、歌っていてもめっちゃ気持ちが入りました。

──尾上さんって、JUNNAさんにとってどんな印象なのですか?

JUNNA:ライブに来てくださると、毎回感想を送ってくださるんです。いただいた言葉に心を打たれすぎて、こういう言葉選びができるって本当に素敵だなぁと思うんです。これまで何曲か詞を提供して頂いているんですけど、「本当のことは言わない」とかはお気に入りの歌詞で、これです、私が言いたいことは!って感じるんです。しかも私では出てこない言葉なので、ストレートに書くって、すごく難しいんだなって思います。(そのほかに「コノユビトマレ」「大人は判ってくれない」なども作詞)

──そして「はじまりの唄」です。これはライブについての想いを書き綴った曲ですね。

JUNNA:作曲は私とツアーのバンドマスターをしてくださっている島田昌典さんとの共作で、編曲は島田昌典さんなんですけど、私が先にサビを作って、そこに島田さんがA・Bメロを足してくれた感じになります。私だけが全部作ったら、また違う曲になったと思うんです。島田さんの視点が入るのは面白いなと思いましたし、やっぱりアレンジが素敵でした。

──コライトのような感じだったんですね。歌詞はJUNNAさんですが、苦労なされたそうで。

JUNNA:ライブのことを思いながら書き始めたんですけど、書きたいことがありすぎて支離滅裂になるという私の癖が出てしまって……。私は書いているから、どういうことを伝えたいかというのは分かっているんです。でも、それが他の方に伝わらない。

私が説明をしたら、あぁそういうことかって納得してくれるんですけど、歌とともに毎回説明するわけにはいかないじゃないですか。だから一度聴いたら伝わるようにしたいと思って、めっちゃ書き直しました。

──JUNNAさんにとって、ライブってどんなものなのですか?

JUNNA:みんなと出会える場所だと思います。出会うところから始まり、そこから私と一緒に歌を作っていく!というイメージがあったので、それをAメロに入れ込みました。

──そこからのBメロで、自分の弱さも入ってくるんですよね。

JUNNA:はい。もともと自分で(弱さを)入れていたんですけど、恥ずかしさもあって、どこまで入れていいのか微妙な感じになっていたところを「もっと見せていいんだよ」と言ってもらって。じゃあもう書いてしまえ!というのがBメロで、こういう自分もいるんだよということを書いています。

──ライブって、カッコいいところを見せる場所だけど、同時にミスっても逃げられない場所でもあるから、そういう要素も必要なんだろうなと思います。

JUNNA:そうなんですよね。ミスとかをしても、きっとお客さんは受け入れてくれるんだろうけど、ミスをすることに抵抗があるし、どうしても恥ずかしいと思ってしまうんです。ファーストライブツアーのときも、ミスをすることが本当に怖かったんです。最初のライブだし、初めて私を見てくれるライブだからこそ完璧な私でいたいと思ってしまったんです。だけど、そこから皆さんと時間をかけて関係性を築き上げていけたことで、そうじゃないんだということにも気づけて、それを歌詞にもできたんです。

──完璧ではない部分も見せちゃっていいかな、みたいな?

JUNNA:もう、いいかなと今は思っています(笑)。

──サビはどうですか?

JUNNA:サビは完全にライブのことですね。ライブって、音楽に浸りたい人とか、ライブの前に失恋して来ましたって人とか、ワクワクしに来ましたとか、いろんな人がいろんな気持ちを持ってくるところで、歌で揺さぶられたいとか、同じ気持ちになりたいっていう人がたくさん集まっている場所なんだと私は思っていて。そういうことを散りばめられたらいいなと思いながら書いていました。

──そんな人たちが最後〈笑えるように〉と歌っているところがいいですし、まさにライブですよね。

JUNNA:そうなんです。

──あとタイトルにもなっていますが〈はじまりの唄〉という歌詞に込めた思いを聞いてもいいですか?

JUNNA:さっきめっちゃ書き直したと言いましたが、第7稿までいったんです(笑)。でも〈はじまりの唄〉という言葉だけは絶対に入れたいと思っていて、最後まで残り続けました(笑)。ライブでみんながいるからこそ出てくる歌い方と、レコーディングでの歌い方は、全然私の中では違っていて、みんながいるライブは特別なんだと思います。なので、ライブはみんなと“はじまって”いくものだと思うんです。私とみんなの関係性が始まるものが歌だから、〈はじまりの唄〉はすごく良い言葉だし、すべてが詰まっている言葉だなと感じています。

──演奏も、ライブのバンドメンバーが演奏しているから、温かいですよね。特にマンドリンの音色が。

JUNNA:ギターの佐々木"コジロー"貴之さんが弾いてくれているんです。めちゃめちゃステキに奏でて頂いて良かったです!島田さんのアレンジで、皆さん演奏してくださって、私も一緒に歌っていたんです。そのときも、めっちゃ安心できる~って感じていました。
この曲は、いつか声が出せるときがきたら、みんなにもラララでもいいから歌ってほしいなと思います。

──ちなみに前回のツアーで披露しましたが、どんな反応がありました?

JUNNA:アンケートで、ライブでいちばん良かった曲は?という質問に、「はじまりの唄」を書いてくれている方が多かったんです。素直に凄くうれしかったです。

[取材・文:塚越淳一]

CD情報

発売日:2021年10月6日
価格:初回限定盤……4,400円(税込)、通常盤……1,540円(税込)

≪収録内容≫
【CD】
01. 海と真珠
作詞・作曲・編曲:梶浦由記
02. ROCK YOU, ROCK ME
作詞:尾上文
作曲:井上アッシュ
編曲:桶狭間ありさ
03. はじまりの唄
作詞:JUNNA
作曲:JUNNA・島田昌典
編曲:島田昌典
04. the sea and a pearl
作詞・作曲・編曲:梶浦由記
英訳詞:Joelle
05. 海と真珠 without JUNNA
06. ROCK YOU, ROCK ME without JUNNA
07. はじまりの唄 without JUNNA

【Blu-ray】(※初回限定盤のみ)
■「海と真珠」 Music Video
■JUNNA ROCK YOU STREAMING LIVE 2021「20×20」Selection
01. Believe In Myself
02. Sky
03. FREEDOM?Never End?
04. La Vie en rose
05. あばよイエスタデイ
06. Here
07. ソラノスミカ
08. 波打ち際
09. Sleeplees
10. コノユビトマレ-20×20 ver.-
11. 我は小説よりも奇なり
12. いま

アニメイト特典

L判フォトカード(複製サイン&コメント入り)

L判フォトカード(複製サイン&コメント入り)

特典CD(スペシャル弾き語り音源「歌うたいのバラッド」カバー)※初回限定盤のみ

JUNNA OFFICIAL SITE
公式Twitter(@junnarockyou)

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