春アニメ『ヴァンパイア男子寮(ドミトリー)』連載:市ノ瀬加那さん(山本美人役)インタビュー|「欲しいときに欲しい展開がきてくれる作品」
ルカと美人の出会いのシーンは男女ともにドキッとするはず!
――アフレコ現場はどんな雰囲気ですか?
市ノ瀬:ルカ役の土岐(隼一)さんと小森役の羽多野(渉)さんを中心にみんなでお喋りをする、和気あいあいとした現場です。私、原作を読んでいたときに蓮のセリフは梅原(裕一郎)さんの声で聞こえていたんですよ。どうやらみなさんも同じだったようで、現場で「納得の梅原さんですよね」という話で盛り上がっていました(笑)。
――キャストが発表されたとき、私も納得しました(笑)。お話があったようにドキドキする展開が多い本作ですが、市ノ瀬さんはこれまでの人生で少女漫画的な展開を経験したことはありますか?
市ノ瀬:少女漫画的とはちょっと違うかもしれないですが、ときめいた瞬間はあります。私、いま猫を飼っているのですが、実を言うと元々は犬を飼おうかなと思っていたんですよ。ただ、お店に行ったらその子と目が合って引き込まれて。もう周りの世界が見えなくなりました。
――ひとめぼれ!
市ノ瀬:はい(笑)。ふたりだけの世界、みたいな感じになっていました。あのときは本当にときめきましたね!
――その他、何かにときめいたことはありましたか?
市ノ瀬:私、たい焼きが好きなんですよ。学生時代にスーパーの前で販売していたたい焼きにすごくハマって。特にクリーム味が大好きです。たい焼きにときめいていますね(笑)。
――なるほど(笑)。アフレコ現場では、誰かのお芝居にときめく瞬間はありますか?
市ノ瀬:どうしようかなぁ……。というのも、そういう瞬間はたくさんありまして(笑)。一ファン的な目線で言えば、とある現場で大塚芳忠さんのお声を聞いたときは痺れました。もうただただ「すごい!」と思って。もちろん、お芝居を見て学ぼうという気持ちもありましたが、あの瞬間は大塚芳忠さんのお芝居にときめいて、時間が止まったような感覚になりました。
――そんな市ノ瀬さんが思う本作序盤の「キュン」ポイントを教えてください。
市ノ瀬:ルカと美人の出会いのシーンですね! 女性の方はもちろん、男性の方も美人に「ドキッ」とするのではないでしょうか? 映像も美しいので、楽しみにしていてください!
――本日はありがとうございました。最後に、本作の推しポイントを語っていただければと思います。
市ノ瀬:改めて、山本美人役を演じさせていただきます、市ノ瀬加那です。本作にはヴァンパイア、男子寮、孤独な女の子など、少女漫画の面白さがギュッと詰まっています。王道の少女漫画展開で、小中学生の子も楽しめる作品だと思いますし、私のように小さい頃に少女漫画を楽しんでいた大人の方も、またあの頃のキュンキュンを体験できると思います!
――もしかしたら、世代を超えて親子で見るという方もいるかも?
市ノ瀬:親子で!? 吸血シーンは親子で一緒に見れるかなぁ(笑)? それくらいドキッとするシーンもありますが、世代を超えて男女問わずにキュンとする作品ですので、アニメも原作も両方楽しんでいただければと思います!
[文&写真・M.TOKU]
作品情報
あらすじ
男装女子×溺愛ヴァンパイアとのキケン♡な同居生活が始まる!
親を亡くし、親戚にも見放された天涯孤独な美人(みと)は、男装して働いていた店を追い出され、お金も住むところもなく困っていたところを、吸血鬼のルカにひろわれる。
美人は、自分の血をルカの“エサ”にすることを条件に、個性豊かなイケメンたちが生活する男子寮で“女”であることを隠したまま、
キケンな同居生活を始めることになってしまい…!?
2024年、愛に溺れたい女子必見のラブストーリーが幕を開ける!
キャスト
(C)遠山えま・講談社/「ヴァンパイア男子寮」製作委員会