『きんいろモザイク』クラウドファンディング企画［連載第5回］支援者からの質問をキャストに直撃インタビュー！ ～種田梨沙さん、内山夕実さん、諏訪彩花さん～【前編】

『きんいろモザイク』はここから始まった！　キャスト3人が初アフレコの日を振り返る

――みなさんが初めて『きんいろモザイク』のアフレコを行った日のことを覚えていますか？

内山：覚えています！　私たちはアニメ本編の収録より前に、キャラクターを作る「読み合わせ」をした日が初めてキャラクターを演じた日です。奈央ちゃん（東山奈央さん）だけがスケジュールの都合で来られなかったけど、西ちゃんとまなみん、種ちゃん、私の4人で、第1期の最終話シナリオをやってみたんです。絵に合わせてではなく朗読をするような感じで、みんなで自分のキャラクターを演じました。そのとき、私は欠席の奈央ちゃんの九条カレンも読みました。

種田：そうだったねぇ。

内山：そのときの台本は1期の最終話なので、みなさんご存知のミュージカルシーンでした。　歌もやりました。あの日のことを思い返すと、別の現場で西ちゃんと種ちゃんとは面識があったけど、まなみんだけ初対面だったかなぁ。

種田：そうかも。だから、まなみんが一番緊張してたかな？

内山：そうだね。

種田：「私、初めてだからみんなに迷惑かけちゃうかもしれないけど！　ゴメンネ！」（田中真奈美さんの声マネで）

内山・諏訪：あはははは！

種田：それを聞いて、私は「すごくマジメな子なんだな」と思った。まなみんはその通りで、本当にマジメな子だった。あの日の印象は、いまも変わらないなぁ。

内山：うんうん。あのころから、ずっとマジメだよね。

種田：あの日ってさぁ、音楽プロデューサーさんともほぼ初対面だったから、みんなも緊張してたよね？（笑）

一同：（笑）

内山：そのとき、初めて『Your Voice』の楽曲を聴かせてもらったでしょ？　「君たちが歌うのはこの曲だよ」って。めっちゃ素敵なジャズだったから、私は「このユニットって、これからどんな活動をするんだろう？」って思ったよ。

種田：うんうん！　「こんなに素晴らしい曲を歌わせてもらえるなんて恐縮です！」って思った。

内山：あの日はいろいろあったので、いまでも覚えてるなぁ。

――では、諏訪さんが『きんいろモザイク』の収録を行った日で記憶に残っているのは？

諏訪：1期第3話で、カレンちゃんが登場するときに穂乃花ちゃんも出てきたので、たぶんそれが初めてだと思います。

内山：そうだよね。カレンが登場するときだから、1期の第3話かな？

諏訪：私は奈央ちゃんと同期なので、一緒にアフレコできる安心感があったので、もちろん緊張はしてた気がする。でもね！　穂乃花ちゃんはカレンちゃんと接するときは、いつも「ドキドキ」しながら話しているじゃない？

内山：そうよね（笑）。

諏訪：だから私の『きんいろモザイク』初アフレコのドキドキと、穂乃花のドキドキした気持ちが重なって、素直な演技ができたと思う。心のままに演じられたかな～と。

種田：諏訪ちゃんとキャラクターとリンクしてて、いい収録だったよね。