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『スクールアイドルミュージカル』舞台とドラマで繋がる唯一無二の世界観/キャストインタビュー

『スクールアイドルミュージカル』舞台とドラマで繋がる唯一無二の世界観|堀内まり菜さん、西葉瑞希さん、山内瑞葵さん、里菜さんインタビュー

 

初のWキャストに挑戦&ドラマ組との相乗効果も注目してもらいたい

──そんな魅力の詰まった『スクミュ』が、2025年2月と4月に再び幕を開けます。今回初めて観る人もいるでしょうし、何度目かの人もいると思いますが、2025年公演の見どころを教えて下さい。

堀内:ラブライブ!シリーズは好きだけど、『スクミュ』は前知識がないといけないのかなって心配している方もいると思うんです。そういう方に「本当に予備知識ゼロで大丈夫!!」と改めて伝えたいです。身ひとつで劇場に来ていただければ『ラブライブ!』の世界を楽しんでもらえると思います。今回の2025年公演は新たなキャストを迎えてのお芝居になるので、これまでの『スクミュ』を観に来てくださっている方は、キャストによって全然変わるお芝居や空気感を楽しんでいただけたら嬉しいです。

──西葉さんはWキャストでアンズとミスズの両方を演じますね。

西葉:そうなんです。私自身、役者をやっていて、同じ作品で違う役をやるのは初めてなので、新しい挑戦にワクワクしています。また、キャストが変わることで、ずっとやっている私たちも初演みたいな気持ちになると思うんです。これまで何度も観てくださった方も新鮮な気持ちで来ていただけたら嬉しいです。逆に初めての方は、いまから『ラブライブ!』を観るんだ!と気合を入れすぎず、騙されたと思って劇場に来ていただければ、帰る頃には「『ラブライブ!』だったな」となっていると思います。

 

 

──新たなキャストということでは、山内さんや里菜さんもドラマを経て2025年公演に出演されます。今の心境やご自身が思う見どころをお聞かせください。

山内:ドラマはテレビのスイッチを入れたら観られますけど、舞台は一歩踏み出さないと観られないから、その一歩の勇気がまだ持てない人もいらっしゃると思うんです。でも、舞台でしか得られない感動やパワフルさがあると思いますので、ぜひ一歩踏み出して観に来ていただけたら嬉しいです。ドラマのリアル感とはまた違ったパワフルさや楽曲のキラキラ感でみんなを包み込めるように、私も舞台に立ちたいと思っています。

里菜:2025年公演って、これまでの公演に出演されているキャストもドラマからのキャストもいるんです。それって今回の公演の強みになっていると思います。私自身は初めてのミュージカル出演となりますが、いままでミュージカルを支えてくれていたキャストの方とドラマ版をやっていた私たちがどう作用して、どんな新しいものが生まれるかすごく楽しみです。そういった作用も楽しめる公演だと思いますので、ドラマから入った方も気負わず、気楽に一歩踏み出して劇場に足を運んでもらいたいです。

──では、せっかく4人揃っていますので、舞台で共演してきた2人のお互いの印象や、ドラマチームのお互いの印象をお聞きしたいです。

堀内:役のことで言えば、ミスズちゃんって並大抵ならぬ闘志を燃やしている子だと思うんです。でも、西葉さんがミスズちゃんを演じると、闘志を前面に出し続けるんじゃなくて、パフォーマンスとしてちゃんと実力でみせているのが素敵だなと思って。西葉さんの存在は、役者仲間としてもすごく尊敬しています。ステージに西葉さんがいてくれると空気が引き締まるんですよ。出ている舞台を観に行っても、やっぱり西葉さんがいると引き締まるな、華があるなと思って刺激をもらっている存在ですね。

西葉:めっちゃ褒めるじゃん。(褒めても)なんも出てこないよ?(笑)

堀内:いやいや、ほんとに(笑)。

──逆に、西葉さんから見た堀内さんの印象はいかがですか?

西葉:彼女は本当にすごいです。タフです。さすが主役になる人だと思わせてくれる、類稀なるタフさというか。疲れたり、落ち込んだりすることもあると思うんですけど、私はそういう姿を見たことがなくて。それって主人公だな、なるべくしてなったんだなって。でも、普段はちょっと抜けているところもいっぱいある愛されキャラなので、私もいつもいじって遊んでいます(笑)。

──ドラマチームの2人はいかがですか?

山内:私たちは(演じるメンバーの通う)学校が違うから一緒にならないことが多くて……。

里菜:そうなんです。でも、オープニングやラストのシーンは一緒に撮影できて、合間に雑談していました。最初はぎこちなかったですが、「舞台も一緒だね」とも話していて、これからたくさん関われるのが楽しみです。

 

 
山内:舞台で(レナの得意な)ダジャレが出てくると思うので、それを聞けるのも個人的にすごく楽しみにしています(笑)。

 

ラブライブ!シリーズで好きなメンバーは?

──これもぜひ聞いてみたいのですが、皆さんはこれまでラブライブ!シリーズを観ていたのか、観ていたのなら好きだった作品や推しのメンバーを教えてください。

堀内:一番の推しはAqoursの高海千歌ちゃんですね。千歌ちゃんの天真爛漫で情熱的な性格が大好きです。千歌ちゃんのソロ曲でお気に入りなのが「One More Sunshine Story」で良く聴いているのですが、千歌ちゃんの心に溢れるわくわくを感じて、たくさんのパワーをもらっています!

西葉:私は小学生か中学生の頃に初代の『ラブライブ!』を観て、最初は南ことりちゃん推しでした。子供の頃から、ああいう可愛い雰囲気の子が好きだったんです。そして、中3でアイドルを始めたのですが、まだ新人の育成期間のようなとき、髪の毛からなにから全身矢澤にこちゃんのコスプレをしてレッスンスタジオに来た子がいたんですよ(笑)。

──それは驚きますね。それを見て率直にどう思いましたか?

西葉:なんか、「あ、にこちゃんが来た」って(笑)。それがすごく印象的でした。後々、同じグループになる子なのですが、その子にラブライブ!シリーズのいろんな話を教え込まれて。ライブ開催のニュースなどを見て感じていたように、本当に熱いコンテンツなんだなと思いましたね。

山内:私は観たことがなかったんですけど、AKB48のメンバーにもラブライブ!大好きな子がたくさんいて。それがきっかけで嵐 千砂都ちゃん、ちぃちゃんの髪型を劇場公演のときに一時期やっていましたね。

里菜:私も小学とか中学の頃、にこちゃんの「にっこにっこにー」っていうフレーズが学校ですごく流行っていたんです。それこそ、なんの前触れもなく友達同士で「にっこにっこにー」ってやるみたいな(笑)。私はそれで『ラブライブ!』を知り、こんなに可愛くてキラキラな世界があるんだと思いました。だから、いまこうして『ラブライブ!』に携われてすごく嬉しいです。

──直接にしろ間接的にしろ、いろいろな形でラブライブ!シリーズに触れてきたのですね。ちなみに、4人ともアイドルをやられていた、もしくは現在やっているわけですが、その目線でいくと“スクールアイドル”という存在はどう感じていましたか?

堀内:(アイドルの)グループ活動をしていたので、夢の輝きの頂点みたいな人たちだと思っていました。憧れの存在だったというか、自分が好きなことを信じて、それを表現していいんだって。μ’sさんの東京ドームでのライブを観にいったときも、生で表現されるキラキラ感がすごく素敵だなって思いました。

 

 
西葉:私は、羨ましいなと思っていました。メンバーを演じている声優さんのライブも、μ’sさんのステージを観たときに衝撃的でしたね。アニメの中の人が出てきて歌うのは観たことがなかったので、楽しそうだな、羨ましいなと思った記憶があります。

山内:学校にアイドル部とかなかったですし、私はAKB48に入る直前まで、自分がアイドルの道に行くとは正直あまり思っていなかったんです。子役でミュージカルをやっていたので、スクールアイドルもそうですがアイドルは別次元というか別世界というか。すごくキラキラした世界だなって印象でした。

里菜:私は、高校生になったらキラキラ踊れていいな〜、理想だな〜ってイメージがありました。実際にアイドルを始めてから、あのキラキラは難しいものだと知りましたが、根本ではああなりたいと思う部分がずっとあって。アイドル活動をしていても、こんな風にやったらもっとキラキラできるかな?と影響を受けましたし、憧れでしたね。

──最後に、改めてひと言ずつ2025年公演に向けたメッセージをお願いします。

堀内:本当に目の前で巻き起こる夢の世界観を目撃して欲しいです。私たちの全力、全身全霊な姿をぜひ観に来てください。

西葉:舞台上で流れる生の汗にもぜひ注目していただけたらと思います。きっと明日も頑張ろうと思ってもらえる作品になっていますので、劇場でお待ちしております。

山内:初演から出演されているキャストに、私のようなドラマに出演していたキャストも加わったことで、舞台が好きな方もドラマを観て気になってくださった方も、全員が楽しめるものになると思います。舞台ならではのパワフルさやキラキラ感を浴びに来てくださると嬉しいです。

里菜:『スクミュ』からしかもらえない元気さ、背中を押してくれる気持ちがあると思います。絶対に観に来て良かったと思えるものにしますので、劇場に足を運んでいただきたいです。

──公演を楽しみにしています。ありがとうございました!

 
[文・千葉研一]

 

公演情報

「スクールアイドルミュージカル」
原作:矢立 肇
原案:公野櫻子
脚本/演出/振付:岸本功喜
作曲/編曲/音楽監督/歌唱指導:小島良太
舞台美術:松生紘子
照明:日下靖順(ASG)
音響:遠藤宏志(アコルト)

衣裳/ヘアメイク:佐藤愛鈴華(オサレカンパニー)
演出助手:陶山浩乃
制作:武内奈緒
舞台監督:澤 麗奈(オブリガート)

東京公演運営協力:サンライズプロモーション東京
票券:バンダイナムコミュージックライブ
音楽制作:アークスインターナショナル/ランティス

アシスタントプロデューサー: 鈴木瑞樹
プロデューサー:若林悠紀

製作:プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル
バンダイナムコフィルムワークス/バンダイナムコミュージックライブ/アークスインターナショナル

<出演>
椿咲花女子高等学校(左役名)
椿 ルリカ:堀内まり菜
皇 ユズハ:浅井七海
北条ユキノ:杏 ジュリア/浅蔵るか
天草ヒカル:山内瑞葵/小山璃奈
三笠マーヤ:由良朱合
椿 マドカ:蒼乃夕妃

滝桜女学院高等学校(左役名)
滝沢アンズ:冨田菜々風/西葉瑞希
若槻ミスズ:安本彩花/西葉瑞希
来栖トア:仲村悠菜
鈴賀レナ:里菜/西田有愛
晴風サヤカ:山本愛梨/鈴木まゆり
滝沢キョウカ:岡村さやか/福田えり

■アンサンブルキャスト:石田彩夏/伊藤波瑠海/大久保胡桃/栗本彩未/篠田果鈴/中村遙花/水野伶美/森田佳花

<日程・会場>
東京公演 2025年2月9日(日)~19日(水) 日本青年館ホール
大阪公演 2025年4月4日(金)~6日(日) 新歌舞伎座
※開場時間は、開演の45分前を予定しております。
※公演時間は、2時間30分を予定しております。(休憩有/カーテンコールスペシャルステージ含む)
※文化祭&後夜祭スペシャル公演の公演時間は、1時間30分を予定しております。(休憩無)
※出演キャストは公演ごとに異なります。キャストスケジュールを必ずご確認の上ご購入ください。
※体調不良等でやむを得ずキャストが変更になる場合がございます。出演者変更による、他日への変更・払い戻しはいたしかねます。予めご了承ください。

<料金>
SS席 14,000円(税込)
S席 11,000円(税込)
A席 8,000円(税込)
B席 5,000円(税込)
学生応援席 3,000円(税込)
※未就学児入場不可
※おひとり様 1公演4枚まで購入可能(複数公演 購入可)
※お席によっては、演出・出演者・舞台が一部見えづらい場合がございます。予めご了承ください。
※「学生応援席」は、当日引換券での販売となります。ご観覧日の開場時間より「当日引換受付」にて、学生証をご提示のうえ、座席指定券と交換いたします。

チケット一般発売中!

公式サイト https://lovelive-anime.jp/special/musical/
公式X(旧Twitter) https://twitter.com/sim_LoveLive
(C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル

 

▼ドラマ情報

「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA」
FOD見放題にて独占配信中!
URL:https://fod.fujitv.co.jp/

公式サイト https://www.mbs.jp/sim_LoveLive/

 

商品情報

「ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA Blu-ray BOX」
発売日:2025年2月5日
品番:LABX-8856~8
価格:22,000円(税込)
仕様:Blu-ray Disc3枚組(本編2枚、特典映像1枚)、スリーブケース、ブックレット20P、ブロマイド(2種)
URL:https://www.mbs.jp/sim_LoveLive/blu-ray.shtml

 
(C)「スクールアイドルミュージカル the DRAMA」製作委員会

 

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