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『地獄楽』第二期、亜左弔兵衛役・木村良平さん×山田浅ェ門桐馬役・小野賢章さんインタビュー

『地獄楽』木村良平さん×小野賢章さんインタビュー|亜左弔兵衛&山田浅ェ門桐馬、亜左兄弟がついにカムバック! 再会したふたりの成長・変化について

現在放送中のTVアニメ『地獄楽』第二期。先日放送された第20話では、ついにあの亜左兄弟が再会を果たし、その胸熱な展開にファンの間で話題となりました。

今回、本作の連載インタビューに登場するのは、亜左弔兵衛役・木村良平さんと山田浅ェ門桐馬役の小野賢章さん!

これまでの弔兵衛、桐馬のお話から、木村さん曰く「楽しくて仕方がなかった」という手練れ揃いのアフレコ現場、そして、兄弟の再会シーンのことまで、たっぷりと語っていただきました。

亜左兄弟の再会を噛み締めつつ、本稿も楽しんでいただけたら幸いです!

 

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仙薬の手がかりを求め、島を統べる化物"天仙"の居城に着いた一行。島からの生還には、もはや死罪人も執行人も関係なく協力が不可欠だった。一方で、幕府は“山田浅ェ門殊現”を筆頭に神仙郷への追加上陸を命じていた。そこには、画眉丸と因縁のある石隠れ衆の姿も。一刻も早く仙薬を見つけて島から脱出しようとする画眉丸たちだったが、彼らの前に天仙たちが立ち塞がる。仙薬を巡る戦いは“人間”と“天仙”の全面対決に突入する——!!作品名地獄楽第二期放送形態TVアニメシリーズ地獄楽スケジュール2026年1月11日(日)~テレビ東京ほかキャスト画眉丸:小林千晃山田浅ェ門佐切:花守ゆみり亜左弔兵衛:木村良平山田浅ェ門桐馬:小野賢章杠:高橋李依山田浅ェ門士遠:小林親弘ヌルガイ:小市眞琴民谷巌鉄斎:稲田徹山田浅ェ門付知:市川蒼山田浅ェ門殊現:鈴木崚汰山田浅ェ門十禾:遊佐浩二山田浅ェ門清丸:内田真礼山田浅ェ門威鈴:大原さやかシジャ:村瀬歩結:能登麻美子メイ:小原好美天仙:諏訪部順一天仙:甲斐田裕子スタッフ原作:賀来ゆうじ『地獄楽』(集英社ジャンプコミックス刊)監督:牧田佳織シリーズ構成:金田一明キャラクターデザイン:久木晃嗣美術監督:東潤一色彩設計:末永...

 

亜左兄弟として振り返る『地獄楽』

──2023年に放送された第一期の振り返りからお聞きできればと思います。印象的なシーンやセリフなどあれば教えて下さい。

木村良平(以下、木村):弔兵衛としては、やっぱり「俺の神も俺だ」と張り上げるところですね。彼を象徴する場面でもありますし、真っ先に浮かぶシーンです。

小野賢章(以下、小野):それでいうと僕は……ずっと「兄さん」って言ってました(笑)。だから印象に残っているのは、やっぱりそのセリフですね。あと、この頃、別の作品でシスコンの役をやっていて、「兄さん」「姉さん」と言いまくっていたので、その印象も強いです(笑)。桐馬は、兄弟愛が大きな軸になっていたと思います。

──おふたりが演じる亜左兄弟は、非常に人気の高いキャラクターですが、ファンの反響などは届いていましたか?

木村:「この兄弟コンビが好き」という声はかなり多かったですね。弔兵衛単体が好き、と言ってくださる方もいますが、兄弟で一緒にいる姿を愛してくれる方がすごく多い印象です。

小野:一期では物語的にも兄弟での行動が多かったですし、視聴者の方としてもその印象は強いですよね。収録もずっとふたりでやっていました。

──当時は分散収録されていた時期ですよね。

小野:そうなんです。他のキャストとアフレコで会う機会が本当に少なくて。(小林)千晃ともほとんど会えなかった記憶があります。すれ違う程度でしたね。「(兄弟が)他のキャラクターたちと合流するのが楽しみです!」ってファンの方に言われていたのも覚えています。

──第一期から続く要素でもありますが、この作品の大きな特徴として、死罪人と打ち首執行人がペアになって物語を進めていくという構造がありますよね。この「相反する立場の2人が行動を共にする」という仕組みについて、興味深いと思った点や、面白く感じた部分はありましたか?

小野:最初に原作を読んだ時、この設定はすごく面白いなと思ったのをよく覚えています。その中でも亜左兄弟って、そもそも兄弟ですし……。わざわざ兄を助けるために、弟が打ち首執行人側につくという、他のペアとはちょっと違う、設定として「成立していないような関係性」になっているところがまず面白いです。

相反する立場のふたりが物語の中でどういう関係性を築いていくのか、原作を読んだ時、その過程を楽しみにしていたポイントのひとつでした。

──ありがとうございます。木村さんは、この関係性についてどう感じていましたか?

木村:山田浅ェ門同士だけで島に行っても面白くないですし、死罪人だけを送り込んでもただ殺し合って終わりそう(笑)。これは物語を生み出すための絶妙な設定ですよね。良好な関係性のペアもあれば、相反するものもいて、パワーバランスもそれぞれの関係によっても違う。しかも亜左兄弟は、まさかの最初からグルという(笑)。賢章の言う通りその立て付け(設定)自体が面白いと思います。

 

兄弟のターニングポイントとなった第二期

──第二期では、アフレコも第一期とは収録環境が変わったと思います。改めてその違いについて教えてください。

木村:ここからは、ようやくみんな一緒に録りました。

小野:そうですね。二期は最初から全員一緒だったので、すごく嬉しかったです。一緒に録れると、作品全体の空気がちゃんと見えるんですよね。分けて録るとどうしても物語全体の流れを把握するのが難しくて。

木村:自分が出ていないシーンにも、より気持ちが入るよね。

──シーンとしても、画眉丸と弔兵衛の戦闘や、弔兵衛と桐馬が思わぬ形で衝突したりと、変化がありましたよね。

木村:あそこは……弔兵衛自身は表向きにはブレないんですよ。動揺も見せない。でも本心では相当ショックだったと思います。絶対に選ばないはずの行動を、自分がしてしまったわけですから。

小野:桐馬って、それまでは「兄さんが言うことは全部正しい、全部受け入れる」っていう、極端にいえば盲目的なキャラクターだったんです。弔兵衛を止めるために桐馬が間に入るシーンは、その桐馬が変わるきっかけになるところでもあって、制作陣のこだわりも特に強かったと思います。もちろん全てに力を入れていますが、このシーンはリテイクも何度かあって、細かいニュアンスまで決めてやりました。

なんというか、シリーズ全体の中でも重要な場面として扱われているというのを、演じていても強く感じましたね。

──変化を感じるようなシーンもある中で、おふたりが今シーズンに臨むうえで、役作りや意識したことはありましたか?

木村:変えるというよりも、一期を引き継ぎながらという感じでした。

小野:特に「二期だからこうしよう」と明確に決めて臨んだわけではないですね。一期からの流れがありますし、あくまでその延長線上として演じました。

ただ、2人だけで行動していた一期とは違って、二期では新しいキャラクターたちがどんどん絡んできますよね。そういう他者との関係によって少しずつ変化していく部分は、準備するというよりも現場で敏感にキャッチしたいなと思いながら演じていました。キャラクターの膨らみは、やはり感じました。

──兄弟以外で見せる姿というか、誰かと話す分広がりがありますよね。

小野:ありますね。キャラクターたちが物語の中で変化していくので、それに伴って印象も変わっていきました。

──では改めて、お二人から見て弔兵衛と桐馬はどんな人物でしょう。まずは弔兵衛について、木村さんからお願いします。

木村:力があって、自信があって、頭がいい。そして何より桐馬を大事に思っている。それ以外は正直、割とどうでもいい(笑)。

──弔兵衛は、ただのごろつきじゃないというか。戦って、奪って……みたいなキャラクターとは一味違いますよね。

木村:ごろつきと言ってしまえば、そうなんでしょうけど、その中心には気位の高さが伺えます。彼の中心にはプライドというか、気高さに近いものがあると感じています。

──桐馬の「兄さんが一番大事」という軸にも、変化はありましたか?

小野:そこは全く変わらないです。一番大事に思っているし、というより行動原理みたいな「弔兵衛が何をするか」を気にしているのは変わらないと思います。ただ、二期で他のキャラクターたちとの関わりが増えることによって、「兄さん以外の人間」との距離感が少しずつ変わっていくんですよね。心を開いていく、じゃないですけど割と兄さん以外にはツッコミ気質なんだなとか、冷静に俯瞰している人間なんだなみたいな。

それは、兄弟として生きてきた歴史があって、兄弟以外は信じないという絶対的な価値観から来ているものかもしれないですね。それって簡単に変わるものじゃないんですけど、一期と比較するとちょっとずつ視野が広がってきたような感覚があります。

──15話のタイミングで、ふたりが離れ離れになって弔兵衛は天仙らと行動することになります。兄弟以外と過ごす弔兵衛を演じる際に、何か意識したことなどはありますか?

木村:彼自身、何か演じて取り繕う人間じゃないですから、そのままです。弔兵衛は最終的に天仙たちを裏切るわけですし、彼らと味方になったようなつもりもない。桐馬に対しては、やっぱり深い関係性があるので多少コミュニケーションの違いはあるかもしれないですが、画眉丸や巌鉄斎たちに対しては何か変わることはないですね。

桐馬にしたって、ダルダルに甘い接し方をするような男ではないですし(笑)。

──諏訪部順一さん、甲斐田裕子さん演じる天仙たちとのやり取りもありました。

木村:毎回一緒に収録していましたが、間違いなくあのふたりが1番大変だと思いました。演じ分けはもちろん、単純にキャラクター数が多い。

僕らは自分の戦いが終わったら、次誰かの戦い、みたいな感じですけど、あのふたりは自分の戦闘シーンが終わっても、また自分の戦いが始まるという(笑)。諏訪部さんに、「やっと終わりましたね」って話しかけた時に、「まだまだあるんだよ」っておっしゃっていました。

──おふたり本当に大変そうですよね。一方、桐馬もキャラクターの膨らみを感じるとおっしゃられていましたが、小野さんいかがでしょう。

小野:当然、話す相手によって距離感は違いますよね。僕も友人や仕事相手など、人によって話し方や内容は変わりますし、桐馬も同じような感覚だと思います。僕からすると、弔兵衛は豪快で誰が相手でも関係ないタイプだとは思うんですけど、桐馬はそこも冷静というか。もちろん弔兵衛もクレバーなんですけど、その人によっての距離感的なところは桐馬の方が感じやすいのかなと思います。

木村:桐馬のギリギリの感じが僕は好きですね。多分心を許してはいないんだけど、その場限りの会話をちょっと楽しんでしまう感じ。

──画眉丸らに対して良い距離感ですよね。

木村:そうそう。兄さんには及ぶべくもないお前らだけど、一旦チームっぽくしてやるよ……みたいな(笑)。

小野:桐馬が兄さんと離れてからは、大体付知と巌鉄斎といっしょにいるんですけど、サンコイチのようになっていて。巌鉄斎が1番子供という(笑)。あの3人も良い関係だなと思います。

 

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