冬アニメ『戦国妖狐』先行上映会で和服姿の斉藤壮馬さん、高田憂希さん、木村良平さんら声優陣がトークショーを開催｜作品愛あふれる熱いフィルムからキャラたちの縁や生き様を体感してほしい

2024年1月10日より全3クールに渡って放送されるアニメ『戦国妖狐』（原作：水上悟志さん(マッグガーデン刊)）の先行上映会が2023年12月16日、東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催。

アニメ第一部「世直し姉弟編」の1話から3話までが上映された後には、迅火役を演じる斉藤壮馬さん、たま役の高田憂希さん、真介役の木村良平さんによるトークショーも行われました。アニメイトタイムズではトークショーの様子を中心にお伝えします。

声優陣は艶やかな和服姿で登場。初めてお客さんに届けられる喜びと安心感でいっぱい

開演するとまずアニメの第1話から3話までを一気に上映。初めて公開されたOPの熱さ、EDの壮大さもさることながら、3クール作品のまだ序盤というのに、盛り上がりや熱量の高さにお客さんの目は釘付け。高まった緊張感をコミカルなシーンでやわらげつつ、バトルシーンは激しく。原作ファンにとって注目度の高い迅火の精霊転化のシーンや動く闇[かたわら]たちの迫力など見事にアニメで表現。熱く、せつないドラマシーンでは空気の音が響くほど、固唾をのんで見守っていました。

　
3話までの上映が終わると出演キャストによるトークショーのコーナーへ。まず舞台袖から和服姿の木村良平さんが登場。その艶やかな姿に、お客さんの拍手に交じって、ため息も。

木村さんはこのトークショーの司会進行も担当するということで、斉藤さんと高田さんも呼び込み。斉藤さんと高田さんも和服姿で、高田さんは狐耳を付け、なう（アニメの第二部から登場する闇）のぬいぐるみを抱いてステージへ。お互いの和服姿を賞賛し合いつつ、高田さんによると、木村さんから何度もこっちを向いてとイジられたらしい（笑）。

なお斉藤さんと高田さんは『戦国妖狐』のイベントには初出演とのことで、木村さんは、千夜役の七海ひろきさんと9月に行われた『京まふ2023（京都国際マンガ・アニメフェア2023）』に出演したが主役2人がいなかったため、今回念願の3人そろってのトークができるということで嬉しそう。アフレコは現在、第二部の収録に入っているそうで、第一部のことはバッチリ話す準備はOK。

　
木村さんがお客さんに、3話まで鑑賞した感想を尋ねると大きな拍手。初めてアニメ『戦国妖狐』の本編をご覧になっていただく機会で、ドキドキしていたそうですが、お客さんの温かい反応に安心感と喜びを浮かべる3人。

特に斉藤さんはアニメ化される前からの読者だったため、やっと届けられるということで感慨深そう。収録の裏話としては、あえてアニメで演じるところまでしか原作を読まないようにしている木村さんは、他のキャストやスタッフから先のお話を聞かされそうになると「ネタバレやめて！」と注意喚起していたとのエピソードも（笑）。斉藤さんは、これから読む人はドキドキできるからうらやましいとコメント。

　
高田さんは3クールの長期作品に携われる喜びと緊張感を抱えながら現場入りし、更に木村さんとの共演は初めてということでドキドキしたそうですが、座長（主役）の斉藤さんが現場をいい雰囲気にしてくれたと。そして収録が始まるとキャスト陣の入魂のお芝居、スタッフ陣のたくさんの愛を感じて、皆さんに最後まで見てほしいと思いながら収録されていたとのこと。