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舞台『NIKKE』“理解っている”キャスト&スタッフの熱をニケの背中から体感【ゲネプロレポート】

指揮官おなじみの光景は、そこ -現実- にある。“理解っている”キャスト・スタッフの熱をニケの背中から体感した舞台「NIKKE THE STAGE」ゲネプロレポートレポート

2,500万DLを達成したスマートフォン向けRPG『勝利の女神:NIKKE』の舞台「NIKKE THE STAGE(ニケ・ザ・ステージ)」が、2024年6月6日(木)~9日(日)の期間、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演中だ。

キャストには、グラビア界を席巻するゼロイチ・ファミリアのメンバーや、映像・舞台などで活躍するアイドル&女優&コスプレイヤーなどが大集合しており、豪華キャストで『NIKKE』の世界を存分に魅せている。

本稿では公演の様子をレポート。原作ゲームの魅力である“バックアングル感”を随所に散りばめた臨場感あふれる戦闘シーンなど、本作ならではの魅力が盛りだくさんな舞台の模様を紹介しよう。

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眼前に広がる指揮官おなじみの光景

ラプチャーと呼ばれる謎の機械生命体により、超巨大地下都市であり最後の生存領域である「アーク」に追い詰められた人類。主人公である指揮官は、少女型ヒューマノイド・ニケと地上奪還を目指していく。

物語は、戦渦に巻き込まれた主人公の新米指揮官が、ニケであるマリアンに蘇生され、共に戦場を潜り抜けていく、という場面からスタート。同じくニケのラビ、アニスらカウンターズ部隊と合流し、行く手を阻むラプチャーと激しい戦闘を繰り広げていく。通常、他の指揮官はあくまでニケを人間ではなく、少女型ヒューマノイド=機械として接するため、指揮官とニケの関係性は非常にドライ。

しかし、主人公であるこの指揮官は、ニケをひとりの人間のように接し、戦いの最中で気遣いを見せていく。機械的に修復する構造であるにもかかわらず、包帯で手当てをしたりと、ニケからするとかなり異質な存在。一方、その優しさに惹かれる側面も多く、次第に絆が深まっていく姿が度々描かれていた。

そんなやり取りもしばしば、順調に戦果を上げている……かと思いきや、突如としてマリアンがラプチャーに侵食されてしまう。ニケの処分は指揮官の立場でしか実行できないため、選択を迫られる指揮官。引き金を引けず、葛藤を抱える中、マリアンは指揮官への優しさに感謝を伝え、半ば自死のような形で命を絶ってしまう。不可解なマリアンの侵食に迫ることを決意しつつ、ラビ、アニス、新たに加わったネオンらカウンターズ部隊と、新たな戦地へと赴くことに。

続く任務ではコメディタッチな展開も多く、火力に絶対的な信頼を寄せる暴走気味のネオンに多々ツッコミを入れるアニス、一方でふたりをものともしないラピなど、それぞれのキャラクターを深堀りする内容となっており、肩の力を抜いて楽しむことができた。

……と思いきやラピが不意打ちに遭い、マリアンの死がフラッシュバックする指揮官が描かれたりと、あくまで戦場であることをふと思い起こされてしまい、観ている側にも改めて緊迫感が走る。

様々な事情はあるが、結果的に前哨基地へ送られてしまう指揮官とカウンターズ部隊の面々。ここから各地で出会うニケと行動を共にしながら転々としていくことになる。シュエン率いるユニ、ミハラからなるワードレス部隊とは、危険な地上でのラプチャー捕獲作戦に臨む。

加虐嗜好のユニと嗜虐嗜好のミハラのコンビは、色々な意味でつうかあの仲。戦闘におけるコンビネーションもそうだが、前述の嗜好の部分でも、互いのご褒美としてユニがミハラを思い切りつねりそれぞれ悦に入るシーンも再現されており、掛け合いが観られるのは舞台ならではのポイントのひとつだろう。

だが、先の捕獲作戦に取り組む中でふたりの仲が危ぶまれる展開が待ち受けている。詳細は伏せるが、ゲーム本編をプレイ済みの指揮官にこそ、この場面の芝居はぜひご覧いただきたい。

続く指揮官とカウンターズ部隊が赴いたのは、雪原が広がる厳しい環境下でラプチャーが跋扈する北部だ。アーク内に内通者が潜んでいる可能性が出ており、言語を話すラプチャー「トーカティブ」が手がかりになるかもしれない、とのこと。また、ラプチャー捕獲作戦で指揮官のピンチを救った、地上で活動するニケ、通称「ピルグリム」の捜索も目的のひとつ。

慣れない吹雪に見舞われるだけでなく、ラプチャーと交戦してしまい苦戦を強いられるカウンターズ部隊。ついには、雪崩で散り散りになってしまう。そこで指揮官を救ったのは、ラプチャーによって環境ごと変わってしまった北部を取り戻すために活動する、アンリミテッド部隊のルドミラとアリス。ふたりの協力もあり、カウンターズ部隊と合流し、ラプチャーに占領されているピルグリムの研究施設へ歩みを進めていく。

その天真爛漫さで場を明るくしてくれるアリスと、穏やかながらも凛とした佇まいで頼りがいのあるルドミラ。カウンターズ部隊の面々との相性も良いようで、ワードレスとは異なる掛け合いは会話パート・戦闘パート共に安心して観ていられる。もちろん一筋縄ではいかない本作、ルドミラが抱える北部での別の役割も明らかになっていく。

そして、北部での戦いを終え、アンリミテッドのふたりと分かれたところで、本舞台の最後の山場が描かれる。トーカティブとの再戦やピルグリムのスノーホワイト、さらには通称・ヘレティックと呼ばれるラプチャーに寝返ったニケの登場により、事態は熾烈を極めていく。なお、ここで登場するヘレティックのモダニアだが、指揮官にとって忘れられない面影のようで……。

と、ここまでストーリーをなぞる形で紹介したが、改めてステージや座席の説明をさせてほしい。一般的な舞台であれば、正面の客席入口から奥側に向けて座席が配置されているだろう。メインステージは上手・下手と横に広がり、ものによっては二段、三段と縦にも奥行きがあったり、ライブであればメインステージから客席側に花道が伸びているものもある。

しかし、本舞台では、下手にあたる場所から対角線上に会場中央までステージが伸びており、3ブロックに分かれた客席から、中央の円形ステージをぐるりと観ることのできる構造となっていた。つまり中央のメインステージを三方から囲む形、かつ両端の客席から観られる角度としては、180°どころか体感的には270°くらいあるように思えた。

さらに、その中央の円形ステージ、外周は少し段差で低くなっており、そこで戦闘時にはニケたちがポジションを入れ替わりながらグルグルと三方の客席に背を向けて銃撃戦を繰り広げ、ときには敵襲に遭い倒れ込んでしまうこともある。そう、ゲーム本編をプレイしている指揮官にとってはおなじみの光景がそこに広がっているのだ。

キャスト陣による戦闘時の作中再現も本当に見事だ。それぞれのキャラクターの銃器類の取り回し方や動きの癖のようなものは、体勢などのシルエットは本編をモチーフに、本編にない動きなどはそこから補完する形で立ち回っており、各キャストの研鑽や努力が垣間見える。

なお、再現と言えば衣装の再現度も非常に高い。多くは綴らないが、本当に再現性がすごいのだ。色々な角度でキャスト・スタッフが熱を注いで研究しているのだろう。客席の指揮官も様々な角度での観劇を通して応えたいところ。

なお、客席前方で観劇している指揮官からすると、だいぶステージと距離が近いように思えた。やはり銃撃戦がメインとなると、敵に対し一定の距離感を保つことが必要なのだろう。限界までステージを広くとってラプチャーとの戦闘の臨場感を再現している。さらには客席前方とステージの間の通路を歩いたりと、チャプター毎にニケを間近で観られる演出も盛り込まれていた。

作中では半透明のスクリーンを用いてラプチャーが投影される仕組みも。そのラプチャーは大体が強敵で苦戦を強いられるため、先のステージ外周で客席を背に倒れ込んでしまう場面もしばしば。もちろんニケたちに地上奪還の成否が懸かっているのだから負けてほしくないのは明らかなのだが、やはりカタルシスのためにはそういった展開も必要だろう。うん、仕方ない。

さて、長々と書き連ねてきたが、文章だけでは伝わりにくい部分も多々あると思う。そんな指揮官諸君には、ぜひ千秋楽公演を“マルチアングル映像”で観られる配信チケットで確認……もとい、ニケたちの戦いをご覧いただきたい。“理解っている”スタッフ・キャスト陣が、どれだけの熱を持って『NIKKE』の世界観を板の上で再現しようとしているのか、“マルチアングル映像”なら画面越しでも伝わるはずだ。視聴期限である7月7日(日)まで、その目でニケの背中に魅せられる日々を送ってみてはいかがだろうか。

公演情報

[期間]2024年6月6日(木)~6月9日(日)
※公演時間などの詳細は、下記の公式HPやSNSをご確認ください。

[会場]こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
(〒151-0053 東京都渋谷区代々木2丁目12-10 こくみん共済 coop会館)

[スタッフ]
開発元:SHIFT UP
発売元:Level Infinite
脚本・演出:久保田唱
演出助手:高島紀彦
美術:濱田真輝
造型:湯田商店
舞台監督:住 知三郎
音響:田中慎也
照明:マーキュリー
映像:御調晃司
衣裳:藤衣裳
ヘアメイク:青山亜耶
ロビー:倉重千登世

配信チケット

視聴可能期間:2024年6月24日(月)18:00 ~2024年7月7日(日)23:59
販売期間:2024年6月5日(水)21:00 ~2024年7月7日(日)21:00まで

販売URL:
https://sv-commerce.com/665686e24696ec0013bf88a1

配信コンテンツ:6月9日(日)16:00千秋楽公演のスワイプビデオ(SwipeVideo)マルチアングル映像ディレイ配信

公式サイト
公式X

主催・企画・制作:ムービック / HIKE / ABCフロンティア
制作協力:ABC&SET
公演・チケットに関するお問い合わせ:ABCフロンティア ステージ(stage@abc-frontier.co.jp)

©nikke stage 2024 ©SHIFT UP CORP.

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