
初めて“私たち自身”が歌う「裏と表」は“1ミリでも先へ”の気持ちで――「日々荘3号館 〜五⽉のGO遊会〜」相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんアフターインタビュー
相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんからなる「ミュージックレイン3期生」のイベント「LAWSON presents トーク&バラエティイベント 日々荘3号館〜五⽉のGO遊会〜」が、2023年5月27日(土)によみうり大手町ホールにて開催されました。
アニメイトタイムズでは、イベント終了後の5人にインタビューを実施! こだわりの詰まった衣装や漫才に挑んだ朗読劇、3期生として歌った「裏と表」など、イベントの振り返りや裏話を伺いました。
衣装選びは派手さを意識!?
――まずはイベントを終えての感想をお聞かせください。
宮沢小春さん(以下、宮沢):タイトルが「〜五⽉のGO遊会〜」だったので、「どんな感じになるのかな?」と思っていたら、記憶が飛ぶくらいあっという間でした! 昼と夜の部の両方で、住人さん(お客さんの愛称)とたくさんコミュニケーションが取れたなって。声出しも解禁されて、少しずつ以前の状況に戻りつつあると思うので、前回から新しい要素が増えて、今まで以上にすごく楽しいです。
夏目ここなさん(以下、夏目):声出しOKの「日々荘」は2回目だったんですけど、住人の皆さんが声を出すタイミングを掴んできていると感じました。前回よりも、良い意味で圧が強い!
やっぱり参加型のイベントって良いですね。私もライブやイベントで声を出すのが好きなので、皆さんが声を出してくれる瞬間は本当に嬉しかった……! ジェスチャーをしてくれたり、うちわを持っていたり、色々な形で参加してくれているのを見て、毎回皆さんの愛を感じています。
相川奏多さん(以下、相川):今回も、初めての会場(よみうり大手町ホール)で開催させていただきました。実は最近、お客さんとしてこの会場で劇を見たことがあるんです。その舞台に私たちが立つのは、不思議だなと思いつつ、リハーサルをしたんですけど、本番で舞台から住人さんたちを見ると「こんな景色だったのか!」って改めて驚きました。客席からの視点と舞台上での視点では、見え方が全然違うんだなと。
何より会場いっぱいに住人さんたちが座っているのは、幸せだなと感じました。ありがたいことにチケットも完売したようで嬉しかった! もっと大きな会場も満席にできるようにこれからも頑張ります。
橘美來さん(以下、橘):相変わらず温かい「日々荘3号館」で、住人の皆さんが見守ってくださるのが本当にありがたいです。大勢の人がニコニコで私たちのことを見てくれるなんて、普通ならありえないことですよね。改めて、皆さんが一緒に楽しもうって思いながら、この場所に帰ってきてくれることが本当に嬉しいですし、もっと一緒に楽しい時間を過ごしたいと思いました。
ただ、今回は「日々荘・格付けチェック」が……ちょっとだけ悔しかったです。いいものを見分けられる人になりたい!
日向もかさん(以下、日向):これまで「ニュースキルを手にいれよう(仮)」のコーナーで、ここなが頑張っているのを横から見ていたんですけど、それが私に回ってきたと思うと……苦しいですね! 翌日から励もうとはしてたんですよ。「私も頑張らないと!」って。でも正直、まだ現実を受け止めきれない(笑)。
ただでさえ漢字が苦手なので、魚へんの漢字はいちから覚えないとですね。「新鮮の”鮮”なら書けるでしょ」って本番中に言われたんですけど、それすら浮かばなくて……。
橘:お寿司屋さんに行って、食べたネタの漢字を1文字ずつ調べるのはどう? 楽しみながら覚えるのが一番だよ!
日向:それいいかも! 出題範囲はこれからになりますが、8月19日(次回のイベント開催日)に向けて、頑張れる範囲で頑張ります。
――今回も衣装がすごく素敵でした。それぞれのポイントを教えていただけますか。
相川:ゴージャス、パーティー、アメリカンというコンセプトを事前に聞いてたのですが、最初は全然ピンと来なくて(笑)。昼の部の衣装は、最後まで悩みましたが、最終的に私服を着ることにしました。好みのスタイルなのですが、皆さんにはあまりお見せしたことがなかったので、ちょっとドキドキもしつつ……。
夜の部にはチュールのワンピースを選びました。最近スカートに興味があって、色が赤(相川さんの担当色)なのはたまたまですけど、とても気に入っています!
――橘さんの衣装選びは、日向さんに手伝ってもらったというお話が出ていましたね。
橘:「派手! 原色!」みたいなイメージを伝えられたとき、頭の中に宇宙が広がって……。決めきれなかったので、”派手”のエキスパートであるもかに助けを乞いました。ただ今思うと、昼の部の衣装はもう少し派手にできたかも。気に入ってるんですけど、本番中は内心、豪遊のイメージに合うかなとちょっと不安でした(笑)。
ただ夜の部は、個人的にすごい派手な衣装を選べたんです。それをきっかけに「私、派手な色もいけるんだ!」って気づいたので、今度は日向のアドバイスを聞きつつ、もっと攻めた色の服を選んでみたいと思います。
――夜の部のライブで橘さんが踊ると、お腹がちらちら見えていました。
橘:恥ずかしい(笑)。でもあまり出過ぎず、いい感じの腹チラデビューができたなと思います! コガネムシ色のシースルーシャツは結構気に入っています。
日向:コガネムシはもっと緑じゃない?
橘:じゃあ……オーロラ色!
一同:(笑)。
橘:オーロラ色に改名します。オーロラカラーのシャツがお気に入りです。
――日向さんの衣装は色が映えて、特に目立っていました。
日向:普段から赤や黄など、ハッキリした色の服が好きなので、今回のコンセプトは嬉しかったです! 「GO遊会」というテーマだったので、昼はチャイナ風を意識しました。
夜はバブリーな感じを出したくて、黄色のセットアップを太めのベルトで締めて、靴下とスリッパも全部黄色で固めました。とにかく私好みの洋服だったので、この夏もたくさん着ていきたいですね。
相川:外であの服を着てる人は、もう日向もかじゃん!
一同:(笑)。
日向:余談なのですが、美來が誕生日プレゼントに黄色の服を羽織るとオムライスになる、ケチャップライスのTシャツをくれたんです。今日の衣装に合うと思うので、ケチャップライスに卵を載せたいと思います!
――今回は、夏目さんも色ものの衣装でしたね。
夏目:昼も夜も自分のカラーである緑を入れたいと思っていました。昼の衣装は、いろんな色が入っているし、アメリカンなイメージに合うと思って選びました。
逆に夜の部は、完全な緑にしたかったんです。それから新たな挑戦として、両方ともパンツスタイルで出てみました。どちらかと言うと、スカートの方が好きなんですよ。
――そうなんですね! アクティブなイメージだったので少し意外でした。
夏目:「パンツスタイル面白いな」と思ったので、自分の中でバリエーションが増えました。
相川:私の逆パターンだ!
夏目:そうだね! なので、奏多にいろいろ教えてもらいたいと思います。「どのパンツがオススメ?」って(笑)。
相川:多分参考にならないよ〜。
日向:全身黒くなるかも(笑)。
――宮沢さんは、とても可愛らしい衣装でしたね。
宮沢:最初は「GO遊会ってなんだ?」と思いましたが、企画の内容からカジノ的なものを連想して。そこから派生して「東京カレンダー」という雑誌のような落ち着いた大人っぽい雰囲気に行き着きました。最初はその方向性で衣装を組んでいたんですけど、「もう少しポップな色が欲しいかも」と言われたので、さらに試行錯誤しました。
結果、昼の部のスカートはピンクが入っていて、形も派手なので「良いな」と思いました。でも夜の部は、2日前までパンツスタイルを用意していたんです。
――そうだったんですね。
宮沢:自分のイメージや家族からのアドバイスを取り入れて、緑のスカートに急遽決まりました。ただ、本当に偶然なのですが、夜の皆の衣装には、それぞれのメンバーカラーが偶然入ってたんですよ。私だけ空気を読まずに緑のスカートを履いてるし、何なら色かぶりもしてて、「すいません!」と思いました(笑)。
相川:本当に思ってます?(笑)
夏目:似合ってたし、全然いいよ!
宮沢:家族が「こっちの方が合うんじゃない」と言ってくれた通り、より私らしくいられたなって思います。そういう意味では、結果オーライです!
――ご家族の意見も参考にされたんですね。
宮沢:そうですね。いつも色々聞いてます!
夏目:私も!
橘:私は自分で決めるけど、その中から「どう?」って家族に見せたりしています。