声優
「日々荘3号館〜はなしたあとはリサイタル@ひとりで歌ってみた〜」アフターインタビュー

初のソロ歌唱に込められた想いとそれぞれの挑戦――「にちにちさん」は新たなステージへ「日々荘3号館〜はなしたあとはリサイタル@ひとりで歌ってみた〜」相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんアフターインタビュー

それぞれの選曲に込められた想いとは?

ーーここからは今回の目玉となったソロ歌唱について、感想を聞きたいと思います。日向さんの「ファンサ」は住人さんとのコール&レスポンスで盛り上がりました。

日向:実はカラオケではあまり歌わないタイプの曲です。普段は、ずとまよ(ずっと真夜中でいいのに。)さんや奏多が歌ったAdoさんなど、女性ボーカルの強くて格好良い曲を歌っています。

ただ今回は声出しができる環境なので、住人さんと一緒に盛り上がれる曲が良いと思ったんです。事前に挙がっていた候補の中では、「ファンサ」が一番わかりやすく、前情報がなくても楽しめる曲でした。本番は皆さんの声を浴びられて、本当に楽しかったです! 皆の視線が私に向いてる感覚があって、気づいたら終わっていました。

歌い終えて、ずとまよさんや夏川椎菜さんの「アンチテーゼ」などの格好良い曲も、いつか皆さんの前で歌わせていただける機会があればいいなと思っています。

ーー夏目さんは「からくりピエロ」で見事なロングトーンを披露されました。

相川:すごかったよ!

夏目:夜の部は特にアットホームな雰囲気があって「ちょっとロングトーンを伸ばしてみるか」という気持ちになったんです。

選曲に関しては、小学生のときからボカロ曲をニコニコ動画でずっと聴いていたので、いつか住人さんの前でボカロ曲を歌いたいと思っていて。その中でもオーディションで歌った「からくりピエロ」を選びました。少しでも自分色にできたらと思い、フェイクやシンコペーションを入れて歌い方を工夫しました。

ーー宮沢さんの「花に亡霊」も素敵でした。

宮沢:バラードを選んだので少し怖かったのですが、お客さんたちと同じ空気になれて嬉しかったです。実は候補曲に「花に亡霊」は入っていなくて。日向坂46さんやMrs. GREEN APPLEさんの曲を挙げていたのですが、色々考えていく中でこの曲がふと浮かんできました。

相川:運命だね。

宮沢:もともと好きな曲でしたし、ヨルシカさんが描く綺麗な夏の情景を表現できたら、自信に繋がると思って。歌っている間はとても優しい気持ちになりました。住民さんとの“あったかもしれない思い出”みたいな……。一人ひとりにそれが届けばいいなと思いながら歌いました。

相川:客席で見られた住人さんが羨ましいなー!

ーー相川さんの「踊」は、しっとりした雰囲気を良い意味で打ち破っていましたね。

相川:大丈夫でしたか?(笑) 本番は住人さんがぶち上がってくれたので、嬉しかったです。ソロ歌唱が決まったとき、なかなか候補曲が思いつかなくて。とりあえずカラオケでよく歌う十八番を挙げていたのですが、他にも良い曲があるんじゃないかとボイトレの先生に色々相談しました。その中でAdoさんの「踊」を歌ってみると、「いつものイメージとは違っていて良いね」という話になったんです。

ただその時点では私自身もまだ迷っていて。でも後日スタッフから「曲が決まりました。相川さんは「踊」です!」って(笑)。私としては皆さんを驚かせたいという気持ちもあったので、一発目にパンチがある楽曲を歌えたことは良かったと思います。実は音源のハモりや合いの手も相川の声なんですよ。自分からお願いして録らせていただいたので、気持ちのこもった楽曲になったと思います。自分でもぶち上がりすぎて、初めてステージで頭が真っ白になりました。新しい体験をさせてくれた住人さんには、本当に感謝しています!

ーーソロ歌唱のラストは橘さんの「初恋サイダー」でした。

橘:第1候補がそのまま通ったので、びっくりしました。昔からアイドルのライブが好きだったので、自分がやってみたいと強く思ったのは、「初恋サイダー」のようなコール&レスポンスで皆と盛り上がれる曲で。今回は皆が私の願いを叶えてくれたというか……コールにもすぐに対応してくれて、指揮者になったような気分でした(笑)。一緒にステージを作り上げてくださって、嬉しかったです。

皆に惚れ直しました

橘:他の子のステージの感想も言っていいですか?

ーーぜひ!

橘:まず、もかはトップバッターとして盛り上げてくれました。私はもかのことをいつも「3期生の太陽」と言っているのですが、本当にその通りで。皆に「mokaビーム」を振りまきながら、元気に歌ってくれる姿がもかの魅力そのものだなって再確認しました。

日向:(ぺこぺこ)

橘:ここなは普段からフェイクなど、歌にどうやって遊びを入れようか考えていて、その熱意に驚かされます。今回はその熱量が具現化というか、化けて出てきたなと思って。私が「からくりピエロ」と言われて想像していたものの、2倍、3倍を優に超えてきたものが出ていて、ここなの歌の魅力が伝わってくる良いステージだなと思いました。

そして小春については、私自身、オーディションのときから彼女の歌のファンなんです。とにかく表現力がすごくて、本当にひとりのオタクとして「この子は将来すごいことになるんじゃないか?」と思わされて。それだけ印象に残っていましたし、いつか皆にも小春の歌を聴いてほしかったんです。

そして今回、皆に聴いて、見てもらえることができました。私としてもこの歌を聴けて良かったです。

ーーそれだけ宮沢さんの歌に惹かれていたんですね。

橘:そうなんです。本人にもよく同じことを言っています(笑)。

宮沢:ありがとう。気持ちがすごく伝わってきます!

ーー橘さんはほかの方のこともよく観察されていますね。

橘:オーディションで戦うにあたって、一人ひとりの個性をチェックしていました。そうすることで自分がどこを磨けば良いのかわかってくるんです。

日向:私はどこが良かった?

橘:ハキハキしているところ!

相川:小学生の通知表のまとめ欄みたい(笑)。

橘:今日はどうしても語りたくて!

ーーお次は相川さんですね。

橘:これまでレッスンを見ていて、発想力が歌によく出ていて魅力だなと感じていて。そして、歌の中で遊ぶところがその魅力に繋がっているなと思います。

今回のライブは本当に痺れました。「相川の歌の要素を全部詰めたのが来た!」と。リハーサルを初めて見たときはドキドキしちゃって、「これが恋!?」と思ったくらいです(笑)。

相川:実は、事前候補に挙がっていた曲はほとんどバラードだったんです。「踊」とは全然違う曲ばかりで、私としてはチャレンジしたなと思っています。

橘:奏多のバラードも好き。でも今回は、バラードを歌うときの良さがより解放された感じがして。「踊」のようなノれる曲は、体を動かすのが好きな奏多と相性が良く、そういったところが相まって好きです。

ーー相川さんに惚れ直しちゃったんですね。

橘:それで言うと皆に惚れ直しました。より好きになったかもしれないです。

宮沢:美來からキスをもらっちゃいましたから。美來のステージは、唯一スタンドマイクを使っての歌唱で、歌いたいものを歌っているからすごく活き活きとしていて。美來の好きが詰まった、可愛くて格好良い歌唱だと思いました。私も惚れ直しましたよ。

ーーその後には『IDOLY PRIDE』の曲も披露されましたね。

日向:今までは芽衣ちゃん(早坂芽衣)を意識していましたが、今回は日向もかの気持ちで歌いました。いつもより私に近い歌い方だったと思います。

橘:逆に私はストーリーに沿った琴乃(長瀬琴乃)の気持ちで臨みました。なぜか今回だけは、どうしても私として歌えなくて。

相川:2階席が高かったので、フォーメーションもしっかり見てもらえたかなと。かなり複雑なので、そこも楽しんでもらえたら嬉しいよね。

 

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