
『ガールズ&パンツァー 最終章』あんこう祭り2024後の声優陣に独占インタビュー|『ガルパン』でやってみたいことは”ガルパンランド”を作って”キャスト全員”を呼んで、お客さんと”みんなで合唱”!?
最後はみんなで合唱して泣きましょう
──第5話以降はどんな展開になるかまだまだわかりませんが、「こういう展開見てみたい」というものを教えてください。
尾崎:大洗って聖グロにまだ勝ったことなかったですよね? だからそこがどうなるのかも気になるし、愛里寿が入ったからどうなるのか……。でも第4話でみほが居なくてもみんな機転を利かせて戦ってたので、よりみんなの知恵が冴えわたる展開が見られるんじゃないかなって思ってます。あと、サメさんチームとみんなの交流が日常パートとかで描かれると面白いなって思ってます。
福圓:『週刊ガールズ&パンツァー IV号戦車をつくる 』っていう雑誌の取材で、初めて戦車という側面から作品を見た時の質問を受けて……やっぱり演じる方としてはキャラクターの内面とかに意識がいきがちなので、作戦とか戦車とかに注目した時に、10年以上たって今更ですけれど、「この試合の戦術考えてる人天才だな」って思いました(笑)。
一同:わかるー。
尾崎:会議の場を見てみたいですよね。
中上:誰が思いつくんだろうあんな大胆な。監督がやっぱり考えてるのかな……?
スタッフ:監督とかミリタリー監修の方とかで打ち合わせの場があって、「こういう戦車ならこういう事できそう」とかの話し合いがされてますね。
茅野:通常の脚本とは違うことが行われてるってことですよね。
福圓:ストーリーと戦術、どっちが先なんですか?
スタッフ:基本的にはストーリーが先に出来ていて、シナリオの段階ではざっくり誰と誰が戦って、この車輌が残るとかそれくらいしか書いてないので、細かいところはその戦術の打ち合わせで決定しています。
一同:へ~! そうなんだ!
茅野:あんこうチームがやられるみたいなものって脚本会議で反対意見とか出なかったのかな(笑)。
中上:本当にセリフなかったもんね、我々(笑)。
茅野:それはそれでとても素晴らしいエピソードがいっぱいあってすごい感動したけど、どうやって作っていってるのか、裏側がこんなに知りたくなる作品って珍しいですよね。
福圓:会議の場に居させてほしい。
尾崎:一回トークショーでやってほしいですね。全部終わった後に「実はこのシーンはこう作ってました」とかこういう会議してたとか聞かせてほしい。
中上:めっちゃ人集まると思う。私たちも聞きたいし(笑)。
井口:戦術コメンタリーとかでもいいかもしれない。監督と戦術おじさんたちのトーク。でも本当にここまでの展開でずっと予想を裏切られ続けてきたから、この先どんな展開が見たいとかもう何もわからない(笑)。
尾崎:でも、最終章のお話のキッカケにもなってますし、河嶋先輩の活躍がやっぱり見たいですよね。河嶋先輩のために戦っている大洗としては。
福圓:あってほしいよね。
茅野:何か覚醒するんじゃない? 「干し芋ハイ」みたいな感じで(笑)。何かキッカケがあったりしないかな、ハバネロドリンクみたいな。
尾崎:ワーってなりすぎて、その先でプツンとなって別の人格が現れたり(笑)。
福圓:でも最終章もあと2話で終わりだけど、まだまだ知らない学校がいっぱいあるじゃないですか。全部見たい気持ちになっちゃう。
茅野:願わくば、最終章が終わっても永遠に水島監督にはOVAでそれぞれ作り続けてほしい。
中上:お願いします。見たい。
福圓:私はコアラの森学園が好きなので、OVAを作ってほしいです。
茅野:どこの学校も好きなキャラクターばっかりで……。
福圓:みんなは大洗を除いたらどこの学校が好き?
尾崎:私、継続に入りたい。
茅野:アンツィオは楽しいよ。ご飯も美味しいし。
中上:私はケイさん好きだからサンダースかなー。
茅野:今サウナが流行ってるから継続の人気が高そう。
井口:私は知波単がいいな~。あそこだったら馴染めそう。好きな西ちゃんも居るし。
茅野:でも、自分の演じてるキャラがどこかに編入するってなったらどこがいいだろうとか考えたことある。もし大洗がなくなっていたとしたらみんなどこに行ってたんだろうって(笑)。沙織はかわいいものが多いところに入れてあげたいな~とか。
福圓:かわいいものってどこだろう。
中上:コアラが居るからコアラの森じゃない?
茅野:じゃあ沙織はコアラの森で(笑)。
中上:優花里は西住殿に着いて行っちゃうんだろうなぁ。となると黒森峰になるのかなぁ。わだかまりもなくなっただろうし。
茅野:こういう話が始まると際限なく話しちゃう(笑)。
──ではすいません、ちょっとここで一旦切らせていただいてきまして(笑)。10周年で博覧会やVRライブ、以前にはオーケストラライブなど『ガルパン』では色々な催しが開催されていますが、「こういうことやってみたい」というものはありますか?
尾崎:言ったことは意外と叶ってきてるよね。
一同:うんうん。
中上:ガルパンランドを作りましょう。
尾崎:前から確かに言ってたよね。
中上:大掛かりになるからなかなかね。
尾崎:ランドだと継続的に運営することになるから、フェスみたいなのも楽しそう。美味いもの市みたいな感じで、それぞれの学校のエリアがあって、飲食とか出し物もそうだし、小さいステージがいっぱいあって、各学校のステージが見られるみたいな。
茅野:楽しそうだねー! 大洗はもう町ごと来てほしい。
尾崎:そのまま!?
茅野:あとは戦車の展示とかで写真撮れたらいいし。看板娘たちもみんな揃ってますからね。
井口:私個人的には、劇場版の時かな、大洗のキャストが全員集合した舞台挨拶が圧巻で。全学校っていうと大変だけど、大洗以外も含めた大団円なイベントをやってみたいですね。
参考:プレミア前夜祭イベント
福圓:私もそれやってみたいー。どうせやるなら全校呼んで、登壇人数のギネス狙おうよ。
茅野:前にやった時は何人だったっけ?
尾崎:20人ぐらい? 2回回しとか3回回しくらいでできないかな(笑)。
茅野:いっそ2DAYSにして、来れる人がそれぞれ来るみたいな感じで(笑)。
井口:あとは各校素敵な楽曲があるので、音楽フェスとか。
中上:それに向けて新しく全員楽曲とかも作りましょう。
福圓:劇中の変わった曲とかも全部やってほしい。
尾崎:各校の合唱とかもいいですよね。
中上:そういうCDできればいいのにね。
茅野:それで言うと、茨城の学校とかにお願いして、合唱部とかそういうところに1曲ずつ歌ってもらったりするとかコンプリートのアルバム作ってもらいたいかも。
福圓:あるよね。カバー合唱みたいな。
茅野:イベントで学生さんたちと一緒に歌ったら楽しそうだね。最後に合唱なんかしたら泣いちゃうかもね。というか最終章終わった後みんなで合唱したら絶対泣いちゃうよ(笑)。
尾崎:じゃあ、最後はみんなで合唱して泣きましょう(笑)。あとは大きな企画が出てますけど、もう少し小さい規模でいいので、サメさんチームのBARに行ってみたいんですよね。どこかお店を貸し切って。それこそサメさんチームのみなさんも呼んで。
茅野:いいねー。
福圓:私個人的には戦車に乗ってみたいんだよね~~~。乗ったんでしょ? みんな。
中上:私だけだと思う、ここに居るメンバーだと。
福圓:えっ、そうなの!? じゃあみんな乗ろうよ!
井口:乗ってみたーい。
中上:ドイツ行きましょう、ドイツ。ドイツの戦車に乗りたい。
福圓:戦車がダメなら動くボコのやつでもいい。アリスが乗ってたような。屋上にあるヤツを顔だけ差し替えるとか……。
尾崎:パンダとかで歩くやつありますもんね。あれをちょっとボコにして……(笑)。
茅野:でも確かに戦車乗ってみたーい。
中上:最初の頃にまいまいと二人で北海道に行ったイベントで、キューポラから顔を出させてもらって。その後富士のほうは、当時最新の10式に乗せてもらった記憶が。
井口:走った?
中上:走った。何周もしてもらった。
福圓:結構酔うんでしょ?
中上:10式だけじゃなくて古い型のも乗せてもらったけど、10式は超乗り心地よかったから全然酔わなかった。ただ、砂煙がすごかった。
茅野:さすが最新式。私、乗るなら絶対かわいいクッション持って行くって決めてます。行きたいなー。いつか叶えてください、最終章が終わるまでに(笑)。
スタッフ:頑張ります(笑)。