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『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』大ヒット公開記念特別上映会公式レポ

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』安彦良和監督、田村篤さん、田村淳さん、若井おさむさんらが登壇した「大ヒット公開記念特別上映会」公式レポート|4週目の入場者プレゼントは「安彦良和監督イラストシート8種(ランダム配布)」

日本ロボットアニメの金字塔にして、ガンダムの原点『機動戦士ガンダム』の第15話「ククルス・ドアンの島」。本エピソードを映画化した『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が2022年6月3日(金)より公開中です。

このたび、安彦良和監督、総作画監督・キャラクターデザインの田村篤さん、田村淳さん、若井おさむさんらが登壇し、6月20日(月)に新宿ピカデリーで行われた「大ヒット公開記念特別上映会」の公式レポートが到着しました。

また、4週目の入場者プレゼント「安彦良和監督イラストシート8種(ランダム配布)」の情報も到着です!

 

大ヒット公開記念特別上映会 オフィシャルレポート

公開から2週間が経ち、昨日までに動員数43万人、興行収入8.5億円突破の本作。

そんな大ヒットを記念して、公開記念特別上映会を実施。

登壇者に、本作を大絶賛するガンダムファンの田村淳(たむらあつし)、ガンダム芸人でお馴染みの若井おさむ(わかいおさむ)、そして特別司会に長年ガンダムを愛しているというニブンノゴ!森本英樹を招いて、ファンだからこそ聞いてみたい事を安彦監督はじめ福嶋プロデューサーなどスタッフ陣に生質問!


 
さらに、もうひとりの“たむらあつし”こと総作画監督・キャラクターデザインを務めた田村篤も登壇し、希少な制作資料を公開するなど、ガンダムファンはもちろん、ガンダム初心者でも十二分に楽しめて、本作を観た人は何回でも観たくなる、まだ観ていない人は絶対に観に行きたくなる、特別なイベントとなった。

ククルス・ドアンに似た衣装で登壇した特別司会の森本は「安彦監督に、ドアンのつもりでご挨拶したんですけど、ドアンより圧倒的に筋肉が足りないと言われました(笑)」と会場の笑いを誘ってイベントがスタート。


 
早速、小学生の頃からファーストガンダムが好きだという田村淳は、「今回TVCMの出演が決まって、やっとガンダムに貢献できるなと思いました。僕なりに魅力を伝えられたらと思います。」と、昔から応援してきたガンダム作品での登壇に嬉しそうな表情を浮かべ、挨拶。
 
続けて若井は「アムロ・レイです!よろしくお願いします!永遠の15歳でやってきましたが、もう49歳になりました。こんな場所に読んでいただけるなんて、オヤジにも呼ばれたことないのに!」と早速、お馴染みのアムロのモノマネを披露。田村淳に「ボケるのが早いよ(笑)」と突っ込まれつつ、和気藹々とイベントが進行。

初めに、一足早く本作を観た田村淳は「TV CMの語りでも言いましたけど、ファーストガンダムの魅力がギュッと濃縮されていますね。今まで応援していた人も、初めての人も、わかりやすい話になっていますので是非。」と感想を述べた。さらに、「子供がTVアニメより増えていて、いろいろな思いの子供たちがいる、その子供たちを通してアムロやドアンなどの登場人物たちの感情の揺れ動きがたくさん見えてくるので、人間の気持ちに寄り添った映画になっていると思います。その辺を見ていただけたらと思います。」と、本作で新たなオリジナル設定となった子供たちの存在、その子供たちの目線から観ることで、より楽しめることについて言及した。


 
若井「純粋にモビルスーツがかっこいいですね。動きがCGでメカメカした硬い感じなのかなと思いきや、人間みたいな動きになっていたり、リアルで感動しました。モビルスーツ同士の戦闘シーンも手に汗握りましたね・・・他にも、ルッグンやガンペリー、コア・ブースターの活躍にワクワクしました!」とCGで描かれるMSの描写の魅力を熱弁した。


 
そして、公開から約2週間が過ぎ、昨日時点で動員数43万人、興行収入8.5億円突破ということで大ヒット中の本作、10億円も見えてくる中で、これを受け安彦監督は「大ヒットというのは鬼滅の刃を超えるとかトップガンを撃ち落とすとか、それが大ヒットというんですよ。あと6週間あるんです。皆さんの力で本当の大ヒットに近づけていただけたらと思います」と、胸の内を明かし、大ヒットを願った。
 
次に、ここに注目して見て欲しいというシーンの話題に。

アムロが所属するホワイトベースの艦長、ブライト・ノアがアムロに対して厳しく接しているシーンが印象に残っていると話す田村淳は「小学生の頃はブライトが嫌いでした。10代で若いのに怖い人だなと思っていたんですけど、48歳になった今見直すと、管理する側の気持ちが痛いほどわかってきましたね。ミライがコーヒーを持ってくるシーンが好きなんですよ。」と、主人公のアムロとは違う目線で楽しんだという。

若井は「登場人物の表情がいいなと。セイラさんがドアンの子供をおんぶしている時のキッカの顔とか・・」と答えると、会場は拍手に包まれ、共感の嵐が起こった。

他にも若井は、アムロが海に潜るシーンで実際に息を止めて、よりリアルに作品を体験をしていたエピソードを語り、これから観る観客に対して、若井「アムロが潜ったら息を止めてみてください」と、一味違った視点からの提案をして会場を沸かした。

続いてSNS上での「ここをもっと詳しく知りたい!」というファンからの声が数多く届いているという話題に。

そこでガンダムファンを代表して田村淳より、ククルス・ドアンの島を映画化する際、作画崩壊と言われていた回をどう映画に落とし込んだかという疑問に対して、総作画監督を務めた田村篤はTVアニメ放送当時の子供時代にリアルタイムでガンダムを見ていたそうで、田村篤「当時は子供だったし、作り手ではなかったので鼻が長いことが変と思っていなかったんですよ。良い思い出なので、きちんと昇華したいなと思いました。」と、制作に込めた気持ちを振り返り、それを聞いた田村淳は「こんな話、直接聞けるなんて贅沢ですよ。」と感動していた。

本作は、第15話「ククルス・ドアンの島」を再び映像化、映画化となったわけだが、田村淳と若井が観てみたいファーストガンダムのエピソードは「残りの話数、全部を作っていただきたいなと思っています」と満場一致。安彦監督は「そこまで心残りはないし、年齢的に全ては無理ですけど、やるやらない関係なしに、まだ仕事はできるので・・・」と答えると、田村淳が「これは可能性がありますね・・・0じゃない!」と、会場から拍手も沸き起こり、まだまだ安彦監督に作品を作ってほしいという熱意に包まれた。

またイベントの後半では、ガンダムの立ち上がる姿や異形のドアンザクの姿に感銘を受けた田村淳に、本日は、ガンダム界の“タムラアツシ”こと、総作画監督の田村篤と安彦監督による制作資料が特別公開。

RX-78-02ガンダムのカットや、サザンクロス隊のエグバなどのカットなど、貴重な原画が公開された。

安彦監督や田村篤によるレイアウトを公開、田村篤は「CGスタッフのためにこういう気分のガンダムをお願いしますと伝えるために書いたものです」と説明。安彦監督は「監督の立場から言うと総作画監督がここまでやってくれるのは嬉しいですね」とニッコリ。


 
ここで、惜しくも終了の時間になり、田村淳「僕が人間ドラマに初めて触れたのがガンダムです。小学生の僕は、人間ドラマだと思いながらドキドキしてみていました。その人間ドラマに胸が熱くなって、色々人生観を考えるようになったので、僕は僕なりのガンダムが好きな気持ちと共に、沢山の人にガンダムの魅力を届けられるよう頑張ります!これからもガンダムを応援します!」と意気込みコメント。
 
安彦監督「大変、嬉しい言葉をいただきました。何回も見ている方もいらっしゃるみたいで、本当にありがたく感じます。鬼滅の刃を超えるためには、沢山の人を誘っていただければと思います。人間ドラマと、言い過ぎると新鮮味がなくなってしまうけども、それでもガンダムは人間ドラマなんです。今回は、それを再確認する意味で心を込めて作りました。是非、積極的に色々な方に勧めてください。」とメッセージを送り、イベントが終了。


 

4週目入場者プレゼント「安彦良和監督イラストシート8種(ランダム配布)」

8週連続で入場者プレゼントの配布が決まっている『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の4週目の入場者プレゼントが決定! 5週目以降も随時解禁となりますので続報をお楽しみに!

【4週目:6/24~】
安彦良和監督イラストシート8種(ランダム配布)
“数量限定”のため無くなり次第、終了となります!!

※絵柄は選べません。
※お一人様一回のご鑑賞につき、入場者プレゼントを1つお渡しします。
※チケット購入特典ではございません。ご入場を伴わない配布はお断りさせて頂きます。
※配布に関する特別な指定がある場合を除きます。
※特典の切り替わり前日24:00を過ぎた上映でも、営業が終了するまでは切り替わりません。
※新型コロナウイルス感染予防のため、こちらの情報は劇場の都合により急遽変更になる場合がございます。劇場の営業状況・運営状況など、各劇場HP等でお確かめください。
※特典制作時に生じるスレや色ムラ、梱包時や配布時に生じるシワやキズなど、ビジュアルイメージを損なわない差異が理由による返品交換はお受けできません。
※上記工程に由来しない明らかな不備がある場合も、返品交換はいたしません。

 

映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』

公開時期:全国公開中
配給:松竹ODS事業室

 

STORY

オデッサ作戦を控えたアムロたちホワイトベース隊は、「帰らずの島」と呼ばれる無人島での残置諜者(敵地に残って破壊諜報活動などを行う兵士)掃討の任務を拝命する。

捜索に当たっていたアムロは1機のザクと遭遇、囚われの身となってしまう。目覚めたアムロが見たのは「ククルス・ドアン」と名乗る男と20人の子どもたちであった。

アムロは失ったガンダムを取り戻し、島の秘密へとたどり着けるのか?
 

 

メインスタッフ

企画・制作:サンライズ 
原作:矢立 肇 富野由悠季 
監督:安彦良和 
副監督:イム ガヒ
脚本 : 根元歳三 
キャラクターデザイン:安彦良和 田村 篤 ことぶきつかさ
メカニカルデザイン:大河原邦男 カトキハジメ 山根公利
総作画監督 : 田村 篤
美術監督:金子雄司
色彩設計:安部なぎさ
撮影監督:葛山剛士 飯島 亮
CGI演出:森田修平
CGI監督:安部保仁
編集:新居和弘 
音響監督:藤野貞義
音楽:服部隆之
製作:バンダイナムコフィルムワークス
主題歌:森口博子「Ubugoe」(キングレコード)
 

メインキャスト

アムロ・レイ:古谷徹
ククルス・ドアン:武内駿輔
ブライト・ノア:成田剣
カイ・シデン:古川登志夫
セイラ・マス:潘めぐみ
ハヤト・コバヤシ:中西英樹
スレッガー・ロウ:池添朋文
ミライ・ヤシマ:新井里美
フラウ・ボゥ:福圓美里
エグバ・アトラー:宮内敦士
ウォルド・レン:上田燿司
ユン・サンホ:遊佐浩二
セルマ・リーベンス:伊藤静
ダナン・ラシカ:林勇
マルコス:内田雄馬
カーラ:廣原ふう
 
公式サイト
公式ツイッター(@g_cucuruzdoan)

(C)創通・サンライズ
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