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夏アニメ『ライザのアトリエ』第4話放送後 近藤唯インタビュー【連載第5回】

夏アニメ『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』第4話放送後 タオ役・近藤唯さんインタビュー|「アニメでまたタオ君を演じられて、感謝しかありません!」【連載第5回】

シリーズの世界累計出荷本数が200万本を突破した、大人気ゲームを原作とするアニメ『ライザのアトリエ』が、2023年7月1日(土)より好評放送中。

アニメイトタイムズでは、本作のリレーインタビューを実施中です。第5回は、主人公ライザの幼なじみで、研究家肌の少年・タオ・モンガルテンを演じる近藤唯さんにインタビュー。2019年に発売された原作ゲームに関するエピソードや、先日放送されたばかりのアニメ第4話までの感想などを語っていただきました。

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ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜
周りを湖に囲まれたクーケン島にあるラーゼンボーデン村。ロテスヴァッサ王国の辺境にあるこの村では、穏やかな時間が流れている。そんな刺激が少ない村での暮らしに活力を持て余していたのは、平凡で特徴がないことが特徴の少女、ライザ。「あーあ。何か面白いことないかな。」窮屈で退屈な村、そこに身を置く“なんてことない農家の娘”である自分に不満を抱いていたライザは、ある日、幼馴染みのレントやタオとこっそり小舟に乗り込み、島の対岸へはじめての冒険に出かける。そこで出会ったのは、“錬金術”という不思議な力を使う一人の男だった。その力に魅せられたライザは、錬金術を教えてほしいと頼み込む。“なんてことない農家の娘”から“錬金術士”へ。これまでの遊びとは違う、自分たちだけの“ひと夏の冒険”が始まる――。25周年を迎えた「アトリエ」シリーズの人気作『ライザのアトリエ』が遂にアニメ化!作品名ライザのアトリエ〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜放送形態TVアニメスケジュール2023年7月1日(土)〜2023年9月16日(土)TOKYOMXほか話数全12話キャストライザリン・シュタウト:のぐちゆりクラウディア・バレンツ:大和田仁美レント・マルスリンク:寺島拓篤タオ・モンガルテン:近藤...

「タオ君は、台本を読んでいたら自動的に喋ってくれた」

――2019年に発売されたゲーム『ライザのアトリエ』で、タオ役を演じることになった経緯を教えてください。

タオ役・近藤唯さん(以下、近藤):オーディションではなく、最初からタオ役で、とお話をいただきました。経緯は分からないんですが、『ライザのアトリエ』の前にも、何作品か「アトリエ」シリーズに関わらせていただいていたので、その繋がりなのかなとは思っていました。

――近藤さんは、『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』などに登場したコルネリアと、『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~』のマァナも演じられています。この二人は少女のキャラクターでしたが、タオは少年ですね。

近藤:コルネリアとマァナは、性格などは全然違うのですが、二人ともわりと変わった女の子というか、個性が強い子たちだったんです。なので二人とも、とても楽しくやらせていただきました。コルネリアの後にマァナを任せていただいた時、「ゲームのスタッフさん側から、こういうキャラもやれると思ってもらえてるんだ」と思って嬉しかったんです。

その後のタオだったので、「男の子もやれますよね?」と言ってもらっているような気持ちでした。私が勝手にそう思っただけなのですが、その期待に頑張って応えたいという気持ちが強かったです。あと、タオ君のお話をいただいた時期は、個人的にも、男の子の役をもっとやりたいなって思っていた時期とちょうど重なっていて。そういった意味でもありがたかったです。

――最初の収録時に、どのようなイメージで役作りをしたのか教えてください。

近藤:ゲームをクリアした後に聴ける「おまけボイス」の中でも少し話したと思うのですが、最初にいただいていた設定資料のタオ君と、実際のゲームの中のタオ君では、設定がちょっと変わっていて。現場で「こういう設定になりました」と説明していただいたんです。

――では、急遽、現場でタオに対するイメージを変える必要があったのですか?

近藤:いえ、設定は少し変わっていたのですが、頂いていた台本から受けるタオ君の印象は、最初の設定よりも、むしろ新しい設定の方に近くて。なので、台本を読みながら、「こういう風に演じたいな」とイメージしていたタオ君のままで良かったんです。それに、タオ君に関しては、あまり役作りについてとかは考えていなくて。あ、何も考えていなかったわけではないんですけどね(笑)。

例えば、自分と考え方がまったく違うキャラクターを演じる時には、「どうして、こういう台詞を言うのか」とか、「どうして、こういう行動をとるのか」をすごく考えながら演じるんです。でも、タオ君の場合は、台本を読んでいたら、自動的に動いたり喋ったりしてくれたというか。あまり(頭で)考えなくても、台本を読み進めたら、ライザやレントと会話しているイメージが自然と湧いてきて。そのイメージのまま演じたら、オッケーをいただけた感じでした。

――では、現場で設定の変更を知ったにもかかわらず、収録はスムーズに進んだのですか?

近藤:はい。サクサクと進んで、「もう終わっちゃった」と思いながら帰った記憶があります。

――では、タオに対しては、どのような男の子というイメージがありましたか?

近藤:気弱というか、「やだやだ」とか「怖い」とか、いつもすごく嫌がっているけれど、なんだかんだライザたちに付いて行く、良い子というイメージが強いですね。あとはやっぱり、遺跡のことになると一気に元気になるというか。怖さも一瞬で忘れて、それに飛びつく知的好奇心の強い子だなって思います。

――好奇心が恐怖心を上回るんですね。

近藤:自分が興味のある知識関連のことになると、食いつきがすごく良くて、そこがまた可愛いなと思います。

――アニメで改めて、タオを演じてみて、印象に変化などはありましたか?

近藤:今、お話ししたように、怖がったり嫌がってたりしている印象と、知的好奇心が強い子という印象がすごく強くすり込まれていたんですが、(アニメの)台本を読んでいると、ライザたちにはけっこう言い返したりもしていて。怖がりではあるんですが、そういえば、“言うことは言う子”だったなと思い出しました。

(C)コーエーテクモゲームス/「ライザのアトリエ」製作委員会
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