ボイスコミック『花ふるコロニーロット～26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする～』蕃茄なずな役・茅野愛衣さんインタビュー｜エピソードの中に、女性の好きなものがモリモリ詰まっているんです。

杏穏希厘（あんのんきりん）先生原作、スズキイオリ先生が作画を務めるボイスコミック『花ふるコロニーロット～26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする～』。

ボイスコミックとはコミック作品に音声を付加し、ページに沿ってセリフなどの音声が再生されることで、より臨場感や没入感を体験できるコンテンツです。

アニメイトタイムズでは、comipoにてボイスコミック『花ふるコロニーロット～26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする～』の配信を記念して、本作に出演する声優さんにインタビューを行いました！

今回は本作のヒロイン・蕃茄なずな(ばんかなずな)を演じる茅野愛衣さんにお話を伺いました。

作品やキャラクターの魅力、茅野さんと植物のエピソードなどたっぷりと語っていただきました。

　

茅野さんと「植物」について

――今回はボイスコミックの収録でしたが、ボイスコミックの魅力とは何だと思いますか？

蕃茄なずな役・茅野愛衣さん（以下、茅野）：今回の作品で初めてボイスコミックにふれました。

マンガを読んで、どんな声でしゃべるんだろうというのをイメージするのももちろん楽しいんですけど、ボイスコミックは、マンガを読みながらそのまま声が聞こえてくる――なんて贅沢なんだろうって思いました。

目で絵を見ながら、耳からも作品を楽しむことができるというのは、一度で二度おいしい、新しいマンガの楽しみ方だなと感じました。

　

――本作はガーデニングがテーマになっていますが、何か植物を育てたりした経験はありますか？

茅野：小学生のときタイムというハーブの種をまいて、芽が出るのをすごく楽しみに待っていました。

そのタイミングで旅行に行くことになって、ちょっと家を空けなきゃいけないことがあったんです。

タイムが心配すぎて家に置いておけなくて……鉢を持って新幹線で移動したのを覚えています。

昔から植物は好きで、この子素敵だなと思うと調べて、家で育てています。

最近だとモッコウバラという黄色いバラを育ててみたり、フランスゴムノキを家に置いてみたりしています。

――育ててみたい植物はありますか？

茅野：レモンの木と……トマトを育てたことが無いので、トマトも育ててみたいです。

実をつけるものはこれまであまりやれていないので、育てたお野菜や果物が食べられるのはいいなぁ。

いつかやりたいなと思っています。
　

　　

作品の魅力は？

――恋愛ものとしても面白い作品になっていると思います。胸キュンしたポイントがあれば教えて下さい。

茅野：今回演じたエピソードの中に、女性の好きなものがモリモリ詰まっているんです。

一つ選ぶなら、いつも冷静でマジメなギルが風邪をひいて弱っているシーンです。

普段しっかりしているからこそ、そういうのを見るとキュンとしちゃう、きっとこの気持ちはみんな持っていると思います。

――なずなは、樹がきっかけでトマトへの苦手意識が薄くなっていくシーンがありました。茅野さんも、幼少のころは苦手だったけれど、大人になって克服できたものなどはありますか？

茅野：苦手を克服したとはちょっと違うんですが、私の家では「チョコレートとコーラとハンバーガーは大人の食べ物」というイメージがあって、小さい頃は食べていなかったんです。

だから、はじめて家族でハンバーガーショップに行ったときは「ハンバーガーも、コーラもある！ 大人じゃん！！」と盛り上がって、一大イベントでした。

高校を卒業するころに母にチョコレートの美味しいお店に連れて行ってもらいましたし、大人になってからは一緒にコークハイを楽しんだりしています。

こうやって振り返ると、それぞれアイテムを楽しめるくらい成長してきたんだな、と感じますね。
　

ボイスコミック『花ふるコロニーロット～26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする～』作品情報

　
原作：杏穏希厘（あんのんきりん）
作画：スズキイオリ
作品形式：ボイスコミック
声の出演：茅野愛衣、小野友樹、岡本信彦ほか
監修：東京農業大学
コピーライト　：(C)スズキイオリ/杏穏希厘/comipo comics

あらすじ

製薬会社で働く観劇が趣味の26歳・なずな。
頑張り屋の彼女だが、トラブル続きの日々にややくたびれ気味……。
そんなある日、ふとしたことからおとぎ話の森のような素敵な庭園に迷い込んでしまう。
そこにいたのは、彼女がちょっと苦手に感じていた同期の遠野で……！？

祖母から受け継いだ庭の手入れを密かな趣味とする彼が、愛情を注いできた美しい植物たち。
庭での穏やかなひとときは、とても心地よくて……。

ゆっくりのびのび育っていく植物たちと共に芽吹きはじめる、かすかな恋の予感。
なずなの毎日が、すこしずつ輝きはじめる――。

キャラクター紹介

蕃茄なずな(ばんかなずな)　CV:茅野愛衣

　
本作のヒロイン。
明るく前向き、職場では後輩にも慕われる26歳。
苗字の蕃茄(ばんか)はトマトの別名。
子供のころに名前をネタにからかわれたことがあり、なんとなく植物全般に苦手意識を持っていた。
遠野家の『庭』を訪れたことをきっかけにガーデニングに興味を持つことに。
『赤毛のアン』が大好きで、作中に登場する男の子・ギルバートは初恋の人。
純真でのびのびした性格の半面、けっこう怖がりでメルヘンチックな一面も。
樹のやわらかな物腰やふとした仕草に、たびたび意識してしまうことも……？
けれど本人の認識はあくまで「ガーデニングの師匠と弟子」！

遠野ギルバート樹（とおのぎるばーといつき）　CV:小野友樹

　
なずなの同僚。
スウェーデン出身の祖母を持つクォーター。
生真面目でおだやかな性格をしているが、口数が少ないため会社ではとっつきにくい印象を持たれることも。
祖母から受けついだ『庭』つきの一軒家に一人で暮らしている。
不器用ながらも懸命に取り組むなずなに、優しくガーデニングの手ほどきをする。
素直で表情のコロコロ変わる彼女を、無意識に気にかけているような場面も……？？
祖母亡き後すぐに荒廃してしまった庭を、手塩にかけて一人で元通りにしてきた。
とある過去があり、植物のなずなは樹にとって特別な存在。
実はクリームソーダが好き、虫がちょっと苦手。

遠野アルバート蓮（とおのあるばーとれん）　CV:岡本信彦

樹の弟。
社交的で自由奔放な性格の大学生。
祖母似で日本人離れした華やかなビジュアルの持ち主のため、外出先では注目の的になることもしばしば。
見た目で敬遠されないようにと、誰とでも距離が近く、フランク＆フレンドリーに接する。
樹となずなの関係を見守りつつもちょっかいを出したがる、イタズラ好きなところも。
ちなみになずなからの第一印象は「天使……？」だった。

●配信先

マンガアプリ『comipo』
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WEBサービス『DLsite comipo』