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『攻殻機動隊 SAC_2045』新キャラクター情報&劇中用語解説 到着

『攻殻機動隊 SAC_2045』初めてでも作品を楽しめる新キャラクター情報&劇中用語の解説が到着!

1989年に士郎正宗先生により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を起源とし、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群が展開されている『攻殻機動隊』。

Production I.G × SOLA DIGITAL ARTSが制作、Netflixにて全世界独占配信の最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン1(全12話)に、新たなシーンの追加と全カットフルグレーディングが施された劇場用長編アニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』が、2021年11月12日(金)より全国20館にて2週間限定で公開中です。

このたび、『攻殻機動隊 SAC_2045』からの新キャラクター3名の情報と、劇中用語の解説が到着しました。

『攻殻機動隊 SAC_2045』新キャラクター紹介

江崎プリン(CV:潘めぐみ)

まず1人目は、本作から登場する敵役「ポスト・ヒューマン」との事件に立ち向かうべく、再編成された新生公安9課へタチコマたちのメンテナンス等を担当する新メンバーとして加わることとなった“江崎プリン(えさき ぷりん)”。彼女は、中学卒業後、飛び級でアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)に入学し博士号を取得した天才少女。タチコマたちとぶつかりながらも9課のために奮闘中。ただ、9課へ合流する前よりバトーのことを知っており、バトーへ特別な感情を持っている一面も。

そんな江崎プリンを演じるのは、先日行われた公開記念舞台挨拶にも出席した『HUNTER×HUNTER』主人公・ゴン=フリークス、『ハピネスチャージプリキュア!』白雪ひめ/キュアプリンセスなどの声を務める潘めぐみさん。今までの「攻殻機動隊」シリーズでは登場する女性キャラクターが少ないこともあり、クールビューティな草薙素子に対し、キュートで可愛らしいプリンとして作品に華を添えている。

 

スタンダード(CV:津田健次郎)

次に、草薙率いる傭兵部隊に参加した新メンバー、スタンダード。通称“スタン”。兵士としての能力は高く、素子からの信頼も高い存在。しかし陽気な性格のお調子者であることから、部隊では“オモシロ”扱いをされている。

お調子者・スタンダードを演じるのは、『呪術廻戦』七海建人、『極主夫道』主人公・龍などの声を務める津田健次郎さん。声優のみならず、映画やドラマなど多方面で活躍し、高い人気を持っている津田が代名詞の低音イケボではなく、コミカルで明るいスタンを演じているのも注目ポイント。

 

シマムラタカシ(CV:林原めぐみ)

そして最後に、草薙たち新生公安9課が立ち向かう謎の存在「ポスト・ヒューマン」に覚醒した14歳の中学生、シマムラタカシ。鬱屈した学校での日常から自作のゲームに逃避するナイーブな少年だったが、ある日を境に「ポスト・ヒューマン」へと覚醒。民意を束ねるシステムを制作したのち、行方を眩ませる。草薙たちはそのシステムを手がかりに彼の行方を捜索していくことに。

物語のカギを握るシマムラタカシを演じるのは、『新世紀エヴァンゲリオン』綾波レイ、『名探偵コナン』灰原哀/宮野志保でお馴染みの林原めぐみさん。トグサを演じる山寺宏一とはほぼ同期といった大ベテランの林原が、今回14歳の少年、シマムラタカシを演じる。今まで幅広く様々なキャラクターを演じてきた林原が演じる繊細だけども強い心を持つシマムラタカシを、ぜひスクリーンでご覧ください。

劇中用語 徹底解説

草薙素子たちが所属する“公安9課”とは…

内務省公安部内に編成された、首相直属の独立部隊。様々な経歴を持ったプロフェッショナルが集まった少数精鋭の特殊部隊で、電脳犯罪などの芽を事前に潰すため、超法規的に活動する。荒巻大輔をトップに草薙素子が隊長を務めていたが、2045年においては組織の性質は以前とは異なるものになっていた。トグサが隊長を務めた時期もある。帝都総理の密命により、草薙素子、バトー、トグサらオリジナルメンバーにより再編成。さらに江崎プリンも加わり新生公安9課が誕生!





 

“電脳“と“義体化“とは…

まず、「電脳化」とはマイクロマシン技術などを使い、情報ネットワークに接続できるようにした脳のこと。劇中の世界においては、大多数の人間は電脳化しており、互いに回線を繋ぐ電脳通信(電通)で会話をするだけでなく、電脳空間内の仮想空間で会議を行うことも可能。他人の電通を盗聴することは“枝をつける”と表現される。首の後ろにインターフェースが設けてある。先進国や富裕層の人々においては一般的な技術となっている。

そして「義体化」とは人体組織を人工の器官に置き換えること。マイクロマシン技術により、本来の補完的機能を超えて、目的に応じて各器官および各身体的能力を増強・拡張した義体も数多く見られる。バトーは両眼を「眠らない眼」と呼ばれる義眼に置き換え、サイトーは左目が狙撃用に特化した「タカの目」と呼ばれる義眼を備えている。また草薙素子など、ごく限られた一部の人間は全身を義体化している。

 

“サスティナブル・ウォー(持続可能戦争)”とは…

Great4(米帝、中国、ロシア、ヨーロッパ連合)が持続可能性を追求し始めた“産業としての戦争”。米帝における“ある人工知能”の使用を発端として始まった。しかし各国が自国の利益を第一に考えた結果、2044年に全世界同時デフォルトが起き、各国の金融経済は麻痺。貧困を背景に戦況は緩やかに拡大しつつある。『攻殻機動隊 SAC_2045』では “サスティナブル・ウォー”が各地で繰り広げている近未来が描かれている。

“ポスト・ヒューマン“とは…

驚異的な演算処理能力と、シンギュラリティ(技術的特異点)を超えた能力を持つ謎の存在。電脳社会に突如出現した新人類と称され、その目的は既存の社会構造の転覆とされる。普通の人間が、ある症状の発症を経たのちポスト・ヒューマンになると推察されているが、その原因はわかっていない。『攻殻機動隊 SAC_2045』では、“ポスト・ヒューマン”が引き起こす事件に、草薙素子たち新生公安9課が立ち向かっていく。

現在日本で見つかっているポスト・ヒューマンは、矢口サンジ、ミズカネスズカ、シマムラタカシの3名である。




 

アニメ映画『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』作品情報

2021年11月12日(金)より劇場公開[2週間限定]

 

イントロダクション

シーズン1に新たなシーンを加えて再構成 全カットフルグレーディング 劇場版として新生

神山健治(総監督)×荒牧伸志(総監督)×藤井道人(監督)による新たな『攻殻機動隊』

人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来において電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻性の組織、公安9課。1989年に士郎正宗により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を起源とし、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群が展開されている『攻殻機動隊』。

シリーズ最新作『攻殻機動隊 SAC_2045 』は、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの神山健治と、『APPLESEED』シリーズの荒牧伸志が共同監督としてタッグを組み、田中敦子、大塚明夫、山寺宏一ほか『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズのオリジナルキャストが再集結。Production I.G × SOLA DIGITALARTSにより制作され、2020年4月よりシーズン1全12話の全世界独占配信がNetflixにて開始。以来、その鮮烈なSFアクションと、時代を予見した独自の世界観により、新たなファンを獲得し続けている。

シーズン2の制作も既に決定している本作シーズン1が、日本アカデミー賞6部門受賞の『新聞記者』や、『ヤクザと家族 The Family』等、実写映画で活躍する藤井道人が監督として構成を手掛け、新たなシーンの追加と全カットフルグレーディングにより、劇場用長編アニメーションとして新生する。

 

ストーリー

持続可能な戦争(サスティナブル・ウォー)がもたらす新たな支配種“ポスト・ヒューマン”

再び組織される草薙素子率いる公安9課、通称“攻殻機動隊”

2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来――。

内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。

そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される――

 

スタッフ

原作:士郎正宗『攻殻機動隊』(講談社 KCデラックス刊)
総監督:神山健治×荒牧伸志
監督:藤井道人
脚本:神山健治・檜垣 亮・砂山蔵澄・土城温美・佐藤 大・大東大介
キャラクターデザイン:イリヤ・クブシノブ
3Dキャラクタースーパーバイザー:松重宏美
プロダクションデザイナー:臼井伸二・寺岡賢司・松田大介
モデリングスーパーバイザー:田崎真允
リギングスーパーバイザー:錦織洋介・井上暢三
エフェクトスーパーバイザー:清塚拓也
ライティングコンポジットスーパーバイザー:高橋孝弥
編集:古川達馬
カラーグレーディング:松本 勝
音楽:戸田信子×陣内一真
サウンドデザイナー:高木 創
主題歌:「Fly with me」millennium parade×ghost in the shell:SAC_2045
音楽制作:フライングドッグ
主題歌協力:ソニー・ミュージックレーベルズ
制作:Production I.G×SOLA DIGITAL ARTS
製作:攻殻機動隊2045製作委員会
配給:バンダイナムコアーツ

 

キャスト

田中敦子
阪脩
大塚明夫
山寺宏一
仲野裕
大川透
小野塚貴志
山口太郎
玉川砂記子
潘めぐみ
津田健次郎
曽世海司
喜山茂雄
林原めぐみ

 
公式サイト
公式ツイッター

(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
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