TVアニメ『異世界食堂2』アーデルハイド役 上田麗奈さん×シャリーフ役 田丸篤志さん×ラナー役 下地紫野さん インタビュー|シャリーフのいきなりプロポーズにビックリ! 家族の素晴らしさと家族が増える喜びを感じた11話【連載08】
3人のビュッフェにまつわる想い出
――12話でフィーチャーされる料理は「ビュッフェ」ですが、ビュッフェの想い出や、ビュッフェで必ずあってほしい料理や一番最初に取りに行く料理は?
田丸:あったら嬉しいのはローストビーフで、目の前で切ってくれたら最高です。
上田:最高!
下地:一気に10枚くらい欲しいけど、遠慮して2枚くらいで我慢します(笑)。
上田:10枚も食べたら、それだけでお腹がいっぱいになりそう(笑)。
田丸:あとホテルの朝食だと、目の前で作ってくれるオムレツも。作りたてをすぐに食べられるのは最高です。
上田:以前宿泊したホテルは、目の前でお魚を、しかも網で焼いて出してくれたんですけど、それがすごくおいしくて、感動した記憶があります。おうちではなかなか網でお魚を焼けないので、嬉しかったです。
下地:12話のリハーサルビデオを見た時、アニメの打ち上げを思い出しました。今は打ち上げや飲み会などできない状況なので、「打ち上げやりた~い!」と。以前、作品のキービジュアルのイラストがデコレーションされたケーキをみんなで食べたのも楽しかったですね。ビュッフェは基本的にはお肉系を取りがちです。打ち上げでは普段、家では作らないご飯も出てきたりするので、「今日はいっぱい食べるぞ!」といつも気合を入れて臨んでいます(笑)。
『異世界食堂』名物の差し入れ。スタッフの気遣いとは?
――この作品の収録では毎回差し入れがありますが、印象深かった差し入れは?
下地:作品でフィーチャーされたものをいただけたことにまずビックリしました。
上田:1期のときは揚げ物もあって。
田丸:差し入れにフライってなかなかないですよね。僕は2期の2話でシュークリームをいただいたんですけど、何も考えずにコンビニで買ったシュークリームを食べてから現場に来て。「あっ、そうだ! もらえるんだ!」と。
上田:よりによって、こんな日に(笑)。
田丸:普段からコンビニデザートを買っているので、何気なく買ってしまって。結局、その日は2個もシュークリームを食べてしまって、かなりのカロリーを摂取してしまいました。
下地:あのシュークリームは1個ずつ箱に入っていましたね。すごくおいしかったです。
上田:今日いただいたカツサンドも嬉しかったです。ちょうどお腹がへっていたので、今すぐ食べたいです(笑)。
下地:いつも素敵な差し入ればかりで、楽しみにしていました。
宣伝担当:毎週のお題になっていて、探したり、調べるのが大変でした。このご時世でなければ、毎週2つある料理のどちらでもいけるけど、皆さんにお持ち帰りいただくことを考えると個包装でなければいけませんでしたので。
上田・田丸・下地:ありがとうございます!
3人が苦手な食材や料理とは?
――食べられない料理や苦手な食材はありますか?
田丸:パクチーです。あとトマトソースは大丈夫ですけど、トマトはダメで。後輩がサラダを取り分けてくれると確実にトマトが入っているんですよね。頑張って食べますけど。
上田:優しい!
田丸:他にも食べられないものがたくさんあります。
――ここで苦手なものを言っておけば、もし3期があった時には差し入れにも反映されるかも。
田丸:「アイツ、面倒くさいから出さないようにしよう」と思われたら困るので。
上田:大丈夫ですよ!(笑)
田丸:セロリとかも。あと好きな人が多いけど、苦手なものもあって。例えばウニとか。メロンやスイカも興味なくて。
下地:興味ないってどういうことですか?(笑)
田丸:出されたら食べますけど、おいしいとは思わない。
――田丸さんには高価なものや高級なものはおいしく感じられないようなので避けたほうがいいかもしれませんね。
田丸:いやいや。シュークリームもお肉もおいしくいただきましたから!
上田:私もメロンやスイカは食べられるけど、買ってまで食べようとは思わないかも。
下地:私は、今は食べられるんですが、さといもが以前ダメでした。食卓にあまり出てこなかったので食べなれていなくて。給食で食べた時、ネバっとしていたのが衝撃でした。周りは普通に食べていたので、「これがさといもというものなのか」と気づいて。なんだかいろいろ思い出してきました。
田丸:僕もいろいろ思い浮かんできた。
――なぜ下地さんも田丸さんもなぜ具体的に言おうとしないんですか?
下地:なんとなく、苦手なものを言うのが恥ずかしくて(笑)
田丸:僕も苦手なものはなかったことにしてください。
**一同:(爆笑)
下地:昔、チョコレートが食べられませんでした。その名残かチョコケーキはいまだに自分で買って食べたりはしないですね。
宣伝担当:以前、ジャーに入ったチョコレートケーキを差し入れしましたが、下地さんが出演した時じゃなくてよかったです。
上田:あれ、すごくおいしかったです!
下地:食べられるんですけどね。チョコケーキって、1カットで十分に感じるんです。大人になったのかもしれません(笑)
上田:少しわかるかも。私は脂っぽいものが苦手で、こってりめの生クリームとか、昔は好きだったカルビとか大トロがキツくなってきて。でも一番苦手なのはパパイヤですかね。昔友達の家に行った時に初めて食べたんですけど、「これはダメかも」と思いながらも言えなくて頑張って食べたのがトラウマになって、それ以降は食べていません。
12話にも3人が登場。料理が「ビュッフェ」ということは……?
――『異世界食堂2』もいよいよ次回の12話を残すのみとなりました。皆さんも出演されていますが、見どころや注目ポイントのご紹介をお願いします。
田丸:ここまでの発言の中でちょっとネタバレ的なこともありましたが、11話でシャリーフがアーデルハイドにプロポーズして、それが受け入れられたということは、次に待っているのは……。
上田:しかもフィーチャーされるのが「ビュッフェ」ということは……。そこは察していただいて(笑)。
下地:私はご厚意で呼んでいただいているような気が少しします(笑)。
上田:でもかわいくて、すごくいいシーンでしたよ。
下地:ラナーの新たな一面も見られると思います。この2人じゃないキャラと話しているのもおもしろいですね。でもメインはあくまで2人なので。
――上田さんと田丸さんがあれほど恥ずかしかったと語ったシーンも楽しみです。
上田:私たちの音声は小さくしてほしいです(笑)。
田丸:でも声量が大きそうな人がたくさんいるから大丈夫かも(笑)。
下地:最終回にふさわしいハッピーエンドになっていると思います。
上田:食堂ではいろいろな幸せが生まれるんだなと改めて感じました。みなさまにも、そんな幸福感を感じていただけたら。
もし3期があるとしたら……やってほしい企画会議開催!
――もし3期があるとしたら、これを取り上げてほしいという料理やエピソードはありますか?
田丸:前々から希望していたことがあって。ラナーはシャリーフとアーデルハイドの恋愛を応援してくれたけど、もし自分が恋に落ちた時、うまく立ち回れるのかが見てみたくて。人の恋に的確にアドバイスできる子ほど、自分は奥手ということもありそうだし。
下地:その時はアディ姉さんに相談させてもらいます。
上田:アディ姉さんは意外と相談に乗るのは上手で、何でもわかっちゃう系のお姉さんなので。
下地:いい関係が築けそうですね(笑)。ラナーは参謀感があるので、自立してそうだし、恋愛に興味ないタイプかも。
上田:もしラナーが将来的に恋愛するのであれば、12話でいろいろな人と交流しているので、ラナーさんのために女子会を開いて、アドバイスをみんなからもらうというところを見てみたいです。
下地:確かにおもしろそう。
上田:ドラマCDで、できそう。あとおいしいご飯を食べている音、AMSRも収録して。
下地:後ろでフライを揚げている音とか。
上田:それ、いいです!
下地:上田さんプロデュースで。
上田:ご依頼いただけましたら頑張ります(笑)。