声優
『AD-LIVE 2023』総合プロデューサー 鈴村健一インタビュー

究極の即興劇『AD-LIVE(アドリブ)』の15周年公演『AD-LIVE 2023』が開演! 今年のテーマに込められた想いやキャスティングのポイントとは──総合プロデューサーの鈴村健一さんにインタビュー!!

 

それぞれの公演の見どころは?

――豪華なキャスティングも毎公演話題になっていますが、今回のキャスティングについてポイントやご紹介をお願いします。

鈴村:どのチームも素晴らしい組み合わせができたと思います。東京公演の8月26日に登場する下野 紘くんと鳥海浩輔さんのコンビは、2人共とても巧み。それでいてお互いの個性がまったく違う。そんな中、構築してくるものが2人共シリアスで。下野くんはバッドエンドが大好き。鳥海さんは泣ける展開を作って、毎回客席を泣かすんです。

そんな2人が一緒にやったら即興劇には見えない境地にたどり着けるかもしれないという期待もあります。そうかと思えば、下野くんの即興ソングなんかはエンタメ要素も強い。2人の組み合わせは楽しみです。

 

 
8月27日の津田健次郎さんと森久保祥太郎くんは、言葉はいらないくらい達者な方々で、2人ともセルフプロデュースの達人です。自分が何なのかをよく知っていて、それを最大限に使いこなすことができるタレント性を持っています。

先ほど僕はループものをやりたかったと話しましたが、津田さんが『AD-LIVE 2018』の劇中、ループものを構築したことがありました。ガワだけ用意しておいたら、あとは中身を勝手に埋めてくれるので、マインクラフトみたいな人ですね(笑)。

森久保くんは逆に世界観から絶対にはみ出さないように、中身の密度をすごく上げてくるタイプ。構成する設定が超緻密なんです。この2人が組み合わさったら、ヤバいものができるのは間違いありません。

今回、どんな展開にもなりうるプロットになっていると思うので、津田さんはすごい発想を僕らに知らせずにやるかもしれない。森久保くんはどんな奇想天外なものにも乗っかる達人なので、相手の設定を全部活かしてくれます。きっととんでもない完成度の公演になると思います。

 

 

――大阪公演のキャストについてはいかがですか?

鈴村:大阪公演の9月23日に登場するのが蒼井翔太くんと新木宏典さんです。蒼井くんは何度も出演してくれて、すごい存在感がある役者さんですが、特筆すべきはその集中力です。舞台に立った時、絶対にブレず、役でいつづける能力がすごいし、物語を遂行する力もあって。

あと彼の出演した回はいつも泣けるんです。彼自身がボロボロと涙を流して、心の底から泣いてくれるから、お客さんも感動する。それくらい集中力が高いお芝居を見せてくれます。

そして川尻さんが言うには新木さんもそのタイプで、どんなものになれる役者さんなんだそうです。役を自在にコントロールできる、すごい集中力を持ったこの2人の「集中力対決」とも言えるかもしれません。

『AD-LIVE』では蒼井くんが先輩になりますが、彼が集中力を発揮した時、新木さんが必ず感じ取ってくれると思うので、きっと乗っかってくれるだろうし、また泣けるんじゃないかなと。この2人はしっとりした公演になる気がしているので、楽しみです。

 

 
9月24日の武内駿輔くんと畠中 祐くんはとても仲がいいと聞いています。

畠中くんは過去にも出演していて、彼はちょっととぼけた振りをしているけど、緻密に準備するタイプです。出演者の皆さんに事前アンケートをとらせていただいていますが、彼は毎回ぎっしり書いてきて、それでも足りないかもしれないと思って僕に電話をかけてくるんです。

「大丈夫ですか?」とか「どうしたらいいでしょうか」とか、すごく熱心にアプローチしてきてくれて。彼もすごく集中力が高いタイプで、舞台上では決してブレない演技をしてくれると思います。

武内くんはとんでもなく器用なので、何ものにもなれるんですよね。彼とトークしていても、すごく場の空気が読めるし、そこで何をすればおもしろいのかを常に割り出せるタイプ。

今年、声優何人かで津田さんの誕生日会をやった時も、武内くんは一番若手なのに一番場を仕切ってくれて(笑)。色んな人の発言や動きもすべて拾ううえに、ボケやツッコミまでこなして。僕も場を仕切ったり、整理するのが得意なほうなので、武内くんのムーブを見ていると自分を見ているような気持ちになります(笑)。

畠中くんはのびのやったほうがいいタイプなので、のびのびやらせて、武内くんが拾っていくという構図になったら無敵なんじゃないかなと思っています。そんなことを言っていたら武内くんがめっちゃ攻めてきたりして(笑)。ある意味、スーパー未知数な2人です。

 

 

11月開催の東京特別公演はメインキャストが4名に!

――11月の東京特別公演では、メインキャストが2名から4名に増えています。

鈴村:テーマは8、9月と同じ「運命のやりなおし」ですが、公演の形も変わります。2人公演では、AとBという人物がいて、AはBをサポートする立場としてこの2人の関係がどうなっていくのかに焦点が当たっています。

東京特別公演ではBをサポートすべきAが3人登場して、そのうちの1人がホンモノで、2人はニセモノという、ちょっと人狼的要素も入っています。そう考えると各公演の4人みんな、向いてそうじゃないですか?

まず11日公演に出演する梶 裕貴くんは『AD-LIVE』に何度も出てくれていて、最近は忙しくてなかなかスケジュールが合わなかったんですけど、今回久しぶりに出演してくれます。

梶くんはめっちゃ作り込む時は梶ワールドを炸裂させるのに、ある時は「今日は何も考えずに(舞台に)立ってみます」と言って、うちの小道具入れから朝衣装を決めて出てみたり。それくらいフレキシブルに立ち回れるので、今回のメンバーの中では潤滑油的な役割になってくるのかなと思います。

小野賢章くんも『AD-LIVE』にかなり出てくれていて。彼はずっと演劇をやっていますがエンタメをすごく大事にしていて、お客さんに対してどんなインパクトがあるのかを常に考えているし、キャラの立て方もすごいんです。

そのキャラの立て方が今回の4人の中でも響くことは間違いありませんが、プラスに働くのかマイナスなのかはわかりません(笑)。そこがおもしろそうです。

岡本信彦くんは人狼ゲーム系やボードゲーム系が得意で、一緒にプレーしたこともありますが、本当に信用できないレベルで上手にだましてくるので(笑)。この舞台の仕組みにはめちゃめちゃ合っていると思います。

『AD-LIVE』に出てもらうのは久しぶりですが、以前出てもらった時の岡本くんとはまったく違って、いろいろな部分でたくましくなっているし。そんな中で今回は「騙すためにどうかく乱するか」という得意分野での登場なので、彼がかなりかき回してくれるのではないかなと思っています。

 

 
浅沼晋太郎くんは即興劇がうますぎるんですよね(笑)。準備もすごくて、舞台上で手品をやったこともありますから(『AD-LIVE 2018』)。ビンが増えるというマジックや雪を降らせるマジック等をたくさん勉強してきて、実際に舞台上でやっていました。

『AD-LIVE』のために準備を怠らないどころか、1つも2つも上の準備をしてくるので、もしかしたら物語を構成するのは浅沼くんになるのかも。

4人それぞれ特性が違うため、誰がイニシアティブをとるかで世界観がガラっと変わると思うんです。構造で遊ぶ人もいれば、ストーリーを引っ張ろうという人もいるのが東京特別公演のおもしろさですが、この4人はとてもバランスがいいと思います。

――12日の公演メンバーも個性的ですね。

鈴村:12日のメンバーは濃いですね。こってりしてる。和洋折衷みたいにいろいろな味がして(笑)。

陳内 将さんは昨年出演していただきましたが、ひょうひょうとしながらバランスは見ていて、攻めるところは攻めてくるみたいな。バランサーでしたが個性的でかなり印象に残るムーブをする方で、昨年も奇跡を起こしてくれたので、今年も奇跡を起こしてくれるのではないでしょうか。

内田雄馬くんは『AD-LIVE』初挑戦で、本人いわく「アドリブはあまり得意ではない」そうですが、マイク前に立つとすぐ役になるような、すごい集中力を持っているんです。「そんなことできるんだ!?」ということもマイク前で平気な顔をしてやるんですよね。

彼は役を与えればどこまでも羽ばたいていくタイプ。『AD-LIVE』は自分で役作りをしなくてはいけないのが1つの壁ですが、それさえ超えてしまえば、舞台上でのびのびやるんじゃないかなと思っています。

 

 
木村良平くんはうまい! 本当に達人! しかもうまくやっている様子をまったく見せない、白鳥のような。カッコいいんだよなあ。

いろいろなことを考えているけど、こちらがビックリするようなことを顔色一つ変えずやるし、それでいて構成力も高く、お芝居もしっかり構築できて、前半で出てきたものをつなげる巧みさもあって。前に出演してもらった時からまた出演してほしいと思っていた人です。

また彼もボードゲームが得意で、一緒にプレーすることもありますが、人狼ゲームもすごく上手で。11日チームの岡本くんの役割を、12日は良平くんが担うのではないかなと思っています。

福山 潤くんは……まったく何をしてくるのかわかりません(笑)。過去の公演でも「何? その衣装?」と驚かせる衣装で登場してきて。

今回も何を準備してくるのかわかりませんが、彼はスーパーエンターテイナーなので普通のことはやってこないと思いきや、1周回って普通という可能性もありえます。以前出てもらった時は衣装代とギャラがほぼほぼ同じだったそうで(笑)。今回もきっと何かやってくると思います。

 

(C) AD-LIVE Project
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