『宇崎ちゃんは遊びたい!ω(だぶる)』花役・大空直美さん、柳役・加藤聖奈さんインタビュー|作品を通じて父親の愛を知る? 姉妹役で語る“宇崎ファミリー”の魅力
“宇崎ファミリー”は飽きない家庭!
――加藤さん演じる柳は第2期から登場しましたが、“宇崎ファミリー”の一員となった心境はいかがですか?
大空:宇崎ファミリーへようこそ!
加藤:一緒に演じていてすごく楽しかったです! 個性豊かな家族に囲まれている柳ちゃんは強者だなと思っています(笑)。とはいえ、柳ちゃんもクセが強めですが……!
初めは唯一のまともなキャラかと思っていましたが、やっぱり宇崎家の子だなと。一歩引いて見ていますが、花ちゃんの先輩への恋心を楽しんでいる感じや行動力は両親から受け継いでいるなと思います(笑)。
大空:血筋を感じるよね。しっくり来るし。
加藤:楽しくて、私の好きな家族像でした。家族会議とか開いていて、飽きない家庭です(笑)。
大空:いいよね、あんなお父さん楽しいよね!
――姉妹役として掛け合うわけですが、お互いのお芝居を聞いていかがでしたか?
大空:柳ちゃんの出番がなくても、序盤から加藤ちゃんは見学で現場に来てくれていたんです。なので、実際に掛け合う時も安心感がありましたね。
加藤ちゃんのお芝居には、柳ちゃんのカワいさと只者ではない雰囲気、目の隠れたキャラクター性、中学生らしさ、関西弁のカワいさの全てが込められているなと思っています。原作のイメージにぴったりで。カワいくて賢くて何をするか分からない妹という印象です。
加藤:嬉しいです! 面と向かって言っていただけるなんて!
大空:この機会に伝えるね! 語尾の納め方や予告も「柳ちゃんだな!」と思うし、とても好きです!
――柳は関西弁で台詞を話されてますね。
大空:柳ちゃんの関西弁や口調は女の子らしい柔らかさがあって好きなんですよ。お父さんと宇崎ちゃん、柳ちゃんは関西弁で話すので、一緒に収録することも多かったです。私と加藤ちゃんと(宇崎藤生役の)石川(英郎)さんと(桜井真一役の)赤羽根(健治)さんと4人で録る時は、ローカルCMなどの関西話をしていて。関西人が多い現場は少ないので新鮮でした。
――加藤さんは宇崎ちゃんを演じる大空さんにどんな印象をお持ちですか?
加藤:普段はふわふわ優しい大空さんがハイテンションでグイグイ話す宇崎ちゃんを演じるギャップが凄すぎて、「これがプロの声優さんなんだ」と驚きました。
大空:えー! それは加藤ちゃんもだよ⁉︎(笑) 人間から、知ってるキャラの声が出たら驚くよね。
加藤:そうなんですよ!
大空:加藤ちゃんの地声は落ち着いていますが、柳ちゃんになると中学生女子のカワいらしさが出てきて、結構違うよ(笑)。
加藤:自分でやっているとわからないものですね。第1期では見られない姉妹の掛け合いが第2期にはあって、花ちゃんのお姉ちゃんらしさが見えます。
大空:外と家では違う面があるのが人らしさで、宇崎ちゃんも同じだと思っています。家族の中ではリラックスしているけど、外ではウザカワな一面を持ってて。
加藤:お姉ちゃんの優しさもある宇崎ちゃんがカワいいです。からかいがいもあるし(笑)。
大空:ニヤニヤされてる(笑)。