アニメ

2022-03-19 18:00

陛下にも幸せになって欲しい。苦しさマックスだったあのセリフーー冬アニメ『プリンセスコネクト！Re:Dive Season 2』キャル役・立花理香さんインタビュー【連載第11回】

墓場まで持っていこうとした裏話が明らかに!?

――物語以外のこともお聞きします。エンディングテーマ「旅立ちの季節」は、今回も【美食殿】の3人が歌っています。どのようなことを意識してレコーディングしたのでしょうか？

立花：今回の曲は“落ち着けるところに帰ってきたよ”って雰囲気を出すために、歌うよりは語りかけるように録りました。本当に3人が家に帰ってきて今日の思い出を語り合うみたいなイメージというか。歌詞の言葉をちゃんと伝えようと、ハモりも全然ないんですよ。

――その中で、特に印象深いフレーズを挙げるならどこでしょうか？

立花：〈やれるだけやりきったらあとは食べて寝て〉ですね。

――このフレーズは【美食殿】らしくていいですよね。コッコロ役の伊藤さんにお聞きした時も、この部分が好きだと言っていたんですよ。

立花：嬉しい〜。アニメでより一層思いましたけど、【美食殿】にとって食べることや寝ること、帰る場所があることは、すごく大事だと思うんです。だからこそ、この歌詞はすごく好きですね。

――物語の中でも、第1話然り、多くの話数でこのテーマが表現されていますよね。クエストを終えてギルドハウスに帰ってきたり、ホッとひと言つぶやいたり、逆になにも言わずにご飯を食べたり。

立花：先ほど話したように、（第10話で）ペコに助けを求めるキャルも意外だったんですけど、もうひとつ第2期でキャルの意外な部分があって。何回か「お家に帰る！」と言っているんです。キャルの言う“お家”って【美食殿】のギルドハウスなんですよね。キャルにとってあのギルドハウスはちゃんと帰る場所になったんだなと思って、染み入るシーンでは全然なかったのに、そのセリフを聞いて嬉しくなりました。

――自然に出てくるのは感慨深いですね。そういうのを敢えて感じさせる出来事があったからではなく、当たり前のこととして帰る場所がそこだと。

立花：本当に。そうなってよかったなって思います。

――では、これまで『プリコネR 』関連でいろいろ活動してきて、いまだから言える裏話がありましたら、お聞かせください。

立花：これは墓場まで持っていこうと思っていたので、言ったことはないと思うんですけど……実は私、オーディションではコロ助（コッコロ）も受けていたんです。意外ですよね？（笑）

いまとなっては、えっ!?って感じですが、実は受けていました。

――それは気になりますね。原作のある作品ではないので、自分でイメージして役作りしたと思うのですが、口調はいまのコッコロのような感じだったのでしょうか？

立花：いや、それこそ絶対に墓場まで持っていきます（笑）。ペコの口調を真似るシーンはこれまでもちょこちょこありましたけど、コロ助のモノマネだけは絶対にしません！

――コッコロの喋り方って、少し間違うとダウナーぽい方向になってしまうとか、加減が難しそうです。

立花：可愛さとママ味と忠誠心、それが本当に絶妙なバランスで。みっく（伊藤美来さん）さすがだなと思いながらいつも聞いています。

――それを言ったらキャルもそうですよ。立花さんだからこそ、キャルの魅力が引き立っているわけで。

立花：そうおっしゃっていただけるとありがたいです。

――最後に、これは【美食殿】の皆さんに共通して聞いているのですが、立花さんにとって「美食」と言ったらどんなものでしょうか？

立花：美食かぁ……いまの気分だと、完全に“餃子とビール”なんですよね（笑）。

――皆さんが知っている立花さんのイメージそのままじゃないですか（笑）。

立花：（少し考えて）やっぱり冷たいビールと熱々餃子かな。最高ですよね！

――これは共感度だったら一番かもしれないですね。ちなみに、ほかの3人は本当に三者三様だったんですよ。

立花：性格が出ますよね。でも、『プリコネR』のアニメを通して、おにぎりってすごい力のある食べものだと再認識しました。

この間、久しぶりに家で人の握ったおにぎりを食べたら、こんなに美味しかったっけ!?と思ったんです。もちろん、コンビニやスーパーで売っているものやお弁当のおにぎりも美味しいですけど、家で握ったおにぎりって、しょっぱいところと薄いところがあったりするのも手作りならではで。なんかいいなぁと思ったんですよ。

――物語の中でも、大きな役割を担っていますからね。

立花：めっちゃ重要ですよね。キーパーソンと言っても過言ではないです。

――綺麗な話に落ち着きました。

立花：餃子とビールも綺麗ですよ!!（笑）

――間違いないですね。いろいろとありがとうございました！

［取材・文／千葉研一］

『プリンセスコネクト！Re:Dive Season 2』連載バックナンバー

｜連載：01

守屋竜史（プロデューサー）×上内健太（アニメーションプロデューサー）

｜連載：02

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｜連載：12

｜連載：13

｜連載：14

TVアニメ「プリンセスコネクト！Re:Dive Season 2」作品情報

■放送情報
TOKYO MX
2022年1月10日より毎週月曜 24:00～

BS11
2022年1月10日より毎週月曜 24:00～

KBS京都
2022年1月10日より毎週月曜 24:00～

サンテレビ
2022年1月10日より毎週月曜 24:00～

テレビ北海道
2022年1月10日より毎週月曜 25:30～

TVQ九州放送
2022年1月10日より毎週月曜 26:00～
再放送：毎週土曜 6:30～

テレビ愛知
2022年1月10日より毎週月曜 26:05～

AT-X
2022年1月11日より毎週火曜 21:30～
リピート放送：毎週木曜 9:30～/毎週月曜 15:30～

WOWOW
2022年1月12日より毎週水曜 24:00～

※放送開始日・放送日時は予告なく変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

■イントロダクション
紡いだ絆に思いを乗せて、ユウキたちの冒険が再び始まる。

その出会いは突然だった。

意気投合した彼らはあるギルドを結成するーーその名は【美食殿】。

美食の探求を目的とした彼らは愉快な仲間たちと友情を深め、美味しいごはんを食べ、そしてときにはちょっぴり危険な冒険に身を投じ、せわしなくも穏やかな日々を送っていた。

ところが、胸に秘めた思いはやがて交錯し、彼らはかつてない困難に巻き込まれていく。

■スタッフ
原作：Cygames
総監督・シリーズ構成：金崎貴臣
監督：いわもとやすお
キャラクターデザイン：渡辺舞野田康行　栗田聡美楊烈駿
色彩設計：合田沙織
3DCG ディレクター：中野祥典
美術監督：小木曽宣久
撮影監督：米澤寿
編集：木村佳史子
音楽：イマジン
音響監督：金崎貴臣
録音：山口貴之
音響効果：小山恭正
音響制作：東北新社
アニメーション制作：CygamesPictures

■キャスト
ペコリーヌ：M・A・O
コッコロ：伊藤美来
キャル：立花理香
ユウキ：阿部敦
アメス：相坂優歌
ラビリスタ：沢城みゆき
カイザーインサイト：蒼井翔太
ミミ：日高里菜
ミソギ：諸星すみれ
キョウカ：小倉唯
ノゾミ：日笠陽子
チカ：福原綾香
ツムギ：木戸衣吹
ユニ：小原好美
クロエ：種﨑敦美
チエル：佐倉綾音
マホ：内田真礼
カスミ：水瀬いのり
マコト：小松未可子
カオリ：高森奈津美
モニカ：辻あゆみ
クウカ：長妻樹里
ニノン：佐藤聡美
ユキ：大空直美
アユミ：大関英里
サレン：堀江由衣
スズメ：悠木碧
アヤネ：芹澤優
クルミ：植田佳奈
イオ伊藤静
スズナ上坂すみれ
ミサキ久野美咲
ミサト：國府田マリ子
ハツネ：大橋彩香
アオイ：花澤香菜
マヒル：新田恵海
シオリ：小清水亜美
リマ：徳井青空
リン：小岩井ことり
ジュン：川澄綾子
クリスティーナ：たかはし智秋
トモ：茅原実里
マツリ：下田麻美
シズル：生天目仁美
リノ：阿澄佳奈
イリヤ：丹下桜
ミヤコ：雨宮天
シノブ：大坪由佳
ヨリ：原紗友里
アカリ：浅倉杏美
アキノ：松嵜麗
ミフユ：田所あずさ
ユカリ：今井麻美
タマキ：沼倉愛美
ルカ　佐藤利奈
ミツキ：三石琴乃
エリコ：橋本ちなみ
ナナカ：佳村はるか
アンナ　髙野麻美
ヒヨリ　東山奈央
ユイ：種田梨沙
レイ：早見沙織
ネネカ：井口裕香
カリン：洲崎綾

公式サイト
 公式ツイッター（＠priconne_anime）

ゲーム概要

プリンセスコネクト！ Re:Dive

■ジャンル：アニメ RPG
■配信開始日：
iOS 版/Google Play版 2018年2月15日
DMM GAMES版 2018年5月22日
■開発・運営：株式会社 Cygames
■推奨環境：
iOS版：ｉ OS 12.0 以上
Google Play版：Android OS 8.0 以上
DMM GAMES版：Windows 8.1/10 (32 bit or 64 bit)
■ダウンロード
App Store (iOS)
Google Play (Android)
DMM GAMES版
※IOSは、 Cisco の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
※Android 及び Google Play は、 Google LLC. の商標または登録商標です。