
冬アニメ『英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~』イングリス役 鬼頭明里さんインタビュー|常に戦うことにワクワクしているイングリスに引っ張られ、爽やかな気持ちで見られる作品
「私が思っている以上に、この人は戦うのが好きなんだな」と感じた
――イングリスの魅力はどんなところでしょうか?
鬼頭:すごく強い力を持っていて、前世ではそれを国のために使っていたけれど、今世では「強い敵と戦いたい、武を極めたい」と思っているので、常にワクワクしているというか、ずっと明るいんです。
シリアスな展開になっても、「そんなことより強いやつと戦いたい!」みたいなスタンスなので、見ていて暗い気持ちにならないんです。しかも実際強いので、倒してくれそう、という頼もしさがあります。
恋愛方面にも疎くて、人間関係含めて、ずっと爽やかなのがイングリスの魅力だと思います。
――見た目も華やかですよね。
鬼頭:可愛いです。転生してこんな美少女になったら、そりゃナルシストっぽいことも考えちゃうよなと思います(笑)。
――自分と似ているところ、逆に違うところはどんなところでしょうか?
鬼頭:似ているところは特にないかなあ……。
――鬼頭さんも割とポジティブなのかと思いましたが。
鬼頭:イングリスのポジティブさは「自分の力を試したい、強い敵と戦いたい」という“強さ”から来ているものなので、ちょっと違うんです。普通だったらシリアスになるような状況でも、イングリスは常にワクワクしているので、気を抜くと置いて行かれそうになります。
「あっ、ここでもワクワクするんだ」と驚くことも多くて、「私が思っている以上に、この人は戦うのが好きなんだな」と思いながら演じています。自分にはない感覚なので、忘れないようにしています。
――本当にザ・バトルものの主人公といった戦いへの執着っぷりですよね。鬼頭さんがこういった役柄を演じられるのは珍しい気がしました。
鬼頭:そうですね。転生して最強になって、という役どころは大体男性の方がやっているので、(女性の)私がやれるのはすごく貴重な機会だと思います。
――作品の座長という部分で、プレッシャーなどはありましたか?
鬼頭:どこの現場でもそうなんですが、コロナ禍に入ってからの収録は少人数なので、正直、座長という感覚はあまり湧かなかったですね。
あとはイングリスは本当に忙しいキャラクターなので、それどころじゃないというのもあります(笑)。
――戦闘シーンで意識したことなどはありますか?
鬼頭:イングリスは最強なのであまり苦戦しないんですよね(笑)。「なかなかやるね」くらいにしか思っていなくて、いつも余裕で倒しちゃうので、泥くさい感じのお芝居はまだしていないです。
泥くささがないですし、イングリスの性格も爽やかで、お話もポジティブな方に進んでいくので、ずっと爽やかな気持ちでいられるんですよね。世界の危機にも一応関わったりするんですが、そこまで重い気持ちにならないというか、気軽に見られる作品だなと思います。







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