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夏アニメ『うちの会社の小さい先輩の話』立花日菜&新祐樹インタビュー

焦らしとも思えるような篠崎と詩織里先輩の関係を楽しんでほしい――恋人いない歴=年齢のふたりだからこそのピュアな距離感に注目!『うちの会社の小さい先輩の話』片瀬詩織里役・立花日菜さん、篠崎拓馬役・新祐樹さんインタビュー

シリーズ累計70万部突破の斎創先生による“お砂糖系(あまあま)オフィスラブコメ”『うちの会社の小さい先輩の話』。本作のTVアニメが2023年7月1日(土)より、テレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠ほかにて放送されます。

キャラクター企業で働く入社1年目の篠崎拓馬と、後輩想いで褒め上手な先輩・片瀬詩織里。篠崎は詩織里の距離感が近く、天然な振る舞いに癒やされつつも意識しっぱなし。恋人いない歴=年齢のふたりの関係にキュンとしつつもほっこりする作品となっています。

今回は放送直前に、片瀬詩織里役・立花日菜さん、篠崎拓馬役・新祐樹さんにインタビューを実施! 本作の見どころや演じるキャラクターの魅力、理想の先輩像など熱く語っていただきました。

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うちの会社の小さい先輩の話
キャラクター企業ではたらく、入社1年目の篠崎拓馬。彼のそばにはいつも、「とんでもない癒し」があった。それは、入社3年目の、後輩想いで褒め上手な詩織里は、何かと篠崎を気遣ってくれる。自然と距離感近め、どこか天然なその振る舞いに、篠崎は毎日癒やされつつも意識しっぱなし。はたしてただの先輩後輩から、ふたりの関係は変わっていくのか……?ずーっと見守りたくなる! お砂糖系オフィスラブコメはじまります!作品名うちの会社の小さい先輩の話放送形態TVアニメスケジュール2023年7月1日(土)~2023年9月30日(土)テレビ朝日ほか話数全12話キャスト片瀬詩織里:立花日菜篠崎拓馬:新祐樹秋那千尋:島﨑信長早川千夏:花守ゆみり篠崎豊:小松未可子スタッフ原作:斎創(竹書房「ストーリアダッシュ」)監督:サトウ光敏脚本:大知慶一郎 蒼樹靖子 杉澤悟キャラクターデザイン:橋口隼人 緒方浩美プロップデザイン:HeoHye-Jung美術監督:葛琳美術設定:高橋麻穂色彩設計:宮川はれみ撮影監督:原田翔太編集:白石あかね3D監督:濱村敏郎音響監督:立石弥生音響制作:ビットグルーヴプロモーション音楽:堀口純香アニメーション制作:projectNo.9主題歌OP:「HONEY」小林柊矢ED:「sugar...

演じるキャラクターは理想的な先輩と共感できる新入社員

――原作や台本をご覧になった際の感想をお聞かせください。

篠崎拓馬役・新祐樹さん(以下、新):オーディションを受けた際に初めて原作を読ませてもらったんです。一般的なラブコメディとはちょっと違うと感じたのが第一印象でした。

新入社員の篠崎と、詩織里先輩の甘酸っぱいやりとりは職場の人たち周りから見たら「ふたりはすでに付き合っているのでは?」と思ってしまうほど。でも、実は付き合っていないというピュアなふたりの掛け合いが楽しいなぁと思いました。

――キャスト情報が発表された時に寄せられたコメントで立花さんも「これで付き合ってないってどういうことですか!?」と書かれていました。

片瀬詩織里役・立花日菜(以下、立花):そうですね(笑)。原作を読んだときは、みんなが持っている「こんな会社で働きたい」という願いを具現化した作品だなと感じました。読んでいると前向きな気持ちになります。

あと、詩織里さんは人の欲望を叶えてくれる人間だと思いました。猫好きな子供っぽい一面を見せて和ませてくれたり、仕事では巧みにリードしてくれたり。疲れていて励ましてほしいときに言動で癒してくれる方なので、一社に一人は欲しい人材ですよね。彼女のような人が所属する会社は絶対にホワイト企業だと思います(笑)。

――おふたりが演じるキャラクターの魅力についてもう少し詳しくお聞かせください。まずは詩織里について。

立花:詩織里さんは理想の上司! 先輩としてかっこよく頼れる部分もあり、可愛い笑顔で癒してくれるとっても魅力的な女性です。テンションの振れ幅が大きい女性なので、演じるのが大変なときもありますが、篠崎さんにとっては、見ていて和むような存在なのかもしれません。

――詩織里は立花さんにとっての理想の先輩像そのものなんですね。

立花:同じ女性の目線で見ても可愛らしいですし、彼女が近くにいたら自然と仕事も頑張れますよね。

――新さんから見た詩織里の印象はいかがですか?

新:立花さんがおっしゃっていた通り、いろんな姿を見せてくれるところが詩織里先輩の魅力的なところです。そのすべてが篠崎にとって素敵に見えているんだと思います。特に仕事に対しての考え方やアドバイスの仕方が的確かつ優しさに溢れていて。

――社会人としてこんなことを言ってもらえたら嬉しいなという部分が多々ありますよね。

新:叱られて怖いとか嫌だなと感じるのは当たり前だと思うんですが、本作の先輩方は、叱った後にフォローしてくれるんですよ。主任の秋那千尋(CV.島﨑信長)も篠崎と同期の早川千夏(CV.花守ゆみり)も優しく接してくれて。「第二開発課」は夢のような職場だと思います。

――日本の企業が全部あのような職場になったら、素敵な世界が生まれそうですね。

新:平和になって、生産性も上がるんじゃないかな(笑)。疲れた現代人にとっての癒しとなっている部分が、この作品における肝なのではないでしょうか。

――続いて篠崎の魅力もお聞かせください。

新:篠崎は理想の新入社員! もちろん詩織里先輩も理想的な方なんですけど、彼も仕事に対して真面目に取り組んでいて、まさに新入社員の鑑だなぁと。でも仕事を全部完璧にこなせるわけではなく、ときには失敗してしまうこともあるんですけど、そこを詩織里先輩に助けてもらうという展開がまた素敵だなと思いました。

あと、篠崎は大人でありながらすごくピュアな心を持っているんです。詩織里先輩と男女間の甘い空気になった途端に、すぐに顔を真っ赤にして慌ててしまうほどで。そんな純粋な心と、仕事に対しての真面目な姿勢が彼の魅力ではないでしょうか。

――今、新入社員として働いている方も篠崎にシンパシーを覚えていると思います。

新:新入社員の方々は会社に入ってから不安を感じて、様々な失敗をしてしまうと思いますが、作中でも篠崎が同じようなことをしてしまうんです。そこが現実的で多くの方が共感しやすいのかなと。

だからこそ、彼に自己投影して、詩織里先輩との掛け合いを見ていくと僕を含めて視聴者の方も楽しめるだろうなと思います。

――篠崎の真面目で努力家なところは見習いたいです。

新:彼は頑張り屋さんですよね。それが空回りしているところもまた魅力ではあるんですが……。新入社員の方は会社に入って頑張りたい熱意も持っていると思うんですが、篠崎はそのような想いを素直に出せているのだと思います。

――立花さんの篠崎への印象は?

立花:篠崎さんは青年と大人の間にいる感じがします。新入社員なので大人なんだけど、まだ考えが若い。子供とまではいかないけど、社会人になりきれてない感じが可愛らしいです。でも頑張るぞと決意したときは男らしくリードしてくれるので、詩織里さんもドキドキしてしまうなと思いました。

(C)斎創・竹書房/「うちの会社の小さい先輩の話」製作委員会
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