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BLCD『ドSな裏アカ男子くん』出演声優3名のインタビュー到着!

初の「共同作業」の感想は……? 4月29日発売のBLCDコレクション『ドSな裏アカ男子くん』より、伊東健人さん、羽多野渉さん、深町寿成さんのオフィシャルインタビューが到着!!

すめし先生原作による話題沸騰の裏アカ系BL『ドSな裏アカ男子くん』のドラマCDが2022年4月29日発売!

S系動画配信者(裏アカ所持)のナナ役を羽多野渉さん、ナナの熱狂的ファンであり無自覚ドMサラリーマンの有村桜季役を伊東健人さんが演じます。

今回は、羽多野さんと伊東さんの対談オフィシャルインタビュー、そしてナナと桜季の当て馬として登場する宮城役の深町寿成さんのオフィシャルインタビューをお届けします!

羽多野さんと伊東さんの対談では10年前のとあるお話について、深町さんのインタビューでは演じたキャラクター・宮城の真実の姿について、それぞれたっぷりとお話いただきました♪

オフィシャルインタビュー

羽多野渉さん(ナナ役)、伊東健人さん(有村桜季役)

――収録のご感想とキャラのご感想をお願いします。

羽多野:まず最初に作品のタイトルからは、内容がまったく想像つかないなと思いました。僕の年齢的なものなのか裏アカがどういうものかいまいち想像がついていなくて(笑)。原作を読んで「あ! そういうことなんだ!」と理解しました(笑)。日々世の中には様々な言葉が生まれていますし、言葉だけではなく、職業なども増えていく中で、恋愛模様も様々。色々な出会い方であるとか、それぞれのドラマの内容というのが多岐に渡っている新しい今だからこそ、たくさんの方に伝わる内容です。原作や台本を読ませていただいて、「あぁ、なるほど~」というところがたくさんありました。タイトルにドSと入っていますが、内容はすごくハートフルな作品に感じましたね。だから同じように自分の演じさせていただいたナナというキャラクターもドSっていうくらいだから怖い人なのかなぁなんて思っていたのですが、全然そんなことないですよね。尖った刃のようなセリフを突きつけていく訳ではなく、すごく一つ一つの言葉を淡々と置いていくタイプというか。なので、あまりわがままで人を傷つけていくような喋り方をしないように心掛けました。

伊東:ついに配信者の攻めがきたかと思いました。 配信者で裏アカを持っているナナくんと僕が演じさせていただいた普通のサラリーマンだけど仕事はかなり出来るといった立ち位置の桜季くん。こういうカップリングって実際のところ中々ないのではないかっていう二人組です。我々名前を表に晒して、声優として活動させていただいている身からすると、裏アカって馴染みの浅いものじゃないですか。

羽多野:裏アカって一般の人みんなが持っているものなの?

伊東:なんだったら一般の人のほうが持ってるものだと思うんですよ。

羽多野:そうなんだ。じゃあ本名のアカウントともう一つ持っているのかな?

伊東:本名は少ないですけど、メインで動かしているTwitterアカウントと他にいくつか持っているというのが、SNSをやってる人たちにとっては当たり前なんだと思います。

羽多野:アカウントを複数持つ楽しみ方としてはたくさんの人格を持っているような感じなのかな。

伊東:人格というか用途を分けている感じですね。例えば、このアカウントは自分の周りの人たち全般と繋がるためにあるアカウントで、これは羽多野さんへの愛を呟くだけのアカウントという分け方とかですね。そうすれば知りたい情報も追いかけやすいですしね。

羽多野:誰かと繋がる目的じゃなくて、好きなことをつぶやくためのアカウントってことか。

伊東:だから僕らが思っているよりは、今の人たちって裏アカに馴染みがあるのかなと思いながら、この作品と向き合っていました。まず桜季くんは、光のオタクだなって思いましたね。そのオタクな部分をもっと曝け出してもいいんじゃないかという気もしますが、それもON/OFFがちゃんと切り替えられる人ということですね。桜季くんは、ナナくんとはまたちょっと違った仕事モードとオタクモードの時との裏表を持っています。そしてナナくんに開発されていくドMな面もあり、お話が進んでいくと桜季くんの色々な面が見えてきます。そういう部分の表現は、ナナくんとは別の多面性みたいなところとして、意識しながら演じさせていただきました。加えて、それぞれ多面性があるということは悪い事じゃないというメッセージを示しているいい作品だと感じました。

――収録のご感想をお願いします。

羽多野:健人とがっつり絡みがあるBLCDは初めてくらいだよね。

伊東:なんだか「初めてだったっけ?」という気もしますね。僕は絡んでなくても羽多野さんの勇姿をスタジオの後ろで聞いていたことは何回かあるので……。

羽多野:勇姿ってなに(笑)。

伊東:今回は本当に光栄ですという感じです……。

羽多野:(笑)。ドラマCDの収録というのはメインの掛け合いを何時間も時間をかけて録っていきます。これだけ長い間掛け合いをやっていくのは、ドラマCDのお仕事じゃないとないんですよね。そして、ドラマCDの収録には映像がないですから、皆さんが聞いて楽しむ上で、自分たちのお芝居ひとつでそれを想像していただきます。台本上のセリフになっていない部分を二人で協力しながら繋いでいって、「あ、今、体勢がちょっと変わったのかな」とか「今、ズボンを脱いだのかな」とか、そういう想像力を皆さんに働かせていただきます。長く共演させていただいている人たちも沢山いますけども、こういう形で同じ事務所の後輩と一緒にお芝居できたっていうのはすごく嬉しかったし、いろんな発見があって楽しかったです。健人は急に爆発力を見せるので(笑)。急にモノローグの部分のお芝居でぶわーー!! っと宇宙に対してツッコんでいるのかな? くらいの爆発力が出るのは素晴らしい才能だと思います。それによって桜季というキャラクターが立体的になっているのを感じて、自分自身もまたナナというキャラクターをどういう風に立体で表現するか真摯に向き合うことができて楽しかったです。

伊東:僕は事務所に所属が決まってから初めて出演したBLCDで、羽多野さんのお芝居を羽多野さんの背中を見ながら聞いていたので今回本当に嬉しかったです。あれはもう10年前のことです……。

羽多野:10年越しに……。光栄だなぁ……。

伊東:あとは宮城役の深町さんとか、サブキャラクターの白石くん、多田くんとか、色々な方に囲まれて非常に楽しくやらせていただきました。現場では、別で収録した方のキャラクターの声を聞いたりしつつ、収録を進めました。それが今回意外と助かりました。シーンとして、そこに流れている空気みたいなものがあるじゃないですか。一緒には録れなかったけど、その空気感というか色みたいなものが、声を聞くときちんと伝わってきました。ありがとう、多田くん白石くん。でも本当は一緒に録りたいんですけどね。まだまだそうもいかない世の中ですから。そんな中、こうやって先輩と二人で芝居をたくさんやらせていただけたっていうのが非常に嬉しい事でした。やっていく中で、僕も新しい発見みたいなのが色々あって。感覚の話なんですけど、ストーリーが進んでいく中で出来るようになったことが、2、3個あったんですよ。だから最初は「これどうやったらいいんだろうな。う~ん、まぁやってみるか…」みたいな感じでやっていたことが、後半になったら割となにも考えないでも「あ、今出来たな」みたいな感覚が自分の中に出来てきました。きっと羽多野さんが引き出してくれた部分だと思います。

羽多野:いやいやいや……。とんでもないです。

伊東:所謂、僕が受け役、羽多野さんが攻め役っていう立ち位置だったので、どちらかっていうと今回は受けがついていくべきというところって沢山あるじゃないですか。羽多野さんの呼吸についていく中で、新しい発見もあったので、非常に楽しみつつ、本当に今日羽多野さんと一緒にやれてよかったなと思いました。
 

――聴きどころを教えてください。

羽多野:本当にたくさんあると思います。個性的な登場人物だったり、聞いていて楽しい部分だったり、色々あると思うんですけど……。今回収録をしていて、思ったのは、多彩なプレイって言うのかな? BLCDはさっき健人が言っていたように攻めと受けの呼吸を合わせて、共同作業でアドリブのシーンを繋いでいくんですよ。しかし今回はただストレートに攻めが攻めて、受けが受けてっていうだけではなくて、世の中のいろんなアイテムを駆使するシーンなんかは普通のBL作品とはまた違った世界を楽しめるんじゃないかなと思います。特殊な世界というか、なかなか足を踏み入れる機会のない世界だと思いますので、その部分が聴きどころだと思います。健人がとってもとっても魅力的に演じてますので。

伊東:それを言ったら……! もうナナくんのドS台詞の数々ですね。

羽多野:ドS台詞(笑)。

伊東:やっぱりこう「く~!」って胸にくるところが沢山あるし、そして桜季くん的には、経験値0から開花していく様みたいなところで悶えてもらえればいいかなと思います。
 

――ファンへのメッセージをお願いします。

羽多野:今回ドSっていうのがタイトルにもありますけども……。僕の中にはドSの要素って本当に砂粒くらいしかないと思うんです……。

伊東:ふふふ……(笑)、小さいですね……(笑)。

羽多野:自分の中の砂粒くらいしかないドS要素をあらゆる手法で大きく大きく広げて、すり潰して、細かく砕いて、ドSのキャラクター・ナナをなんとか演じさせていただきました。でも演じていて、ほのかに自分の中に気持ちよさが漂ったのは、どこかそういう憧れみたいなものが内側にあったのかもしれないですね。そして、きっと皆様の心の中にもSな部分やMな部分って、多少はあると思います。登場人物はすごく気持ちのいい人たちしか出てきませんので、彼らの才能が開花していく様を見守りつつ、安心して楽しんで聞いていただければと思います。よろしくお願い致します。

伊東:作品のテーマのひとつとして、誰にでも表や裏があっていいし、そのどっちが悪いってことでもないし、それぞれの色んな面を好きになっていいんだよというものがあって。それはセリフの中でも言っていましたし、そういうテーマって、今の現代に向けられているように感じます。動画配信者の攻めっていうところもそうですし、今を生きる人たちに特におすすめができるなっていうBLCDです。そういうところも感じながら聞いていただけますと嬉しいです。そしてドSな攻めとドMが開花していく受けというところも楽しんでもいただければと思います。根っこがちゃんとしてるテーマがあるからこそ、聞き終わった後にすごく爽やかな気分になれる。そんなCDになっていると思いますので、ぜひ楽しんで聞いてほしいと思います。よろしくお願いします。
 

深町寿成さん(宮城役)

――収録のご感想とキャラのご感想をお願いします。

深町:今回、最先端のBL作品に触れることが出来て、楽しかったです。宮城は原作のファンの方はご存知の通り、かなりパンチの強いキャラクターなので、演じること自体もとても楽しかったですね。二面性があるキャラなので、ギャップも出せればと思い、お芝居させていただきました。非常に楽しいキャラクターでした。
 

――聴きどころを教えてください。

深町:やっぱり化けの皮が剝がれてからご主人様に対してご褒美を求めるところが一番聞いてほしいところですかね(笑)。すめし先生もお気に入りのキャラクターとのことで喜んでいただけて本当によかったです(笑)。
 

――ファンへのメッセージをお願いします。

深町:ドラマCD『ドSな裏アカ男子くん』を楽しみにしてくださっている皆様、原作を読んでいる方は既にご存知かと思いますが、この作品は令和のBLです! まさに最先端の内容となっております。その中でも僕が演じさせていただいた宮城というキャラクターは非常にインパクトのあるキャラクターだと思います。宮城にも注目して聞いていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

CD情報

BLCDコレクション『ドSな裏アカ男子くん』



 
発売日:2022年4月29日予定
価格:3,300円(税込)
原作:すめし(一迅社)
品番記号:MOBL-1057
JANコード:4549743671352
 
<出演>
有村桜季:伊東健人、ナナ:羽多野渉、宮城:深町寿成 ほか
 
<あらすじ>
サラリーマンの有村桜季は社内でも王子と評されるようなイケメン! 成績優秀で非の打ち所がない完璧な男だと思われているが……実は動画配信者「ナナ」の熱狂的なファン!!
そんな桜季の最近の楽しみは、ナナに激似な男子を通勤電車で見ること…だったはずが――!?
「ナナ激似男子」じゃなくて、まさかの「ナナ本人」!? 突然の推し登場にパニックになる桜季だったが、ストーカーを疑われ、許しを乞うためになぜかナナの裏アカにハメ撮りを投稿することに…!?
 
◆アニメイトオリジナル特典:おしゃべりCD(伊東健人&羽多野渉)
(C) すめし/一迅社2022
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