秋アニメ『陰の実力者になりたくて！ Season2』先行上映会 詳細レポート｜1話のクレアは日高里菜さんいわく「弟愛爆発」、三森すずこさんはガンマの活躍を匂わせつつも「絶対に転びません」!?

1話のクレアは日高さんいわく「弟愛爆発」、三森さんはガンマの活躍を匂わせつつも「絶対に転びません」!?

日高さんは「1話でクレアの弟愛が爆発していましたね」と振られると「1期では基本的にずっと怒っていましたし、この1話でもそれはあまり変わらなかったですけど（笑）、2nd seasonでは、それだけではない、いろいろな面を見せてくれるお話になっているので、『新たな魅力を伝えるぞ』と思いながら頑張りました」。またクレアのシドへの扱い方が1話でもすごかったことについて「やっぱりクセになりますね」と笑う日高さんに、「クセになるんですか？　弟にあんなことするのが（笑）」と山下さんが即ツッコミ。でも「二人でおでかけした時にドレスアップしたクレアがかわいい」の意見には山下さんもうなずいていました。

そして久しぶりに演じたガンマについて、三森さんは、「この2nd seasonを見て、しっかりする時はしているんだなと（笑）。1期ではシーンで掘り下げられるとすぐドジをしてしまって」。それを聞いた山下さんはステージ前の階段を指差しながら「こういう階段でよく転んでましたね」。三森さんが「だから今日も転んだほうがいいのかなってギリギリまで悩んだけど、最初に皆さんをビックリさせてしまうと思って」と思いとどまったことに、山下さんも日高さんもホッとしていました。

また「1期の時は分散収録だったし、ガンマの出番がない時もありましたが、毎回オンエアを楽しみに見ていたら、ガンマ以外の七陰が出ていることが結構あって。ガンマは戦力にならないという理由で置いていかれたようで、『みんなより私、現場に行ってない』と悲しい気持ちになりました（笑）。でも2nd seasonは活躍回があるので楽しみにしてほしいです」と話す三森さんに「いよいよガンマの本領発揮ですね」と山下さんが続けると「絶対に転びませんから（笑）」と自信ありげに三森さんが返しました。

アメリカでの世界最速上映で世界中での人気を改めて実感

完成した1話を見た感想について、「僕は7月にアメリカのロサンジェルスで開催された『Anime Expo 2023』での世界最速上映で見たのが初めてだったんですけど、お客さんの笑うポイントや盛り上がりどころが僕らと同じだったのが嬉しかったです。いつも1話が放送されるまで不安なんですけど、『今回もイケる！』と確信を持てました」（山下）、「海外の方もクスクスって笑うの？」（日高）、もはや歓声みたいな感じなんです。特にシドとクレアが言い合いをするシーンはすごくウケてました」（山下）、「え～っ!?　そうなの？」（日高）、「スタンディングオベーションみたいになってました」（山下）。

アメリカでの反応にビックリしつつも嬉しそうだった日高さんでしたが、「でも日本の方はどうかなあ？」と不安そうに話すと、会場から大きな拍手。「作品のウケるポイントが一緒だったのが発見だったし、『陰実』は世界でこんなに愛されているんだとわかって嬉しかったです。あと七陰のシーンも新キャラが登場したところも盛り上がっていたし。『Atomic!』という声も上がって。字幕で僕らの声を聞きながら見てくださったことも嬉しかったし、改めてアニメってすごいなと。アメリカでの反応を見て、ホッとしたし、いいスタートを切れたと思いました」（山下）。

そして、2nd seasonから登場する新キャラクターの紹介も。まずは最古のヴァンパイアハンターであるメアリー。登場時のセリフがカッコよかったため、シャドウがまるパクりするシーンもあり、山下さんは「感動して、憧れが出てしまったんでしょうね（笑）」。メアリーはクレアと共闘することになりますが、日高さんとメアリー役の加隈亜衣さんは実生活でも仲良し。「彼女の演じるかわいらしい女の子も好きだけど、こういう大人でミステリアスなキャラのお芝居もとても素敵で。でも初めての収録の日はとても緊張している様子でした。メアリーはセリフ量も多いし、難しい言葉をさらっと言わないといけないうえに、途中参加のキャラクターでしたからね。でも収録に入るとそんなプレッシャーも感じさせないお芝居でさすがだなと。あと作品の中で、ここまで絡んだことはほとんどなかったので、個人的にも嬉しかったです」。

妖狐のユキメは和風で、ミステリアスで、「伊藤静さんの『ありんす』がたまらない！」（山下）。黒の塔の支配者、暴君のジャガノート（CV.小山剛志）は「力こそすべてみたいなキャラクターで、どうシャドウたちが関わっていくのか注目ポイントかも」（山下）。派手に戦うのは新勢力だけではなく、もちろんシャドウガーデンのメンバーも大活躍！　「中盤に入るとミツゴシ商会が大変なことになりますが、ガンマが頑張るエピソードもあります。シリアスな戦いが待っているんですよ。転びませんから」とドヤ顔の三森さん。そして山下さんに「すごくシリアスだったよね？」と同意を求めると、山下さんも「ねっ！」。「笑いは1つもなし」（三森）、「ワード数もなかなかでした」（山下）、「すごく嬉しかった（笑）。すごく頑張ったので、その回がオンエアされるのを楽しみにしています」（三森）。