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『東京リベンジャーズ(東リベ)』三ツ谷隆の魅力・人気の理由に迫る!

『東京卍リベンジャーズ』オレは家族を大事にする不良になる!!――三ツ谷隆の魅力と人気の理由に迫る!

原作『東京卍リベンジャーズ』は2017年から2022年にかけて「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された和久井健先生による漫画作品。累計発行部数7000万部を突破した人気作品で、2021年4月からTVアニメの放送が開始され、その後、実写映画や舞台も公開されています。

主人公は、人生どん底だったフリーター・花垣武道(ハナガキタケミチ)。ある日、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人・橘日向(タチバナヒナタ)が最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に殺されたことを知ります。その翌日、タケミチは駅のホームで何者かに背中を押され、線路に転落し死を覚悟しましたが、目を開けると12年前にタイムリープしていた…

“タイムリープ”という能力を手に入れたタケミチが12年前の中学時代にタイムリープし、恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する物語。“不良漫画”の要素と“タイムリープ”というサスペンス要素が合わさった斬新なストーリーに加え、少年達の友情や不器用に懸命に生きる姿が描かれた、胸を熱くさせてくれる作品です。

本記事では、個性豊かな登場人物の中でも人気を集める“三ツ谷隆”の魅力についてご紹介します。なお、コミックス最終巻までの内容をまとめていますので、ネタバレに注意して、ギャップのある三ツ谷隆をぜひお楽しみください!

 

目次

三ツ谷隆の基本情報

 
誕生日:1990年6月12日
身長:自称170㎝
体重:57㎏
血液型:A型
メージカラー:オレンジ
好きなもの:アイロン掛けでシワが取れる瞬間
嫌いなもの:八戒の悪ノリ
特技:生地を触っただけで種類がわかる
尊敬する人、憧れの先輩:ココ・シャネル
苦手な人、怖い人:悲劇のヒロインぶった時のマナと寝起きのルナ
夢:デザイナー

 

三ツ谷隆の魅力

三ツ谷隆は“東京卍會”創設メンバー。弐番隊隊長を務めます。不良でありながらオシャレでデザイナーという夢を持つ三ツ谷隆。彼の魅力について紹介していきます。

 

冷静で信頼の厚いまとめ役

主人公・タケミチが東京卍會の集会に初めて呼ばれた際、ドラケン(龍宮寺賢)に、タケミチへ状況説明するよう頼まれたのが三ツ谷隆です。その時、パーちん(参番隊隊長・林田春樹)とぺーやん(参番隊副隊長・林良平)にタケミチが絡まれますが、三ツ谷は2人を冷静にたしなめます。

 

東京卍會と手芸部

三ツ谷は“東京卍會”では弐番隊隊長、中学では手芸部の部長を務めます。部員からの信頼も厚く、手芸部副部長の安田さんには「私部長以外の不良嫌いです!」(コミック8巻第68話引用)と特別扱いされるほど。

また、初期メンバーのトップク(特攻服)を仕立てたのも三ツ谷隆。“8・3抗争”でドラケンを救い、“血のハロウィン”ではみんなの目を覚ましてくれたタケミチへ、感謝の気持ちだと特攻服を仕立てています。三ツ谷直々に特攻服を仕立てたのは、初期メンバー以来でした。

 

頼りになるお兄ちゃん

母子家庭だった三ツ谷家では、夜中まで働く母親に代わり、長男の隆が2人の妹・マナ、ルナの面倒を見ていました。後に東京卍會弐番隊副隊長になる柴八戒に初めて会った時も、三ツ谷は妹を抱っこ紐で抱えながら「やりすぎっしょ。暴力はさ、守る為に使えよ」と喧嘩で一方的に相手を殴っている八戒を止めます。その時の事を八戒は「ちっちぇガキ二人つれた変な奴、それが三ツ谷隆との出会いだった」(コミック10巻第84話引用)と思い返しています。

 
新入りのタケミチにチーム事情や喧嘩の心得を度々教える面倒見の良さは、家族を守る三ツ谷ならではの魅力でしょう。

 

喧嘩が強い

アニメで放送された8・3抗争、血のハロウィン、聖夜決戦それぞれの戦闘シーンで、三ツ谷は活躍しています。特に“聖夜決戦編”では、歳も体格も格上の柴大寿に自ら身体を張って正面から殴り合い、八戒へ“兄貴分”として意地を見せた姿は、タケミチ、千冬をはじめファンの胸を熱くさせてくれました。

 

聖夜決戦編での活躍

三ツ谷は、弐番隊副隊長の柴八戒に大変慕われています。父子家庭で、兄の柴大寿に暴力で“躾”をされてきた八戒にとって、“力は守る為に使う”と言う三ツ谷は本当の兄のような存在でした。

 

黒龍(ブラックドラゴン)の宣戦布告

黒龍は暴力と引き換えに得た金と、軍隊のような規律をもった、最狂最悪の武闘派集団です。八戒はその十代目“黒龍”総長・柴大寿の弟。タケミチと自宅で遊ぶため帰宅した際に黒龍に出くわし、タケミチは東京卍會の隊長である事を知られ、大寿に痛めつけられてしまいます。

このことは“黒龍から東京卍會への宣戦布告”として、後日、東京卍會の幹部会で話し合われます。責任を感じた八戒は「本日をもって東卍をやめさせていただきます!!」と東京卍會総長のマイキー(佐野万次郎)に訴えます。そこでマイキーは八戒の進退を三ツ谷に任せることにしました。

 

柴家を救おうとする三ツ谷

八戒の進退を任された三ツ谷は、話し合うために自ら黒龍総長・柴大寿の元へ訪問します。そして、八戒は黒龍に譲るが、その代わり姉の柚葉を解放するよう要求します。柚葉に何かをさせていること、2人が大寿からの暴力を受けていることに気付いていた三ツ谷は、柚葉を守ってきただろう八戒と柚葉を守る為に交渉したのです。大寿もこの要求を吞み、和平成立に至りました。

その帰り道、「八戒、どんなに苦しくても力は守る為に使えよ」「生まれた環境を憎むな」(コミック10巻第84話引用)と大切なことを伝えています。

 

聖夜決戦

東京卍會と黒龍は和平協定を結びましたが、タケミチは未来を変えるために、八戒が大寿を襲う事を阻止しようとクリスマスに教会へ向かいます。八戒を説得しようと試みたタケミチでしたが、そこに大寿が現れ八戒は大寿に刃物で襲い掛かります。

八戒の襲撃は、大寿にいとも簡単に阻止され、そこから八戒、柚葉、タケミチ、千冬が大寿を止めるため交戦しますが、危機的状況へ追い込まれます。そこに現れたのが三ツ谷でした。

「オレが相手だクソヤロー」と大寿を挑発する三ツ谷に、大寿はまさか自分で結んだ休戦協定を自分で破るのか、と窘めます。それに対し三ツ谷は、

「そんな約束より当たり前の事教えてやるよ
 妹にはどんな時でも手をあげねぇ
 どんな悪さも笑って許してやる
 それが“兄貴”だバカヤロウ」(コミック11巻第96話引用)

と声を張り上げ、明らかに体格差のある大寿に向かって行きます。八戒はそんな三ツ谷を必死にやめさせようと声をあげますが、「八戒わかんねぇのかよ⁉意地張ってんだよ、オマエが見てるから、三ツ谷君頭いいし計算もできる、わかった上で体張ってんだよ!弟(オマエ)の為に!」(コミック11巻第97話引用)と千冬に咎められます。そんな中、黒龍特攻隊長・乾青宗に突然の一撃をもらい、三ツ谷は意識を失ってしまいます。

 

みんな弱ぇ だから家族(なかま)がいる

本当は、大寿の暴力から姉の柚葉に守られてきた八戒。大寿に立ち向かうことが出来ず、“自分が柚葉を守ってきた”という嘘をついていたこと、そして弱い自分を打ち明け泣きじゃくる八戒に、三ツ谷は「ホント…ダセェな八戒」と笑いかけます。続いて、自分だってダサかった。「生まれた環境を憎むな」なんてカッコつけたけれど、生まれた環境を憎んだ時期もあるし、妹達を置いて家出したこともあると三ツ谷は打ち明けます。

更に三ツ谷は「逃げてんのはオマエだけじゃねえ、みんな弱ぇ、だから家族(なかま)がいる」(コミック12巻第101話引用)と八戒の気持ちに寄り添います。そんな嘘で見捨てたりしない、それが東京卍會だ!という仲間の言葉に感化された八戒は、今までずっと抵抗できなかった大寿に正面から向き合います。皆の言葉、行動が八戒を変えたのです。本作は、弱い自分があってもよい、だからこそ仲間や家族がいる、という大切なことに気付かせてくれますね。

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