音楽
『東京カラーソニック!!』the Stage 岸本勇太さん(小宮山 嵐 役)インタビュー

「僕のこれまでの経験値のすべてを注ぎ込んで、魅力的な嵐を演じたい」──「『東京カラーソニック!!』the Stage」舞台化記念連続インタビュー企画  第1弾 小宮山 嵐 役 岸本勇太さん

 

フェスの魅力は夏の解放感と「生」! 定期的に聴きたくなるお気に入りの曲は「遠く遠く」

――本作では、音楽バトルが繰り広げられますが、ご自身にとって一番好きな歌、大切な歌は?

岸本:定期的に聴きたくなるのは槇原敬之さんの「遠く遠く」です。高校卒業後に上京してきた主人公が友人たちへ「この街で夢を叶えると決めたから、いつか僕のことをわかってもらえるように輝くから待っていてね」という曲で、僕も上京してきた中で聴いていた曲でもあって。励ましてくれるけど、「頑張れよ!」ではなく、優しく寄り添ってくれるのがいいんですよね。

僕はひとつひとつの作品を無事に走り抜けるたびに「この舞台で何ができて、何がもっとできたか」を自己確認するようにしているのですが、「遠く遠く」を聴くと、当時のことを思い出して「もっとできる! もっとできる!」と自分を奮い立たせてくれるんです。

10代の時からずっと聴いていますが、そのときどきの状況で感じた方も変わったりして。音楽の持つ力の大きさも感じさせてくれた曲です。

――音楽フェスを観に行かれたことはありますか?

岸本:『a-nation』など音楽フェスは好きなのでもちろん行ったことはあるし、出演者としてもステージに上がったこともあります。夏の開放的な雰囲気の中で音楽を聴いたり、踊ったりして盛り上がるのは楽しいじゃないですか? フェスの魅力はやっぱり生ですよね。

野外で、生でアーティストがパフォーマンスして、お客さんも生で音楽を聴いたり、空気感を肌で感じられますから。

撮影技術が発達して、ライブBDやDVDなどもカメラ台数が多くて、視覚的な効果も施されているので楽しめるし、感動もできますが、生のライブを体感するにはやっぱり会場で感じるのが一番です。

――好きなマンガやアニメ、今ハマっているマンガやアニメがございましたらご紹介お願いします。

岸本:僕は2.5次元の舞台をやらせていただくまではマンガやアニメにあまり触れたことがなくて、子供の頃に『ONE PIECE』を読んでいたくらいで、あとはずっとサッカーボールを追いかけていました。

今は、出演作品はもちろん見ますし流行っている人気作品も見ます。定番ですが『鬼滅の刃』や『SPY×FAMILY』、『東京リベンジャーズ』とか。人気がある作品には必ず引き付ける魅力があるはずなので、その理由を知りたくて。そして実際に触れてみて「それは人気が出るはずだよね!」と納得するという(笑)。

――2.5次元ステージの魅力やおもしろさとは?

岸本:2.5次元ステージは最強のジャンルだと思っているんです。マンガやアニメの2次元で描かれているものをただ舞台化するのではなく、世界観や美術に加え、キャラの衣裳やメイク、そして言葉遣いやアクションなどを忠実に再現して、ファンの方やお客さんに3次元の世界に飛び出してきたように感じさせて。

もちろん芝居やドラマにも真剣に向き合っていて、もはや総合エンターテインメントと言ってもいいと思います。そして演じるキャストもやらなくてはいけないことが多く、精度も求められるので稽古量もハンパじゃないですし。

スタッフさんも細部までこだわられていて、しかもファンの方はそういう部分までしっかり見てくれて。関わる人たち、見てくださる方、すべてがスペシャルでリスペクトしかありません。

マンガやアニメ、ゲームなどは日本が世界に誇れる文化だと思っています。だからこそ、2.5次元ステージをもっとたくさんの方に触れてほしいし、海外の方にもお届けしたいという想いが強くて。また年々、作り手もお客さんの見る目もレベルが上がっていて、相乗効果でどんどん進化していくと思うので、今後も楽しみです。

――印象に残っている作品も教えてください。

岸本:ミュージカル『薄桜鬼 志譚』はターニングポイントになった作品です。この作品で初めて殺陣に挑戦させていただきましたし、共演させていただいた全キャストの皆さんもリスペクトできる方ばかりで、この舞台でお芝居や作品に対する考え方も変わりました。

皆さんの命を演じるようなお芝居を目の当たりにして、自分ももっと努力して、レベルアップしないといけないと痛感しました。この舞台に参加できて本当によかったと思いますし、上演されたのが2回共、春だったこともあり、春が来るたび、当時のことを思い出します。

 

ファンの方がよりキャラや作品を好きになってもらえるように頑張ります。会場を嵐色に染め上げます!

――皆さんへメッセージをお願いします。

岸本:『東京カラーソニック!!』ファンの皆さんは舞台化を想像されたり、待ち望んでくださった方もいらっしゃると思います。

舞台化に際して、役者として生身で演じる意味を感じながら演じるキャラと真剣に向き合い、葛藤や想いも共有して、僕は嵐としてステージ上に立ち、表現していきます。

役者同士、キャラ同士がぶつかり合い、シンクロし合うことで熱いステージになると思うし、舞台を観たことで推しキャラの新たな魅力が発見できたり、より好きになってもらえればいいなと思っています。

『東京カラーソニック!!』にまだ触れたことがない方には、この舞台はこれ以上ないベストなタイミングと機会かなと。

近未来を舞台にしながらも作品の持つ時代性や空気感はまさに今に合っているし、それを肌で感じていただけると思います。楽曲や音楽もカッコいいし、何といっても各キャラも魅力的で、ビジュアルやファッションも今っぽくて。

僕らキャスト一同は、『東京カラーソニック!!』の舞台で興味がない人を振り向かせる自信があるし、みんなをトリコにするくらいの気持ちで臨みますので、ぜひ生で見ていただきたいです。そして会場を嵐色に染め上げてみせます!

『東京カラーソニック!!』the Stage

2023年2月18日(土)から26日(日)まで、東京・シアター1010にて公演!

原作:「東京カラーソニック!!」(eternal voyage)
脚本・演出:伊勢直弘/NAOHIRO ISE

<劇場名・公演日程>
シアター1010
2023年2月18日(土)~2月26日(日)

<キャラクター名/キャスト名>
小宮山 嵐 役/岸本勇太 ARASHI KOMIYAMA/YUTA KISHIMOTO
霧島 宙 役/北川尚弥 SORA KIRISHIMA/NAOYA KITAGAWA
宝田伊織 役/山﨑晶吾 IORI TAKARADA/SHOGO YAMAZAKI
加地春飛 役/高本 学 HARUHI KAJI/GAKU TAKAMOTO
瀬文永久 役/北村健人 TOWA SEBUMI/KENTO KITAMURA
財前未來 役/樋口裕太 MIRAI ZAIZEN/YUTA HIGUCHI
倉橋海吏 役/安井一真 KAIRI KURAHASHI/KAZUMA YASUI
高槻神楽 役/小波津亜廉 KAGURA TAKATSUKI/ALLEN KOHATSU

『東京カラーソニック!!』the Stage公式サイト
https://www.marv.jp/special/stage-tcs/

『東京カラーソニック!!』公式サイト
https://sprout-pj.jp/tcs/

(C)COLORATION (C)『東京カラーソニック‼』the Stage製作委員会
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