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アニメ『地球外少年少女』和氣あず未インタビュー

波乱万丈の展開にドキドキ! 後編にかけて意思を見せる心葉に注目!! オリジナルアニメ『地球外少年少女』和氣あず未さんインタビュー

宇宙って楽しい!から待ち受ける怒涛の展開! 前・後編の見どころは?

ーー『地球外少年少女』は宇宙が身近に感じられるような部分もありますが、テクノロジーなど、どのあたりが気になりましたか?

和氣:宇宙は果てしないしすごいものなんですけど、何もない空間という印象もあるんです。音もないし、宇宙で一度迷ったら一生帰ってこられないんじゃないかという怖さもある。

でも『地球外少年少女』の中の宇宙って、すごく綺麗な空間で、彗星が飛んできて大変なことにはなるんですけど、宇宙ステーション「あんしん」には、子供たちが喜びそうな場所がたくさんあるんですよね。

それこそ食べ物の自販機なんて、大人になってもちょっと憧れるじゃないですか。自販機からご飯が出てくる!!みたいな。宇宙食は、たこ焼き味とかケーキ味とかは食べたことがあるんですけど、作中に出てくるアイスバーみたいな感じになっている宇宙食も食べてみたいなって思いました。

あとは宇宙でもインターネットが通じていて、スマート(※スマートフォンに代わる次世代ウェアラブルデバイス)で、宇宙でも配信ができちゃうのはいいですよね。スマート自体は宇宙関係なく、2045年のテクノロジーですけど、面白そうだし、私も配信やってみたいな!と思いました。

主人公が子供たちなので、そういう宇宙の面白そうなところを、子供らしく楽しんでいるから、安心して笑って見ていられる描写が多いのかなって思いました。

ーーおじさんオペレーターたちの会話は難しかったですけどね。

和氣:オペレーター3人の会話って、THE・宇宙ですよね!(笑) 子供たちと緊迫さが違う感じでしたけど、普通の宇宙モノはオペレーター3人のような会話をしているんでしょうね。

ーー視聴者は美衣奈目線で見るとわかりやすいと監督もおっしゃっていましたし。ちなみにアフレコは登矢と一緒のことが多かったのですか?

和氣:一番一緒に録れたのは登矢くんでした。登矢と心葉の掛け合いも話が進むと増えてくるんですけど、やっぱり同い年で同じ環境で育ってきたから、お互い“自分のほうがしっかりしなきゃ!”っていう気持ちがあるんですよね。

生きるという未来に関するところでは登矢が心葉を支えていかなければ!と思っているし、人間関係の面では、登矢くんが暴走しないように自分がしっかりしなきゃ!と心葉は思っている。そうやってお互いがお互いを支え合っているんです。

「心葉は登矢に対してお母さんみたいな感情を持ってほしい」というディレクションもあったので、登矢は幼馴染ですけど、ときには子どものようになだめたりすることを意識していました。

ーー最初は宇宙旅行って楽しい、宇宙に行ってみたいという入り口だったと思いますが、徐々に怒涛の展開になっていくそうですね。

和氣:そうですね。入り口は、気軽に行ける宇宙、宇宙って楽しそう!から始まり、そこから彗星が落ちてきたりして、宇宙の怖さを知ることになるんです。あとはAIと人間の関係性も見どころになっていきます。人間とAIがぶつかるというものではないんですけど。

本当に波乱万丈で、平和になったと思ったら次の問題がすぐに来るような感じだったので、私も台本をもらうたびに驚いていました。いつになったら落ち着くんだろうっていうくらい詰め込まれていたので、次はこんな展開になるんだ!って飽きずに、常にドキドキしながら見られる作品だと思います。

あと時折心葉は謎の声を聞くんですけど、そういう謎も明らかになっていくので、謎解きの要素も楽しめるのかなと思います。

ーーでは最後に、この作品を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。

和氣:前編はドキドキワクワクの冒険が詰まっているんですけど、後編はさらにそれが増していきます。

心葉としては、前編で自分の死を受け入れているような描写もあったし、頭にインプラントが埋め込まれているというのもあるんですけど、常に死を受け入れているようなところがあるんです。

ただ後編では、心葉として強い意思が芽生えるシーンがあったりするので、そこでは「心葉が成長したな!」って思いました。台本をいただいたときも、心葉はこんなにしゃべるんだって驚いたくらいです。なので強い意思を持った心葉も見てほしいです。

あと、この作品のキャッチコピーが「未来からは逃れられない。」なんですけど、それを感じる登矢のセリフも出てくるんです。そこは私もジーンときたところだったので、ぜひそこにも注目してください。

[取材・文・撮影/塚越淳一]

オリジナルアニメ『地球外少年少女』作品情報                  

■1月28日(金)前編、2月11日(金)後編、新宿ピカデリー他にて各2週限定劇場上映
※上映館の最新情報はこちら

■劇場公開限定版Blu-ray&DVD 2月11日(金)発売
※数量に限りがございますので、上映期間中に品切れとなる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※Blu-ray・DVDの購入には、劇場にて発券する座席指定券、もしくは入場後の半券が必要となります。

■Netflixにて世界同時配信(全6話一斉配信)
http://www.netflix.com/orbital-children

スタッフ

原作・脚本・監督:磯 光雄(「電脳コイル」)
キャラクターデザイン:吉田 健一(「交響詩篇エウレカセブン」シリーズ、「ガンダム Gのレコンギスタ」他)
メインアニメーター:井上 俊之(「電脳コイル」、「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」他)
美術監督:池田 裕輔
色彩設計:田中 美穂
音楽:石塚 玲依
音響監督:清水 洋史
制作:Production +h.
配給:アスミック・エース/エイベックス・ピクチャーズ
製作:地球外少年少女製作委員会

キャスト

相模登矢:藤原夏海
七瀬・Б・心葉:和氣あず未
筑波大洋:小野賢章
美笹美衣奈:赤﨑千夏
種子島博士:小林由美子
那沙・ヒューストン:伊瀬茉莉也 ほか

主題歌>

春猿火(KAMITSUBAKI RECORD)「Oarana」
作詞・作曲:Vincent Diamante

ムビチケ前売券(オンライン)

前売り価格:各1,500円(税込)
<前編>
販売ページ:https://mvtk.jp/Film/075306
販売期間:1月27日(木)23:59迄
特典:登矢、心葉、大洋 スマホ壁紙

<後編>
販売ページ:https://mvtk.jp/Film/075305
販売期間:2月10日(木)23:59迄 
特典:美衣奈、博士、那沙 スマホ壁紙

来場特典

■前編:描き下ろしミニ色紙(3種・ランダム)
イラスト:磯光雄(監督)、吉田健一(キャラクターデザイン)、井上俊之(メインアニメーター)

■後編:複製原画セット(2枚1セット計3種・ランダム)
磯光雄、吉田健一、井上俊之、それぞれが担当したシーンからお気に入りの原画をセレクトし、その複製原画をプレゼント

※公開劇場にて数量限定配布、なくなり次第終了となります
※各特典はデザイン、使用が一部変更となる可能性がございます

公式サイト
公式ツイッター(@Chikyugai_BG)

TVアニメ『電脳コイル』作品情報                        

スタッフ

原作・脚本・監督:磯 光雄
アニメーションキャラクター:本田 雄
総作画監督:井上 俊之、本田 雄、板津 匡覧
美術監督:合六 弘
色彩設計:中内 照美
音楽:斉藤 恒芳
音響監督:百瀬 慶一
制作:マッドハウス
製作:電脳コイル製作委員会

配信

Netflix、Amazonプライム・ビデオ、dアニメストアほか各種サイトより好評配信中
Netflix
Amazonプライム・ビデオ

Blu-ray発売情報

◆Blu-ray Disc Box
価格:37,000(税抜)
販売元:バンダイナムコアーツ

★アニメイト通販での購入はこちら

公式サイト
公式ツイッター(@DennohCoil)

(C)MITSUO ISO/avex pictures・地球外少年少女製作委員会
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