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「みんなみんな大好きだよ!」『デパプリ』感謝祭最終公演、レポも特盛で!

精一杯の愛と感謝を特盛でお届け!とびきりのデリシャスマイル~!を咲かせた『デパプリ』感謝祭2日目夜公演をレポート 重ねたありがとう、“ココロヅヨシャス”なキズナのバトンを『ひろプリ』につないでいく

 

『ひろがるスカイ!プリキュア』へバトンをつなぐ

そして「私たちの新しいお友だちを紹介するよ!」と、『ひろがるスカイ!プリキュア』のキュアスカイ&キュアスプリズム、主題歌歌手・石井あみさんが登壇。『ひろがるスカイ!プリキュア』のオープニング主題歌「ひろがるスカイ!プリキュア ~Hero Girls~」で、突き抜けるような力強い歌声を響かせました。

キュアスカイ&キュアプリズムの紹介で石井さんが「改めまして、石井あみです! みんな1年間応援よろしくね!」と声を弾ませます。

ここで吉武さんを招き、エンディング主題歌「ヒロガリズム」をポジティブなパワー全開でパフォーム。キュアスカイ&キュアプリズムが「ヒーローはみんなの応援で力がいっぱい湧いてくる!」「これから私たちのこと、応援してくれたらとってもうれしいな!」とメッセージを送りました。

さらに佐々木李子さんがオンステージし、「歌詞を心で感じながら聴いてくれたらうれしいな!」と『デパプリ』の後期エンディング主題歌「ココロデリシャス」を透明感溢れる歌声で届けます。客席から自然とクラップが湧き上がり、爽やかな一体感を生み出しました。

 

 

内田雄馬さんからのサプライズ動画で決め台詞も!

一人ひとりが感謝の気持ちを伝える場面へ──進むかと思いきや、ここで最終公演のみのサプライズ。内田雄馬さんからのメッセージ動画がモニターに映し出され、キャラクターショーの中でお披露目された決め台詞「秘密に奏でるかぐわしきアクセント、ブラックペッパー!美味しい笑顔は私が守る!」を届けました。

キャスト陣から驚きの声が上がる中「サプライズ大成功!」と前野さん。「さらにもうひとつのサプライズも」と、キャラクターたちがステージに登場し、一人ひとりにアレンジメントされた花が贈呈されました。涙をこぼすキャストの姿も。それぞれ胸に秘めていた想いが溢れ出します。

最後の挨拶は、Machicoさんから。

明るくまっすぐな歌声で、プリキュアサウンドに色をつけてきたMachicoさん。Machicoさんは『ヒーリングっど♥プリキュア』からプリキュアシンガーとして参加し、今年ベストアルバム『Machico♡プリキュアのうた!』を発表。『デパプリ』ではオープニング主題歌を担当し、『デパプリライブ』では最多となる曲数を届けてきました。

「『デパプリ』は日常にある幸せをテーマにした作品だったので、毎回私も心をほかほかにさせながら、お歌で応援できたことが幸せでした。最終回は迎えましたが、楽曲を通じて、いろいろな場所で皆さんに『デパプリ』の愛を込めて届けていきたいです。皆さんもほかほかハートで受け取ってくださればと思います」

 

 
Machicoさんが「かわいい妹であり先輩でもある」と慕う“ちはやお姉さん”こと吉武さん。北川理恵さんをはじめとした先輩シンガーへの憧れ、プリキュアへの愛をキラキラとした歌声に閉じ込め、太陽のような笑顔で照らしてきました。一瞬笑顔を見せたものの、次の瞬間、ぐっと唇を噛み締め、大粒の涙をこぼします。

「今日と昨日と、会場の皆さんと配信の皆さんと、たくさんのありがとうを重ねて過ごせた時間。本当に幸せでいっぱいでした。『デパプリ』のみんなの言葉が、私にも、そして皆さんにも染み渡っていて。たくさん背中を押してもらったし、時には忘れかけていた大切な気持ちを思い出させてくれました。たくさんのものをいただいた1年間だったと思います。『デパプリ』を通して出逢えた楽曲をこれからも大切に、大切に歌い続けていきたいなと思います。これからもお歌を通して、皆さんと心がつながれるように、精一杯頑張っていきたいと思います」

『デパプリ』後期エンディング主題歌から、プリキュアシンガーの仲間に加わった佐々木さん。『デパプリライブ』では、凛とした姿勢でメッセージを伝えていましたが、目に涙を溜めて、プリキュアで生まれた優しいキズナを振り返ります。

「いつもプリキュアの現場は温かくて、私も優しい力をいつももらっています。本当に今日も感謝の思いが溢れました。皆さんと一緒にパーティ・アップができてうれしかったです! この1年間を思い出すと、スペシャル・プレートみたいに色とりどりな思い出ばかり。昨日も今日も、出演者たちもスタッフさんも、すれ違うたびに言葉をかけてくれました。歌手の皆さんとも楽屋で(いろいろと話しました)。いろいろな子たちがいるんです。ライブで思い切りパワーを出すために眠っている子がいたり、歌の調整をギリギリまでやっている子もいたり。初ステージなのに笑顔を振りまいてくれる子もいたり。たくさんの素敵な人たちが歌う、個性豊かな歌たちが合わさると、本当に素敵なものができあがる。まるで合わせ味噌みたいだなって思いました。“同じ釜のご飯を食べたものはずっと友達”というよねさんの言葉のように……今日は釜ではないけれど、同じ時間を過ごしたみんな、『デパプリ』に関わってくれている皆さん、ずっとずっと大好きです! これからもずーっとよろしくおねがいします!」

 

 
続いては『デパプリ感謝祭』で司会としても活躍されていた前野さん。キャスト陣がお話する姿を聞きながら、グッとこらえてたり(時には後ろを向いておそらく涙をこぼしていたり)、応援の言葉をかけたりと、作品におけるローズマリーのような存在として、皆さんを見守ってきました。

「達成感の充実感の裏で寂しさがあるのも正直なところです。でもその気持ちも含めて、とても幸せです。熱いスタッフの皆さん、頼もしいキャストの皆さんと作品をお届けできたこと、その思いを毎週皆さんが受け止めてくださったこと。本当に幸せに思っています。このチームでやれて本当に幸せでした。そしてなにより、応援してくれたのが皆さんで良かったと、心から思います。言いたいことはたくさんあるのですが、言葉が出てきません。(マリちゃんの声色で)最後にもう一度、この言葉を言わせてちょうだい。みんな、みんな、本当にありがとう! 大好きよ!」

おっとりのんびり。優しく情熱的なメンメンを演じる半場友恵さんは、キャスト発表時に「子供たちがプリキュアに向けるあのキラキラした瞳を受け止める責任の重さをかみ締めつつ、一話一話大切に演じていきたいと思っています」というコメントを寄せられていました。そしてこの日、「私にも毎週プリキュアを楽しみにしていた子どもがいます」と、お子さんとのエピソードを明かしました。

 

 
「5月は新高輪、夏は池袋と、プリキュアに会わせてあげたいという気持ちから、どこにでも子どもを連れて行っていた時期がありました。その時に私たちがもらっていた温かい気持ち、幸せな時間を今日は皆さんに感じていただきたいと思って、ここに立っているつもりだったんですけど……逆にもらってばっかりな気がして。本当に幸せな時間を過ごさせてもらったんだなと。今あらためて感じています。本当に、心の底からありがとうの気持ちを伝えたいです。1年間、ありがとうございました!」

キャスト発表時「声優デビュー当時からかなえたかった夢の一つが、妖精のようなマスコットキャラクターを演じることでした」と明かしていた日岡さん。すでに泣いていてすみません」と前置きし、その思いを改めて明かしました。

「こんなに素敵な座組の中に入れていただけて本当にうれしかったのですが、素晴らしいキャストさんとスタッフさんのなかで、私がパムパムで良いのかなと思う瞬間もありました。でもキャストさんやスタッフさんと一緒にいるうちに不安な気持ちもなくなっていって。毎週アフレコに行くのが“第二の我が家”に帰っているかのような気持ちで、すごく幸せでした。『デパプリ』は一旦終わってしまいますが、今日のお話にもあったように、パムパムたちもクッキンダムにいながらも、ここねたちに会いに行き、お互いを思い合っていくんだろうなって。これからも皆さんの中で『デパプリ』が生きていくと良いなと思っています。つらい時は“ごはんは笑顔”を思い出して、心も身体も健康に過ごしていきましょう」

 

 
コメコメ役の高森奈津美さんは、菱川さんの事務所の先輩でもあり、良き理解者でもあります。「今日イベントがはじまって、花菜ちゃんと“にぎにぎ”“コメコメ”をしたときに、これが本当に最後の変身なんだと思って……」と涙ながらに語ると、隣にいた菱川さんが腕で顔を覆います。

「妖精役は私も念願叶ってでした。声優になったからには、戦う女の子・男の子たちをサポートする役に声を当ててみたいという気持ちがあったので、それが『デパプリ』という作品で叶ってよかったなと思いました。麺もパンも好きですが、一等好きなお米の妖精役で1年間関わることができて。この現場に入って、スタッフさん、キャストの皆さんが本当に愛情深くて、この作品が大好きな人に囲まれて。ファンの方も含めて、皆さん、お父さんお母さんのようにコメコメの成長を喜んでくださって。この1年間、コメコメのことを考えながら過ごせて本当に幸せでした。『デパプリ』はいったん一区切りとなりましたが、たまに『デパプリ』のことを思い出しながら、大好きなひとたちと美味しいご飯を食べてくださったらうれしいです」

 

「胸を張りなさい」と前野さん

プリキュアチームにバトンタッチ。茅野さんは「気持ちがほかほかハートにあふれています」とほほえみます。「あまねのように、フィナーレのように、パフェのように、私も皆さんを笑顔にすることができましたか?」と問いかけると、たくさんの拍手が注がれました。

 

 
「こんなにうれしいことってあるんですね。感謝祭2日間、本当にあっという間でした。私はよく“ジェントルーでゴージャスな時間を過ごしましょう”とお話します。ジェントルーは温か、ゴージャスは華やかという意味です。あまねちゃんは本当にジェントルハート。だからこそ最初はジェントルーになってしまって。当初は敵としてでしたが、プレシャスやみんなに救われ、こうやって仲間になれて。私自身も、このキャスト、このスタッフの皆さんがいる、このときにプリキュアになれて本当に良かったなと思っています。応援してくださる皆さんがいらっしゃるからこそ、それをより感じることができました。『デパプリ』、ずっとこれからも好きでいてください!」

茅野さんからのバトンを受けた井口さん。「は〜い! 華満らん/キュアヤムヤム役の井口裕香です!」と元気いっぱいに受け答えしたものの号泣。「泣くつもりなかったの〜!」と叫びました。「ヤムヤムは元気担当だから! ありがとうと大好きと笑顔を届けたくってだから本当に(泣くのは)嫌なんだけど……」と顔をお花で覆って隠します。シュールな姿になって、オーディション時のエピソードを明かしながら感謝の気持ちを伝えました。

「声優の目標のひとつがプリキュアになることでした。でも何度もプリキュアのオーディションに落ちて“もうきっと無理かな”と思って、“じゃあどんな形でも良いから声優としてプリキュアという作品に携わることができたら良いな”って目標が変わりました。思いが強すぎてオーディションで緊張しすぎてしまって。そのときにメンメンの原稿もいただきました。妖精役もってなるときっとプリキュアはダメだったんだな、って。でも念願のプリキュアになれて、それが『デパプリ』で、本当に幸せでした。らんらんは、中華屋さんの娘で、7月11日がお誕生日で、弟妹がいっぱいいて、すごく元気で、黄色の担当の子。個人的に、幼少期から今の私につながる部分があって、偶然だけど、そういう部分も宝物だなと思っています。アフレコも本当に楽しかったです。1年間、みんなと会って、絆を深めることができて、本当に幸せでした。これからいろいろな推しプリキュアが出てくるだろうけど、らんらん、ヤムヤムのことも心の片隅に残してください」

井口さんが『デパプリライブ』のときにみんなにプレゼントした指輪を光らせて清水さん。この日も井口さんが渡した指輪を皆さんがつけていました。「本当にプリキュアになれてよかったなとこの2日間に思いました」と涙をこらえながら、まっすぐに観客を見て、さらにステージ上のキャストひとりひとりの名前を呼びかけ、万感の思いを伝えます。

 

 
「『デパプリ』は本当に素敵なストーリーで、良い言葉があって。私たちも毎週一つ一つ、台詞を噛み締めて演じていました。『デパプリ』は食の楽しさ、シェアする喜び・幸せをたくさん教えてくれました。私たちが美味しいごはんを食べられるのは、誰かがバトンをつないでくれたから。当たり前だと思っていたことは当たり前じゃなく、特別なことでした。それを改めて思わせてくれた『デパプリ』が大好きです。そして、スタッフの皆さん、キャストのみんな、本当にありがとう。毎週アフレコに通うのが楽しみでした。1年間がこんなにもあっという間だったのは私の人生ではじめてでした。普段は吹き替えのお仕事が多いので、最初はアニメーションのお仕事が不安だったんです。だけど、皆さんが、ここねが隣で支えてくれました。ここねにたくさんの友達ができてよかったねって伝えたいです。『デパプリ』は私にとって宝物。ここねの人生のように、私の人生も広がりました。感謝でいっぱいです」

そして菱川さんの番に。

「きちゃいました、私の番が……私の挨拶が終わったら、終わりになっちゃう……ので……もうちょっと皆さんの姿を見ていたいんですけど、ダメですかねぇ……」

涙を流し、時に全身を震わせて、絞り出すように思いを言葉にしていく菱川さん。

「この1年間、本当に信じられないくらいの愛をいただきました。一人ひとりにありがとうと感謝を伝えたいです。ありがとう!」

さらに「この場をお借りして」と前置きし、ステージの後ろに行き「アーティストの皆さん、声優の皆さん、ありがとうございました! 私、冴えない座長だったと思いますけど、皆さんが教えてくれたこと。深夜2時まで台本を一緒にチェックしてくれたこと、絶対に忘れません。本当にありがとうございました!」と頭を下げました。そしてまっすぐに前を見て……。

「まさか自分がプリキュアになれるとは思っていませんでした。夢は本当に叶うんだなと実感しています。なので、皆さんに伝えたいです! 夢は絶対に叶います。プリキュアが教えてくれた、諦めないこと、ごはんは笑顔ってこと。つらいとき、悲しいとき、美味しいご飯を食べて、愛する人のことを思って、デリシャスマイル〜♪って言ってくれたらとてもうれしいです。これから先、プリキュアは続きます。『ひろがるスカイ!プリキュア』もぜひ応援してください。関根(明良)さん、がんばってください! この感謝祭でしっかりとバトンを託したいです」

 

 
「今、本当に幸せな気持ちです。デパプリを愛してくれて、好きになってくれて、本当にありがとうございます。これから会えることがあったら、デリシャスマイルで会ってくれたらとってもうれしいです!」

思いを全力で届けた菱川さん。茅野さんがぽろっと「花菜ちゃんが座長で良かったよ」と伝え、前野さんも「胸を張りなさい」とマリちゃんの声色でエールを送り、泣き崩れる菱川さんをキャストたちが囲みます。『デパプリ』ならではの温かな光景でした。

客席からもすすりなく声が響く中、菱川さんが顔を上げ「最後はここにいるみんなで、楽しく感謝祭を終えたいと思います!」。その表情は菱川さんでありながらも、ゆいであり、キュアプレシャスそのもの。

そして、ありがとうの思いを分け愛ながらオープニング主題歌「Cheers!デリシャスパーティ♡プリキュア」 をみんなで披露。その歌声は、文字通り<幸せのオーケストラ><まるでフェスタ>。最後に、菱川さんは「また会おうね、絶対会おうね!」と力強くやくそく。みんなのしあわせなエナジーをいっぱいに受け取り、ステージをあとにしました。

 

 
『デパプリ』がこのメンバーで良かった、『デパプリ』と一緒にこの1年を歩めて良かった、と心から思いました。また、この日の客席には、『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』の主題歌を担当された後本萌葉さん、プリキュアシンガーとして参加している北川理恵さんの姿もありました。後本さんも、北川さんも、そして『デパプリ』スタッフも、この日登壇されていた皆さんと同じ感謝の気持ちだったと思います。

一週間に渡り公開されていた配信のコメント欄には、最終日の配信時間の23:59ギリギリまで「必ずまた会おう!」「デパプリありがとう!」「大好き!」などのコメントが寄せられていました。この感謝祭の思い出が、この場にいた全員の明日への糧となったはずです。私たちが美味しいごはんを食べて、明日を信じている限り、『デパプリ』メンバーにはいつでも会えるはず。そして今後もきっと活躍が見られると信じて。1年間ありがとうございました!これからもよろしくおねがいします。

『デリシャスパーティ♡プリキュア感謝祭』Blu-rayは7月19日に発売予定。皆さんの様子はぜひ映像で確かめてくださいね!

 
[文/逆井マリ]

 

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