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『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇』公開15周年記念舞台挨拶の公式レポ

『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇』公開15周年記念舞台挨拶の公式レポートが到着|監督・今石洋之氏、脚本・中島かずき氏が登壇

公開から15周年を迎え、15周年プロジェクトとして全国の劇場でリバイバル上映されている『劇場版 天元突破グレンラガン』。

このたび、「紅蓮篇」の公開日である9⽉6⽇(⽔)にグランドシネマサンシャイン池袋にて開催された舞台挨拶の公式レポートが到着。

今⽯洋之監督と脚本の中島かずき⽒が登壇し、制作秘話や思い出話をたっぷりと語りました。

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劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇・螺巌篇
天に風穴が開いた日、明日に続く道を見た。これは運命と戦い続ける、一人の男の物語―――カミナの死を乗り越え、螺旋王四天王を撃破し、王都テッペリンに迫る大グレン団。獣人軍との激戦のなか、シモンは螺旋王ロージェノムと相対し、壮絶な一騎打ちの末からくも勝利する。そのテッペリン攻略戦から七年後―――。地上を取り戻した人類は瞬く間に文明を構築し、繁栄を謳歌する。だがその手を宇宙にまで伸ばしたとき、正体不明の敵が現れる。抵抗を試みるも、その圧倒的な力になすすべもなく蹂躙される人類。誰もが「絶対的絶望」に囚われたとき、再び彼らが立ち上がる。シモン、そして大グレン団の最後の戦いが始まろうとしている…。作品名劇場版天元突破グレンラガン紅蓮篇・螺巌篇放送形態劇場版アニメシリーズ天元突破グレンラガンスケジュール紅蓮篇:2008年9月6日(土)螺巌篇:2009年4月25日(土)【リバイバル上映】紅蓮篇:2023年8月25日(金)〜2023年9月7日(木)螺巌篇:2023年9月22日(金)〜2023年10月5月(木)キャストシモン:柿原徹也カミナ:小西克幸ヨーコ:井上麻里奈ニア:福井裕佳梨ブータ:伊藤静ロシウ:斎賀みつきヴィラル:檜山修之スタッフ原作:GAINAX・中島かずき監督:今石...

公開15周年記念舞台挨拶公式レポート

『劇場版 天元突破グレンラガン』が公開から15周年を迎え、15周年プロジェクトとして全国の劇場でリバイバル上映が⾏われています。そして、9⽉6⽇(⽔)に『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇』の公開15周年記念⽇を祝して、本作の舞台挨拶がグランドシネマサンシャイン池袋(所在地︓東京都豊島区東池袋 1丁⽬ 30-3)にて開催されました。

舞台挨拶に登場したのは、本作の監督・今⽯洋之⽒、脚本・中島かずき⽒のおふたり。本作が 2008年9⽉6⽇の公開から丸15年を迎えたことを受け、「作っている当時も10年⽣き残る作品を作るぞという意気込みでやっていたんですけど、さらにプラス5年⽣き残ったことが嬉しいです。」(今⽯)と15年も当プロジェクトが続いていることへの率直な気持ちを述べました。会場に来ているお客さんに対し、今⽯⽒が「15年前の当時、池袋で観た⼈は︖」という質問をすると予想以上に多くの⽅が⼿を挙げ喜ぶおふたり。さらに今回初めて作品を観た⼈もいることを知ると、「(作品が)広がってくれているということですね︕」(今⽯)と新しいファンも増え続けていることに嬉しそうな表情を浮かべました。

今⽯⽒にとって初のTVシリーズ監督作品だったという『天元突破グレンラガン』ですが、映画化決定を知った当時の気持ちを聞かれると、「TVシリーズが終わったときは疲れ過ぎて、もう嫌だ、ちょっと考えさせてくれと、時間をおいてから決断しました。」と懐かしそうに振り返りました。「もう燃え尽きてましたからね。TV 放送が終わった⽇に(制作会社)GAINAX の屋上で、朝バーベキューをしましたよね。」と中島⽒からも当時の素敵な思い出話が。また、中島⽒にとっても脚本家として新たな挑戦だった本作とのことだが、同じく映画化を知った際は「どうまとめるか、が⼀番の問題でした。最後の15分で新作パートを⼊れることができたのでよかった。」とのこと。おふたりにとって思い⼊れのある作品とのことで、『紅蓮篇』の中で特に印象深く残っているシーンを聞かれると、今⽯⽒は「最後の⾒せ場のアクションシーンで、アディーネとヨーコのキャラクターのバトルを作れたのがよかったですね。最近⾒返して感慨深いのは最後の⼤グレン団スペシャルですかね。当時は元気だったのでこういうカットを作れてました(笑)」と会場の笑いを誘いました。中島⽒も同様にアクションシーンが印象に残っているとのことで「アクションは脚本に書いている。ちゃんとアクションのアイデアを脚本の段階で⼊れるのはできるだけしようと思っていた」と、本作のアクションシーンは中島⽒の脚本にしっかり書かれていたことが判明しました。

さらに、本作が公開されてから15年の⽉⽇を経て、おふたりにとって『天元突破グレンラガン』がどういった⽴ち位置の作品になったかと聞かれると、今⽯⽒は「集団で作ることを意識的にやった作品で、今の(⾃分の)基盤を作ったのは間違いないです。ここから始まった感じです。」、中島⽒は「脚本家として世界が広がった作品です。アニメってこんなに可能性があるんだなというのを感じさせてもらいました。今の⾃分があるのはグレンラガンがあるから」と、本作からの影響が⼤きくあることが伝わりました。

最後に「15年後のご⾃⾝はどうなっていますか︖」という質問を受け、中島⽒はすかさず「80歳ですよ(笑)でも、15年後に新作発表できたら嬉しいですね︕」と、それに対し今⽯⽒は「その頃は巨匠になっていたいですね。」と。さらに「15年後も劇場でグレンラガンが上映されていると嬉しいですね︕」と中島⽒の30周年を⾒据えた発⾔を聞き、会場からは⼤きな拍⼿が起きました。当時の制作秘話や思い出話がたくさん披露され、最後は「今⽇は『紅蓮編』を⾒たということなので、 『螺巌篇』も引き続き観てほしいです」(今⽯)、「15年経ってこうやって観てくださる⼈がいるのは、とてもありがたいこと。もっと息⻑く観てもらえたらいいなと思います。」(中島)と、この15年で本作への想いがさらに⼤きなものになったことが伝わり本イベントは終了しました。


『紅蓮篇』の上映は終了しましたが、9⽉22⽇(⾦)より『螺巌篇』のリバイバル上映、さらに 10⽉6⽇(⾦)より『紅蓮篇』の 4DX・MX4D、10⽉20⽇(⾦)より『螺巌篇』の 4DX・MX4D の上映がスタートします。上映情報などは公式サイト・公式 X(旧 Twitter)などにてご確認ください。

舞台挨拶概要

⽇時:9⽉6⽇(⽔)20:55〜21:35
場所:グランドシネマサンシャイン 池袋
登壇者:今⽯洋之(監督) 、中島かずき(脚本)

『劇場版 天元突破グレンラガン』作品情報

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇・螺巌篇

あらすじ

天に風穴が開いた日、明日に続く道を見た。

これは運命と戦い続ける、一人の男の物語―――

カミナの死を乗り越え、螺旋王四天王を撃破し、王都テッペリンに迫る大グレン団。
獣人軍との激戦のなか、シモンは螺旋王ロージェノムと相対し、壮絶な一騎打ちの末からくも勝利する。

そのテッペリン攻略戦から七年後―――。
地上を取り戻した人類は瞬く間に文明を構築し、繁栄を謳歌する。
だがその手を宇宙にまで伸ばしたとき、正体不明の敵が現れる。

抵抗を試みるも、その圧倒的な力になすすべもなく蹂躙される人類。
誰もが 「 絶対的絶望 」 に囚われたとき、再び彼らが立ち上がる。
シモン、そして大グレン団の最後の戦いが始まろうとしている…。

キャスト

シモン:柿原徹也
カミナ:小西克幸
ヨーコ:井上麻里奈
ニア:福井裕佳梨
ブータ:伊藤静
ロシウ:斎賀みつき
ヴィラル:檜山修之

(C)GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会
(C)中島かずき・今石洋之・プロジェクト「グレンラガン」
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