音楽
内田雄馬9thシングル「Good mood」&ライブBD「Equal Sign」インタビュー

内田雄馬さん9thシングル「Good mood」&『YUMA UCHIDA LIVE 2021「Equal Sign」』ライブBlu-ray&DVD同時発売記念インタビュー|「Good mood」はシングル表題曲初のバラード!

内田雄馬さんの9thシングル「Good mood」と、『YUMA UCHIDA LIVE 2021「Equal Sign」』ライブBlu-ray&DVDが、2022年2月9日(水)に同時発売!

「Good mood」はシングル表題曲初のバラードナンバーで、男性のせつない失恋を歌った曲。カップリング曲の「Angel」は明るいラブソングで「Kiss Hug」の続編的な曲となっています。

『YUMA UCHIDA LIVE 2021「Equal Sign」』ライブBD&DVDには、10月16日と17日に幕張メッセイベントホールで行われた1年半ぶりのライブの17日夜公演の模様を収録。2ndアルバム『Equal』を中心に、プロダンスチームのKOSE 8ROCKS(コーセーエイトロックス)をゲストに迎え、エネルギッシュなステージを展開しました。

そのほかにも、企画映像の榎木淳弥さんとのドライブや、17日の昼公演で披露された「初恋」、ライブの裏側に追ったドキュメント映像なども収録した大ボリュームの内容です。

両アイテムの聴きどころや見どころ、そして注目ポイントをご紹介していただきつつ、2022年の抱負をお聞きしました。

 

 

「Good mood」は、男性の失恋を歌った、「メロディやグルーヴ感で聴かせる新しい形のバラード」

──2021年のアーティスト活動を振り返ってみての感想をお聞かせください。

内田雄馬さん(以下、内田):2021年は出会いが多かった1年でした。ライブに出演してくれたKOSÉ 8ROCKSなど、様々な出会いが僕の世界や興味を広げてくれて、新しいものを与えてもらえました。

──2021年はシングル2枚にアルバム1枚、そしてライブとかなり充実した音楽活動だったのでは?

内田:充実した活動させていただけてありがたい限りです。急きょいただいたタイアップ(『灼熱カバディ』ED曲)で8thシングル「Comin' Back」をリリースすることになるなど想いもよらなかった吉報もあって。たくさんの縁の積み重ねと巡り会いに感謝しています。

 

 

──今回リリースされるシングル「Good mood」のコンセプトをお聞かせください。

内田:シングルの表題曲としては初めてのバラードナンバーです。昨年リリースした2ndアルバム『Equal』では、内田雄馬らしい楽曲をさまざまな切り口から存分に表現できたので、新曲では、よりシンプルに今の自分がやってみたいことを形にしようと。以前から音楽チームでもいつか表題曲でバラードを歌いたいと言っていたこともあり、「Good mood」に決まりました。

──そんな「Good mood」はどのような楽曲でしょうか?

内田:叶わなかった恋をイメージしていて、好きな人と一緒にいる時に感じた「Good mood=良い雰囲気」を題材に、届きそうで届かない大人のせつない想いを歌っています。

一般的にバラードは歌い上げたり、ダイレクトに物語で伝える曲が多い印象がありますが、この曲はメロディやグルーヴ感で聴かせる曲になっていて、新しい印象を与えてくれるバラードになっているかなと。さすがShogoさん(作詞・作曲)です。

──叶わない恋の歌とお聞きして驚きました。好きな女性の態度が少し変わって、この恋は成就するかもしれないという男性の熱い想いは歌われていますが、結末は明かされないままで。聴き手に想像させる意図は感じましたが、曲名からハッピーエンドなのかなと思っていました。

内田:聴き手によって受ける印象が異なるのもストーリー性のある楽曲の素敵なところですよね。 僕は失恋のイメージを持って制作してました(笑)。

バラードの場合、あまりに想いを固めて歌うと重たい楽曲になってしまうので、あえて自分の中でイメージを固めないようにして、サウンド的な部分、メロディやグルーヴ感を優先してそこに言葉をはめていくように歌いました。

サビで韻を踏みまくっていますし、主旋律のピアノだけではなく、全体のリズムで聴かせるような感じです。なので、バラードなのにグルーヴ感とリズムの印象が強いと思います。

 

 

──Dメロの「手を伸ばして抱き寄せてなんて普段出来ないけどどうしてかな 今夜なら許される気がして」も愛おしく感じられますし、曲調はせつないけれど、内田さんの歌声から情熱や優しさ、温かさが感じられたことでハッピーエンドを想像してしまったのかもしれません。

内田:僕の声質は生命力強めというか(笑)。派手さはないですが、明るい成分があるからそう聴こえたのかもしれませんね。サビの韻のハマりが歌っていても聴いていてもすごく気持ちいいのでお気に入りです。

──レコーディングで意識した点は?

内田:歌とピアノをメインに聴かせる曲であり、バラードとして歌うのですが、グルーヴをメロディで作らなければいけないので、録る前にどのマイクを使うかといったかなり細かいところまで丁寧にこだわってアプローチしました。

楽曲自体は、1つでももたつくと全体の雰囲気が崩れてしまう難しい曲ですが、歌い切れた時には、美しくて聴き心地のいい曲になるんです。

──「Good mood」のMVでは、好きな人を想い、憂いを帯びたような表情がせつなくて、印象的でした。

内田:箱根の美しい場所での撮影で、映像には残っていませんが紅葉がまだ残っていて、小旅行している気分でした。

楽曲は必ずしも冬のイメージというわけありませんが、リリース時期に合わせてロッジの暖炉前でリップシンクしたり、冬の雰囲気を感じられる美しくもせつない映像になりました。ストーリー性があるMVなので、ぜひ曲と合わせて楽しんで下さい。

 

 

カップリング曲「Angel」は20代のうちだからこそ挑戦できたキラキラしたラブソング!?

──カップリング曲の「Angel」もラブソングですが、表題曲とは対照的な明るいポップチューンですね。

内田:初々しい恋愛を歌った「Kiss Hug」(4thシングル「Rainbow」CW)の系譜を継ぐ楽曲を作りたいという提案をいただいたのがきっかけでした。ああいったタイプの初々しい恋愛の曲が1曲だけというのも寂しいですし、20代のだからこそ挑戦できるかなと(笑)。

「Good mood」がせつないバラードだったので、「Angel」は明るいポップな楽曲にしようということで、キラキラ感あふれる歌詞ですが、カッコいいサウンドに仕上がっていると思います。

 

 

──「いつの間にか忘れてた恋の始め方やコツ」や「青すぎた頃みたいに」など大人になったことを感じさせますね。

内田:僕らの年齢では、こういった初々しい感覚を感じることはもうないかもしれません。それでも、この曲を聴いた僕と同じ世代の方が、恋に対して純粋でただ突き進んでいた頃を思い出したり、現在進行形で恋することや好きな人を想ってワクワクしている世代の子たちに楽しんでもらえればいいなと思っています。

──「心のど真ん中を撃ち抜いて」や「世界中の何よりも綺麗だよ」など口にするのに勇気がいるフレーズが並んでいて、大人になったら言えるものなのかなと思いました。

内田:僕も言えませんよ!(笑) むしろ若いからこそ表に出すことができるストレートな感情表現だと思います。

大人になれば他の表現を選んでしまいますし、場合によっては伝えないといった選択肢も出てくると思うんです。これだけ直球を投げ込めるのは若いうちの特権ですね。

デモ段階ではより若い、10代っぽい歌詞で、初々しすぎたり、大胆すぎたのでその辺りはより多くの方に楽しんでもらえるラインを探って少し抑えたりもしました。ただ、こういった初々しい感情は誰でも経験してきていると思いますので、きっと共感やイメージはしやすいと思います。

 

 

──これからも30代の恋愛、40代、50代……と世代別のラブソングを歌ってほしいです。

内田:いいですね。良い年の取り方をしていれば、その分いろいろな表現を音楽でもできるはずなので楽しみです。

──Easy Listening Clipでは、画面の前にいる人を楽しませようとしてくれている感じが素敵でした。可愛らしい表情が多かった気がします。

内田:振り切ってやらせていただきました(笑)。ポップな映像に仕上がったと思いますので、見て下さる方がくすっと笑ったり、元気になったり、ポジティブな感情になっていただけたら嬉しいです。

 

 

──今回収録されている3曲中2曲がラブソングなのは、発売日がバレンタインデー近くということも意識されたからなのでしょうか?

内田:実は偶然なんです。リリース日としては、僕が大好きな肉(29)に掛かっています(笑)。

──ジャケットのコンセプトやどんな撮影だったのか、お聞かせ下さい。

内田:ジャケットもせつない雰囲気にしたかったのでモノクロにしたり、完全生産限定盤では表情も物憂げで、前に花を入れたりと、繊細なビジュアルになりました。通常盤では笑顔で、想い出写真のようなイメージです。

 

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