初ヒロイン役の栗坂さんを蒼井さんが華麗にリード？　蒼井翔太さん、栗坂南美さんが出演した『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』トークイベントレポート

2024年4月1日より放送が始まるアニメ『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』（以下、できそこ）のトークイベントが、3月23日、『AnimeJapan 2024』のKING CREATIVE AMUSEMENブースにて開催！

出演するのは、OP主題歌「EVOLVE」の歌唱＆主人公のアレンを演じる蒼井翔太さんと、ヒロインのリーズを演じる栗坂南美さん。作品の魅力や見どころと、初のヒロイン役、『AnimeJapan 2024』にも初参加など、初めて尽くしの栗坂さんを華麗にエスコートする蒼井さんの姿を楽しめたイベントの模様をお届けします！

リーズ役で初ヒロイン役の栗坂さん！『AJ』、『初配信生特番』など“初”尽くし

蒼井さんが歌うOP曲「EVOLVE」にのって、アレン役の蒼井さんとリーズ役の栗坂さんがステージに登場。「皆さん、こんにちは～！」とテンション高く挨拶する蒼井さんに対し、「初めての『AnimeJapan』でとても緊張していますが、ワクワクもしています。よろしくお願いします」と初々しい栗坂さんと対照的な二人。

3月15日に行われた生配信特番（https://www.youtube.com/watch?v=95w8EreN_Gc　配信は4月10日まで）には、このお二人とノエル役の雨宮 天さんの三人が出演しましたが、実は栗坂さんにとって初めての生配信番組だったそう。また蒼井さんも雨宮さんとこれまでじっくり話す機会がなかったらしく、お互いを知り合うことができたとのこと。栗坂さんもアフレコ以外で、演技のこと以外を話すことも初めてで新鮮だったそう。

まず『できそこ』の内容をご紹介。蒼井さんと栗坂さんはまずコミックを読んでから小説を読んだとのこと。作品の印象について、「アフレコが始まってから小説を読んだら事細かな心情や情景が綴られていて。アニメを見た後に読んでいただくと、『このシーンはこんな心境だったんだ』とわかって、またアニメが見たくなっていただけると思います」（蒼井）、「アレン視点で物語が進んでいきますが、アレンは一歩引いて冷静に見ている様子が細かく描かれていて、おもしろかったです」（栗坂）。蒼井さんから緊張していると指摘された栗坂さんはうなずきつつ、「皆さんが集まってくださることも、楽しまれている皆さんを見るのも幸せです」と緊張した面持ちながら笑顔で語りました。

アレンは動じず余裕を意識して。リーズは行動力があり、優しさを大事に

次は、作品に登場する各キャラクターを紹介。蒼井さんはアレンについて、紹介文を読んでいる時、「『出来損ない』と実家を追放されました！」はひときわ元気に声を張りました。「元勇者だったアレンが転生して望んでいたのが平穏な暮らしだったので、『追放イェイー！』という感じで」（笑）。また蒼井さんは「アフレコの時は、英雄から今世に転生してきたということで、ちょっとやそっとのことでは動じないので、一歩引いて、余裕を持った感じを心がけしました。日常の僕は、熱くなってしまいがちなので、そこを何とか抑えながらアフレコしていました。また王道主人公なので、カッコいいところも見ていただけたら」。

栗坂さんのアレンの印象は「ズルいくらい、カッコいい男の子なんですけど、『蒼井さんはどう演じられるんだろう？』とワクワクしながら収録に向かったことを覚えています。つかみどころのないところやカッコよくてスマートなアレンをしっかり演じられていて、私もリーズとしてセリフをかけやすかったです。また蒼井さんが周りをよく見てくださって、座長に支えてもらった現場でした」。

栗坂さんが演じるリーズについて、「王国の第一王女という家柄なのに、アレンと一緒に旅をしてしまうという行動力がすごくあって、自分が思ったように突き進んでしまう女の子で。更にアレンの元婚約者ということで、ちょっとドキマギしたり、いい感じだなという時もあったり、いろいろな表情をする子なので、アフレコ中も楽しくやらせていただきました。他のキャラに対しても壁のない接し方をする子なので、リーズの優しいところを大事に演じさせていただきました」。

蒼井さんは栗坂さんが演じるリーズについて、「栗坂さんが初ヒロインとお聞きして、僕自身も初アフレコの時を思い出したのと同時に、リーズの第一王女という品のあるところと人に対して純粋なところや優しさがあるところに、栗坂さんの使命感や一生懸命さが重なって、とても素敵なリーズになったと思うし、会話が多い役としてもやりやすかったです」と称賛しました。