
【今週の『ブルーロック』の話題は?】「作中のSNSの“クソお邪魔しません”のコメントが面白かった」 破壊獣となった糸師凛、最後の1点をかけた潔世一とミヒャエル・カイザーの共闘で激アツ展開へ<第286話「新時代」>
金城宗幸先生(原作)、ノ村優介先生(作画)による人気漫画『ブルーロック』(講談社コミックス刊)。少年マガジン公式無料漫画アプリ「マガポケ」(また、週刊少年マガジン)では、第286話「新時代」が配信されました。
新英雄大戦優勝決定戦の最終局面。破壊獣となった糸師凛、潔世一とミヒャエル・カイザーが最後の1点をかけた悪魔の契約を交わしたことでバスタード・ミュンヘンに変化が訪れた第286話。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ブルーロック』最新話(第286話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、少年マガジン未読の方はご注意ください。
潔世一&ミヒャエル・カイザー、2人の秀才が共闘する
新英雄大戦(ネオエゴイストリーグ)優勝決定戦 バスタード・ミュンヘン(ドイツ)VS P・X・G(フランス)の最終局面。現在2対2の引き分け、先に3点を取ったチームが勝利となるこの試合で潔がトリガーとなり破壊獣へと化した“天才型”の凛。潔はこの試合で天才型と秀才型のプレーヤーについて分析をし、自身やカイザーは“秀才型”であることに気付きます。
今回最も読者の注目を集めたのは、そんな凛に対抗すべく手を組んだ潔世一とミヒャエル・カイザーの共闘です。この場面では「「秀才が天才に勝てる」って証明するんだ」「自我を捨てて勝つための最善のマシーンになる。それが俺たち秀才が天才を超える唯一の戦い方だろ?」という潔の名言の数々が飛び交いました。
SNSでは「潔とカイザー凛もやばい!」「バスタードミュンヘンがやっとチームになった!!!!」「潔くんの成長がすごい!」との声が寄せられており、ふたりの共闘から織りなされるゲーム展開にアツくならざるを得ないといった様子が見受けられました。
天才を超えるための最後の1点をかけた“悪魔の契約”が交わされたことにより、チーム内にあった2つの勢力がひとつになり、ほかのチームメンバーも呼応してパフォーマンスを見せ始め出します。これまでにはないプレースタイルがバスタード・ミュンヘンに生まれた瞬間とも言えるのではないでしょうか。
さらに、カイザーの「クソお邪魔します」という台詞は試合中に潔を邪魔する際の常套句のようなものなのですが、作中のSNSの反応の描写で僕の感想代行botというアカウントによる「クソお邪魔しません」というコメントに反応する読者が殺到!
「作中のSNSの“クソお邪魔しません”のコメントが面白かったw」「SNSの反応がド正論で笑う。いや、その通りなんだけどさ(笑)」「カイザーが潔を邪魔するんじゃなくて手を組むことを選んだもんなぁ」とのコメントも上がっており、粋なコメントが読者の心を掴んだ模様です。
バスタード・ミュンヘンに血が通い始めた
チームメンバーみんなが連携しあい血が通い始めたスタード・ミュンヘン。氷織羊による潔へのパスで潔が「二銃式(トゥーガン)」でゴールを狙うも烏旅人に阻まれる。そして、こぼれ球のラッキーボールを得たカイザーが「皇帝衝撃波(カイザーインパクト)」で再びゴールを狙うも次はシャルル・シュヴァリエがヘディングで防ぐアツい展開が――!!
「ここで烏とシャルルが来るとかかっこよすぎない?」「烏だけは潔に対応できるのめっちゃ良い」「ここからは潔・カイザーVSシャルル・烏の秀才タッグ戦って事か?」と同じく秀才型の烏&シャルルが潔&カイザーに立ちはだかるという激アツ展開に読者のボルテージもマックスに!
ここからどんな秀才同士のぶつかり合いをみせてくれるのでしょうか。最後の最後で潔・カイザーVSシャルル・烏の構図が展開され、ストーリーは次号へと続きますが「次号が早く読みたい!」、そう思われている方も多いはずです。
[文/笹本千尋]











































