音楽
「ゾンビランドサガ リベンジ フランシュシュ The Best Revenge」発売記念座談会

「ゾンビランドサガ リベンジ フランシュシュ The Best Revenge」発売記念座談会|さくら役・本渡楓さん、サキ役・田野アサミさん、愛役・種田梨沙さん、ゆうぎり役・衣川里佳さんが印象深い収録曲や、劇場版への意気込みを語る!

「Beginning」は愛初のセンター曲! 2000年代J-POP風のカッコいいロックチューンを笑顔で歌う!

――「Beginning」はフランシュシュの楽曲でも多い、カッコいいダンスナンバーですね。

種田:愛ちゃんのセンター曲です。実はフランシュシュとしては初めてで、しかも作詞も愛ちゃんが手掛けています。今までは幸太郎が作ってくれていましたが、この曲には愛ちゃんの想いも込められているということで、フランシュシュのみんながこれまで積み上げてきた信頼関係が感じられる楽曲だなと思いました。

他の新曲は王道というより、楽しい方向に振り切った曲だったので、この曲が一番フランシュシュらしいし、ライブで盛り上がる曲だと思います。歌詞も前向きで力強くて、結構大胆なことも言っているので難しい部分もありましたが、気持ち的には歌いやすかったです。

これまでは作中で歌われる曲が多かったので、感情を込めて、まじめに歌っていましたが、この曲はまじめに歌いつつも、笑顔で仲間と一緒に踊っているシーンをイメージしてレコーディングしました。

本渡:私も愛ちゃんに寄り添って、置いていかれないように力強く歌いました。さくらは愛ちゃんのいちファンでもあり、仲間でもあるので自信を持って歌うようにしました。

種田:1番は愛ちゃんが歌って、2番でみんなが入ってくるのもいいよね。

田野:私は、最初、サキのテイストを強めに出して歌ってみたら、「サキを前面に出すのではなく、カッコよくいきましょう」というディレクションをいただきました。なので、ちょっとカッコをつけているサキが愛をサポートしている感じになっています。

衣川:カッコいい曲ですが、ゆうぎりさんはいつも通り、穏やかで笑顔でした。私もカッコよく歌いたかった(笑)。

私も最初、カッコよく歌ってみたんですが、「それはゆうぎりさんじゃない。この時のゆうぎりは違う」と説明されたんです。愛ちゃんに「私たちがいるよ」と寄り添い、支える母性が出るといいねと言われ、その方向で進めていきました。

田野:ラスサビの「溢れ出る想い 叶えるその日まで」のところまではコーラスでいて、そこからラストの「胸を張って⾼く遠くまで 舞い上がれ!」で全員一緒に歌うんですが、レコーディングではあえてコーラスと本線を分けずに、コーラスからそのまま歌うことで、気持ちを高めることができましたし、歌い終わった瞬間、やり切った感や気持ちよさを感じられました。ライブでは気持ちを伝えたい人たちが目の前にたくさんいて、更に熱く表現できそうだなと思ったので、皆さんの前で歌える日が待ち遠しいです。

種田:イントロもカッコいいんだよね。私の中ではこのイントロが流れる中、花道を、肩を揺らして歩きたくなる。それくらい聴くと気が大きくなります(笑)。

フランシュシュの曲には何かのオマージュが入ることが多いんですが、この曲はすぐにピンと来る曲がありました。「2000年代のJ-POPを彩る女性シンガーさんの香りがする」とだけ言っておきます(笑)。

「冒険ズンドコドン!」は明るく楽しく、セリフもいっぱい! 目指すは幼児や子供向け番組!

――「冒険ズンドコドン!」はコミカルで、タンゴなどいろいろな種類の曲調に変わったり、「ズンドンズンドコドン」や「シュッポシュッポシュポ」などの擬音の繰り返しが楽しくて、気が付くと頭の中でリピートしているおもしろい曲です。

本渡:目が覚めるような曲ですよね。

田野:曲頭で、目覚まし時計が鳴る音からの「せーの」がいいんだよね。幸太郎の「おっはようございま~す!」を聞いたり、さくらの早口な前回のあらすじ紹介を聞いたら『ゾンビランドサガ』が始まったと思うように、さくらの「せーの」で気合が入るのは何年も一緒にやってきたからこそだと思います。さくららしい明るさ全開の曲です。

本渡:新曲の中では一番最初にレコーディングした曲で、久しぶりのレコーディングだったので、キャラとしてどう歌うかディスカッションしながらの収録でした。

衣川:それぞれの個性もしっかり出ています。途中でセリフが入っていたり、歌というよりはミュージカル曲っぽいので、すぐにキャラクターに入ることができましたし、割と順調にレコーディングが終わりました。

むしろちゃんとした歌……じゃなくて(笑)、「Beginning」のほうがキャラで歌うのが難しくて、レコーディングも時間がかかりました。

――セリフも多いし、ニュアンスやアドリブもてんこ盛りで、最後に録ったからあの開放感が出たのかなと思っていましたが、なんと最初だったんですね。

種田:むしろ、最初だったのでみんな動揺していました。「今度はこの路線なの?」という驚きもありました(笑)。

衣川:キャラには入りやすかったですが、「ここまでやっていたっけ?」と加減が分からなくなったりして。

本渡:この曲で初めて聴くようなキャラたちの声色も多いと思います。「ゆらゆらゆらりん」や「ぷかぷかぷかりん」のところは皆さん、かわいかったです。

田野:サキもかわいく歌ってくださいと言われて、「ぶくぶくぶくりん」をこれでもか!とかわいく歌いました。あと「輪になって踊ろよレイホー」のところは「みんなで手と手を取り合いながら回っていくとどんどん速くなって、ついていけないサキを表現してほしい」というディレクションがありました。

本渡:確かにあわあわしている感じだった。

田野:普通に歌うのではなく、実際に両隣りの人と手をつないでいる感じで歌いました。

ちょっと揺れるくらいでいいやと思って歌って、そのバトンを楓に渡したら、さくらがめっちゃ目が回っているように歌ってくれたので、「ちゃんと想いが伝わったんだな」と長くやってきたからこその絆を感じました。

本渡:伝わりました!

衣川:いただいた仮歌も上手で楽しかったですが、キャストが歌うことで命が宿って、動きが想像できるようになって、まったく違った歌になったなと思いましたし、久しぶりにみんなの声が聴けて嬉しかったです。

本渡:これまでもフランシュシュは幅広いジャンルやタイプの曲を歌ってきましたが、ご家族みんなで楽しめて、お子さんも歌える曲ができたので、思い切り楽しく歌いました。他のみんなの歌声も本当にかわいくて。

種田:もし今回の新曲の中で1つだけMVを作るとしたら、この「冒険ズンドコドン!」を見てみたいです。子供や幼児向けの番組で流れても良さそうですし、私たちのパペットが出てきて……といった妄想がどんどん膨らみます。

衣川さんが印象深かったと語る「大河よ共に泣いてくれ」は視聴者のミスリードを誘う、“始まり感”あふれる曲。ライブバージョンの映像も視聴希望!

――収録曲の中で、特に印象深かった曲と、その曲にまつわるエピソードをお聞かせください。

衣川:『ゾンビランドサガ リベンジ』のOP曲「大河よ共に泣いてくれ」ですね。初見だと「あれ、見る作品間違えたかな?」と思うと思います。

種田:1期の「徒花ネクロマンシー」同様にね。

衣川:コーラスの「Just」以外、英語が使われていないのも印象的でした。

種田:でも「こんなに『SAGA』って言うのか?」って思わなかった? 「もうわかったよ」と言いたくなるくらい言っていて。

衣川:逆にそれ以外では「同じ轍という螺旋より」や「篝火は朧月」など普段使わないような難しくて、カッコいい言葉が多く使われています。イントロから熱くて、いよいよ始まるんだと感じさせてくれます。

田野:振り付けもカッコいいよね。

種田:ライブでやって、より好きになりました。ぜひライブバージョンの振り付けも見てほしいです。

田野:さくらの伸びやかな声と、あの「パリ~ン」を見てほしいな。

衣川:リアルな私たちのライブも見てほしいですね。

本渡:発売中のライブBDでぜひ(笑)。

種田:宣伝入った(笑)。

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