音楽
斉藤朱夏にとっての“愛”の形|キミが<愛してしまえば>って言ったら平和になる。虹がかかる。

楽曲を通して、一人ひとりの愛や恋を全肯定をしていきたい――斉藤朱夏が“キミ”に送る、純度100%の夏のラブソング。3rdミニアルバム『愛してしまえば』に込められた、さまざまな愛の形、今の思いを明かす【超ロングインタビュー】

声優、アーティスト、そして声優グループ「Aqours」のメンバーとしても活躍中の斉藤朱夏さん。ソロデビュー月&誕生日月である8月9日(水)に、ダブルアニバーサリーを記念した3rdミニアルバム『愛してしまえば』を発売します。

本作にはプロデューサーのハヤシケイ(LIVE LAB.)さんに加えて、Pan(LIVE LAB.)さんが制作陣として参加。新たなクリエイターを迎えたことで、フレッシュな色が加わっています。

ライブハウスで“キミ”に直接愛を届けてきた彼女が、自身の心にある“ラブアンドピース”をポップに昇華した全5曲。昨今の活動を振り返りながら、本作に込めた思いを聞いた超・超ロングインタビューです。

常に全力疾走。たまにこけては泣く。それが斉藤朱夏

──まずは朱演2023 LIVE HOUSE TOUR『かんちがいの冒険者』の感想からお聞かせください。

斉藤朱夏さん(以下、斉藤):去年からたくさんいろいろなところに行っていて、今年4月には3か所のライブハウスを巡って。やっと自分がやりたかったことができているなと実感しています。それってみんな一人ひとりが頑張ってくれているからこそ、できていることだなと思って。一つひとつのライブに対して、気を緩めることはせず、そして当たり前だとは思わないように、大切にしていこうと改めて思いました。

──前回お話を伺った時に、横浜公演で新しい自分になったことを感じた、といったことをおっしゃっていたじゃないですか。

斉藤:はい。

──今回はそういうことはあったんですか?

斉藤:いや、今回は新しい自分に出会う、というよりは、ライブに対して新しい挑戦をしていこう、と思って臨みました。それで、自分で自分を追い込んでいく……じゃないですけども(苦笑)、そういうセットリストを組んでいましたね。何曲連続でやったんだろう?

覚えてないくらい、畳み掛ける勢いで歌い倒して。自分の性格をセットリストで表現していた気がしました。セットリストは自分で作ってはいるんですけど「こういうところにも性格が出るんだ」と。

──客観的に見た朱夏さんの性格ってどのようなものなんですか。

斉藤:常に全力疾走。で、たまにコケては泣いてる(笑)。知れば知るほど、この人、涙脆いんだなと感じられたんじゃないかと。

私、本当にすぐに泣いてしまうんですよ。人の気持ちを勝手に読み取ったりして。年々すごいです。涙のキャパがバグっちゃっているので。でもそれはみんなに気を許してる証拠なんだろうなって思います。そんな姿を見せられるようになったのも、ひとつの成長なのかなと。

──朱夏さんらしい。ツアー後はどういう気持ちでしたか?

斉藤:まだまだ限界ではないな、と思っていました。もっともっと先に行ける気がするという、なんかよく分からない自信があって。この勢いで突っ走っていきたいなと思いましたね。

──その言葉にしにくい自信って、朱夏さん自身から生まれたものですか? それとも、ファンの皆さんの存在から生まれたものですか。

斉藤:多分後者です。私はひとりだと自信がないし、ひとりだと生きれない。みんなそうだと思うんですけど、私の場合はよりそうです。みんなからのエネルギーがすごいからこそ、それに負けたくないなって。「みんながここまで来るなら、じゃあ私も」というより「負けたくない、悔しい!」っていうほう(笑)。

──あははは、「負けたくない」っていうのが朱夏さんらしい(笑)。

斉藤:ファンの人に対して「悔しい」って正直おかしいと思うんです。「なにそれ、そんなことできるの? 負けたくない」って。当初から「ライブはファンの人との戦い」とよく言ってましたけど、それが本当にあるなと。

──そう考えると、ライブハウスって戦場としては最強なんじゃないですか。

斉藤:そうかも!(笑) いろいろな会場を経験しているからこそ、ライブハウスの熱量が一番すごいなって思います。どれだけ大きな会場で、どれだけ人がいようが……届くスピードが早いのがライブハウスだと思っていて。

もちろん東京ドームもすごいとは思うんです。でも届く時間に少しだけ時差があるように感じるというか。ライブハウスだとその人の魂のようなものがぶん投げられてくるので、ちょっと避けちゃうくらい(笑)。

──でもきっとその時差って、0.001秒くらいの差じゃないですか。それを大切にしている朱夏さんがすごいなと。

斉藤:だから本当に戦場ですね(笑)。本当にちょっとした誤差ではあるんですけども、見逃したくないんです。前から後ろまで、「全部見ないと」って意識がどこかにあるので。北海道から沖縄まで、いろいろな場所から来てくれるわけじゃないですか。みんな時間を割いてきてくれるわけで、一人ひとりをちょっとでも見たい。

だからよく、ライブに来てくれた人が「今日は目が合った」って言うんですけど、それは嘘じゃなくて、本当に合ってるんだよって。

──目を見て伝えたいという思いが強いんですか?

斉藤:コロナ禍でマスクをよくしてるから、というのもあるかもしれません。今までは相手の表情をすぐ読み取ることができたんですけど、コロナ禍になってからはマスクをつける機会が増えて、目だけだと分からないことが多いんですよね。だからこそ、より一人一人の目を見ていく。 そんな感じなので、ライブハウスの次の日はいつもぐったりしています。「動けない~」って。

──と、言ってる朱夏さんの表情が笑顔(笑)。

斉藤:幸せなんですよ(笑)。「良い疲労感だな」って思っています。それだけ私自身もすごい速さで魂を飛ばしているので、みんなも疲れているだろうなと思いつつも、みんなの気力……“生命”がすごいので。「みんな生きてるな!」って。それに引き換えて、自分のものも全部出してしまってる。だから動けなくなる。でもみんなの思いを吸収したい。

──次のツアーでは声出しが解禁される予定です。さらにすごい魂が飛んでくるのでは。

斉藤:ある意味、ゼロからのスタートになるなと思っています。どうやってライブを作っていくんだろう、みんなはどこで声を出すんだろうって、いろいろな楽しみもありつつ。またここからスタートするって不思議だなって思っています。

──朱夏さんの場合、声出しはすっごく久しぶりになりますもんね。

斉藤:2019年の初めてのワンマン(※朱演 2019『くつひもの結び方』)以来、それ以降は声が消えました……(苦笑)。そもそもあの時も台風で延期になっていて。「私何か悪いことした!? ごめんなさい、神様!」と思っていました。当時は声を出す曲が多いわけではなくて。今は声が出せる曲が多いので「どうなっちゃうの~?」って。だから今、私結構ビビってますよ。

──あら(笑)。

斉藤:きっとすごいことになりますよ! 声出すところは練習しておいてね」とは言ってますけど、どう準備をしてくるんだろうワクワクしつつ、ビビりつつ(笑)。

──それこそ、 3rdミニアルバム『愛してしまえば』は声を出すことを想定して作られたんだろうなと。

斉藤:今回のミニアルバムは声出しパートがたんまりあります。「みんな覚えられるかな?」ってくらいあります。ライブってみんなで一緒に作っていくものだからこそ、一緒に踊れる、歌えるパートが自然と増えてしまう。8月から始まるツアーの約1ヶ月間でどんな風に楽曲が成長していくかも楽しみです。

最近よく言ってるのが「ゼロからのスタートだから、不格好でもなんでもいいよ」って。完璧じゃなくていい。わたしだってそうだし。最初から完璧を求めてしまったらつまらないじゃないですか。

 

──朱夏さんが“キミ”のマネージャーになってる(笑)。

斉藤:確かに!(笑) 私、インスタライブでもキミにいろいろ言っちゃうんですよね。自然とプロデュースしちゃってるかも。でもちょっとずつ、っていうのが面白いと思うんですよ。ライブって生物だから。各公演で全部違うと思うんです。全部が不格好でもみんなと作ったライブなら面白いなって。だからみんなも恥ずかしがらず、自分が思うところで声を出したらいいんじゃない?って思っています。

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