音楽
鈴木達央が自らの解釈で歌い継ぐ「シングルベッド」/「あにそんボーカル」出演者インタビュー【PR】

【PR】瞬間瞬間で変わる印象。鈴木達央さんが自らの解釈で「シングルベッド」を歌い継ぐ――カラオケDAM「あにそんボーカル」出演者インタビュー

“あの憧れの声優さんが歌ってくれる”をコンセプトに、声優やアニメ好きの演者さんがアニソンを自由に歌唱する「あにそんボーカル」。カラオケDAMでは、撮り下ろし本人映像とともに、見て楽しむもよし、一緒に歌うもよしのオリジナルコンテンツを楽しむことができます!

そんな「あにそんボーカル」に新たに参加するのは声優・鈴木達央さん! ご自身にとっても思い出深いという名曲「シングルベッド」のカバーに加えて、Y2K(Year2000/2000年前後のファッション)を取り入れたという映像の収録に挑みました。

今回、レコーディング&映像撮影を終えた鈴木さんにインタビュー! カラオケにまつわる思い出話や音楽について、様々なお話を伺いました。

洋楽、クラシックからボカロまで、幅広すぎる音楽ジャンル!

――鈴木さんはカラオケによく行かれますか?

鈴木達央さん(以下、鈴木):ここ数年で行く機会が増えています。最近、交友関係が広がったんですけど、その友人たちがやたらカラオケ好きなんです。僕も気が付いたらDAMのデンモクを握っていることがあって……(笑)。

――(笑)。歌うことが好きな方々とカラオケに行かれるのですね。

鈴木:そうですね。配信者やVTuberといった新世代の職業の方々であったり、クリエイター、作家事務所の方々と知り合う機会が増えまして。やっぱり配信者の方々は歌うのが好きみたいで、「カラオケ行きましょ!」っていうのは定番コースになっています。

――どんな曲を歌うのですか?

鈴木:今回歌わせていただいた「シングルベッド」はもちろん、シャ乱Qの歌とか。ボカロPや歌ってみたなどを見聞きするようになってからは、ぼくのりりっくのぼうよみさん、Dios、秋山黄色さんの曲を歌ったりします。あと、友達が歌っていた「シャルル」はすごく気に入って覚えたりして。あ、この間はSKY-HI×Nissyさんの「SUPER IDOL」を初めて歌いました。

――幅が広い……!

鈴木:そうですね。L'Arc~en~Cielの曲を勝手に入れられてマイクを渡されることがあったりします(笑)。

――様々なクリエイターと出会って、聴くジャンルが広がったのでしょうか?

鈴木:もともと、幅広く音楽を見聞きするのがすごく好きなんですよね。少し前に時間ができたときはもっと知見を広げたいなと思い、ジャズ、クラシック、カントリー、ニューミュージック、チル系、ほかにはボカロ系、10代がよく聴いているプレイリストを漁ったりもしました。ビルボードチャートもチェックしているので、US、UK、K-POPとかも聴いています。

――練習中の曲もたくさんあるのでは?

鈴木:さとう。さんの「3%」、tuki.さんの「晩餐歌」、音田雅則さんの「fake face dance music」、ササノマリイさんの「空と虚」は練習中です。ほかにもKERENMIさん、Gorilla Attackさんの曲をいつか歌ってみたいなと思っています。

――次々と出てきますね。

鈴木:カラオケでよく言われます、「達さんからはなにが出てくるかわからない」と(笑)。普段は洋楽を聴くことが多いんですけど、自分が生きている場所で流行っているものはちゃんと聴いておきたいと思っているので、その辺りは欠かさずチェックしています。

自らの解釈で「シングルベッド」を歌い継ぐ

――「あにそんボーカル」出演が決まった際の感想を教えてください。

鈴木:もともと「あにそんボーカル」を知ってはいたんですけど、今回、改めていろいろな方が多彩なアプローチで参加されているんだなと思いました。僕としては思い出の曲を歌いたいなと思ったので「シングルベッド」を選んでいます。

――お好きな曲だったのですね。

鈴木:そうですね。この曲が第一候補でした。でも歌ってみるとやっぱり難しかったです。つんく(現・つんく♂)さんのボーカリストとしてのすごいところでもあるんですけど、「シングルベッド」の時代は、Pro Tools(※)で編集している今と違い、機材的にほぼ一発録りなんですよね。

編集するにしてもテープとテープを繋がないといけないので、細かい修正ができないんですよ。だからこそ、歌心と呼ばれるもの、曲全体を通してのグルーヴ感が大切になってきます。そこが今の時代とは違った良さでもあるんですよね。

※プロが多く使用する音楽制作ソフトウェア

――たしかに、現代の制作の手法から変化しているだけあって、仕上がりも当時と違いますものね。

鈴木:人の手だけで作られたものは、コンピュータによって出来たものと比べて揺らぎがあるんですけど、そこが面白みに繋がっていて。ただ、それ故に、この世代の楽曲を歌うとモノマネになってしまうんですよね。そうならないように、ちゃんと自分で咀嚼したうえで、自分の思い出の中から出てきた「シングルベッド」を歌ったんですけどやっぱり難しくて。

つんくさんは自然と歌われているけど、実はすごくテクニックが詰まっているんです。リリースされた頃、つんくさんはまだ20代半ばということで、今回、改めてそのすごさを実感しました。

――そして、今でも愛されている曲ですよね。

鈴木:DAMのデンモクのランキングにもよく入っていますよね。そういう意味ではすごい曲を選んだなと自分でも思います。その分、いい感じに刺さっているんじゃないかなと。しかも、この曲はちゃんとアニメソングなんですよね。

――『D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜』のエンディング曲ですね。

鈴木:小学生の頃、OVAで見ていました。ただ、ずっと暗い曲だなって思っていて。それもそのはず、小学生だから<お前抱いてた頃>とか、歌詞の意味がわからなかったんですよ。

――小学生には難しい歌詞ですよね。

鈴木:当時は男女の云々なんて知らない、スーパーファミコンに夢中な小学生でしたから。もっと言えば、昔は敷布団だったのでシングルベッド自体がよくわかっていなくて(笑)。だから大人になってからやっとこの曲の魅力に気付きました。

加えて、この曲は聴く瞬間で印象が変わるんですよね。最初に聴いたときは意味がわからなかったけど、恋愛を知ってからは別れの曲だということに気付いて。そして20代そこそこになるとセンチメンタルな歌詞に共感できるようになって、30代には同じような経験を振り返るようになったりして。本当に、受ける印象が歳を重ねるごとに変わるんですよね。世代を超えて歌い繋がれているのは、そういうところにあるんじゃないかなと思っています。

――歌い繋がれているからこそ魅力を再確認する機会も多いと。

鈴木:カラオケの定番曲ですから。僕自身、目上の方から「もっと感情を込めて!」とアドバイスをもらいながら歌ったり、収録終わりに仲間と肩を組んで合唱したこともあります。やっぱりどこかしらで誰かが歌っている曲なんですよね。

――大合唱ですか!(笑)

鈴木:飲み会の3次会か4次会でしたね。そういうときにカラオケって良いですよね。思い出深いのは、『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』の吹き替えの打ち上げで東映の白倉(伸一郎)さんと大塚芳忠さんとカラオケに行ったときです。白倉さんはもちろん『仮面ライダー』の曲を歌うから、僕は『スーパー戦隊』の曲を歌って。それで芳忠さんは何故か僕の肩を組んで、『仮面ライダー電王』の曲を一緒に歌おうと言い出して。僕、作品に全然関わっていないのに(笑)。

――(笑)

鈴木:そんなことがありましたが、このカラオケをきっかけにふたりと仲良くなることができて。今ではライバーの子たちと仲良くなるきっかけを作ってくれたりして、カラオケはいつも誰かとの仲を繋いでくれるなと身を持って感じています。

――映像はシンプルながら味わい深いものになっていました。

鈴木:ずっと歩いていましたね。撮影中、監督さんが光を大切に撮りたいとお話されていて、陽が当たるのを待ったりしました。全体的にのんびりしながら楽しんで撮影できたんじゃないかなと思います。コンセプトとしては、カラオケっぽさに加えて、昨今、2000年当時のファッションを取り入れる“Y2K”が流行っているので、あえて「シングルベッド」がリリースされた当時っぽいアレンジを施しています。

――たしかに、レトロ味のあるエフェクトが加えられていますね。

鈴木:そうですね。ただ、自分が出ているとなんとも言えない気持ちになって。冷静な気持ちでは見れないです(笑)。

――あと、メイキング映像を拝見したんですけど、あのボールは投げていないんですね。

鈴木:そうなんです! これは誤解なきように言わないとですね(笑)。飛んでるボールはCGです! 映像では球が山なりに飛んでいましたけど、実際には腕を振り下ろしているから、物理的に映像みたいにはならないんですよ。だから、映像の中の僕は魔球を投げています(笑)。

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