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『劇場版 SAO プログレッシブ』戸松遥(アスナ役)インタビュー

『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』アスナ役・戸松遥さんインタビュー|今回のキリトは「可愛い」が勝る!? “不器用なアスナ”からのスタートにも注目

「こういう世界がいつかやって来るかも」と感じさせるのが『SAO』の魅力

――本作はシリーズファンにとって楽しめる要素がある一方、『SAO』の始まりの物語を再び描かれていて、予備知識がなくても楽しめる作品になっています。本作で初めて『SAO』の世界に触れる方には、どんなところに注目してほしいですか?

戸松:確かに、「『SAO』ってタイトルは聞いたことあったけど、一から観るとなるとけっこうある!」と、観るのをためらっている方はけっこういるのでは、と私も思っていて(笑)。そんな方にも、ぜひ『プログレッシブ』をきっかけに、『SAO』に触れてほしいと思っています。

もちろん、シリーズを知っている方は「一方、そのころアスナは……」という視点で見られるので面白いと思いますし、逆にゼロ知識でも入れるお話にもなっていると思うので、今回が最初でも十分楽しめると思いますね。これをきっかけにキリト視点であるTVアニメを観てみるのもすごく面白いと思います。

――物語の導入も、TVアニメよりさらに丁寧になっているように感じました。

戸松:ナーヴギアで《ソードアート・オンライン》というゲームが発売されたけど、ログインしたら出られなくなった!……といった過程が丁寧に描かれていて、より分かりやすいのではと思います。

――現実でのVRも、10年前に比べてより普及していてなおさら現実味が増していますよね。

戸松:そうですね。(VRが)身近なものになっていって、時代が『SAO』に追いついてきたというか。

――もう10年したら本当に『SAO』が実現していそうです。

戸松:本当にそうですね。そんな時代が来る気がします。

――改めて、『SAO』という作品の魅力をどんなところに感じますか?

戸松:10年前にTVアニメが始まったときからずっと思っていることですが、「こういう世界がいつかやって来るかも」と実感できて、そこに希望や夢があるのが魅力的ですね。

まだ現実では叶っていませんけど、この10年の間でも技術はすごく進歩しています。VRも「夢のまた夢」ではなく、日常的に家庭で楽しめるところまで来ているので、「いつか『SAO』のようにフルダイブして、現実のような感覚でゲームが楽しめる日が来るのでは」と思えます。夢のまた夢のようなお話でありながらも、「そんなのファンタジーだ、ありえないよ」と否定できるところまではいかないですよね。

私はそんなにゲームに詳しい人間ではないのですが、昔、オンラインゲームをやっていたときに、難しさもあり楽しさもあり、そこの世界だけでのコミュニティがある“オンラインゲームあるある”みたいな魅力を体感して。「もうひとつの居場所」みたいな感覚がすごく楽しかった思い出があるのですが、それがさらにリアルに楽しめる世界観っていいな、と思います。ただ、「ゲームで死んだら現実でも死ぬ」という点は避けたいです(笑)。

それ以外は本当にやってみたいと思えるところが最大の魅力なのかな、と個人的には思っています。

――最後に、映画の公開を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。

戸松:『SAO』を見たことがある方も、無い方も、「ついに『プログレッシブ』がアニメーションになる!」とワクワクされている原作読者の方にとっても、この『プログレッシブ』は間違いなく楽しんでいただける内容になっていると思いますし、ミトという新しいキャラクターによって、誰も見たことのない作品になっています。

《アインクラッド》編をアスナ視点で観たらどうなるのか。新しい視点と懐かしい視点、両方が織り交ざった内容になっていて、懐かしいキャラクターも出てきたり、攻略組じゃなかったアスナがどうやって〈アインクラッド〉を楽しんだり、冒険したり、命がけで戦ってきたのか。今作ではそれらが別の視点から見えてきて、楽しんでいただける部分がたくさんあると思うので、ぜひこの機会に観ていただけたら嬉しいです。

[取材・文/篭法 撮影/鳥谷部宏平]

 

この記事をかいた人

篭法
内向的で口下手、典型的な陰の者。テーマやメッセージ、登場人物の心情を考えさせられるアニメが好み。小説も好き。

 

『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』作品情報

10月30日(金)全国公開!!

 
 

 
 

イントロダクション

全世界での累計発行部数は2,600万部を突破!! 原作者・川原礫がアスナ視点で描く新たな《アインクラッド》編を、完全新作アニメーションで映画化!!!

第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原礫氏による小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(「電撃文庫」刊)。次世代VRMMORPG《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた物語は、2009年4月の原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、2021年現在、全世界での累計発行部数は2,600万部を突破。

TVアニメは2012年に第1期が放送され、現在までに4シリーズ(全97話※1)が放送されている他、ゲーム、コミカライズなど、幅広いメディアミックス展開がなされている。2017年には『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が公開。興行収入25億円を突破する大ヒットを記録した。

『ソードアート・オンライン プログレッシブ』は、《SAO》物語のすべての始まり、アインクラッド第一層からの軌跡を、深く掘り下げながら詳細に描く作者自身によるリブート・シリーズ。原作者・川原礫がアスナ視点で描く新たな《アインクラッド》編を、完全新作アニメーションで映画化。

これは、ゲームであっても遊びではない――。ゲームオーバーは現実の死に直結する。全ての原点であるデスゲーム『ソードアート・オンライン』が、劇場のスクリーンで新たに幕を開ける。

※1総集編および、「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」を除く

ストーリー

これは、《閃光》と《黒の剣士》が、その名で呼ばれる前の物語―。

あの日、《ナーヴギア》を偶然被ってしまった《結城明日奈》は、本来ネットゲームとは無縁に生きる中学三年生の少女だった。

ゲームマスターは告げた。《これはゲームであっても遊びではない。》ゲームの中での死は、そのまま現実の死につながっている。

それを聞いた全プレイヤーが混乱し、ゲーム内は阿鼻叫喚が渦巻いた。そのうちの一人であったアスナだが、彼女は世界のルールも分からないまま頂の見えない鋼鉄の浮遊城《アインクラッド》の攻略へと踏み出す。

アスナに訪れる運命的な《出会い》。そして、《別れ》―。

《目の前の現実》に翻弄されるが、懸命に戦う彼女の前に現れたのは、孤高の剣士・キリトだった―。

STAFF

原作・ストーリー原案:川原 礫(「電撃文庫」刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec
監督:河野亜矢子
アクションディレクター・モンスターデザイン:甲斐泰之
キャラクターデザイン・総作画監督:戸谷賢都
サブキャラクターデザイン:秋月 彩・石川智美・渡邊敬介
プロップデザイン:東島久志
美術監督:伊藤友沙
美術設定:平澤晃弘
色彩設計:中野尚美
撮影監督:大島由貴
CGディレクター:織田健吾・中島 宏
2Dワークス:宮原洋平・関 香織
編集:廣瀬清志
音楽:梶浦由記
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭正
音響制作:ソニルード
プロデュース:EGG FIRM・ストレートエッジ
制作:A-1 Pictures
配給:アニプレックス
製作:SAO-P Project

CAST

キリト:松岡禎丞
アスナ:戸松遥
ミト:水瀬いのり

映画公式サイト
アニメ『ソードアート・オンライン』公式ツイッター(@sao_anime)

(C) 2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project
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