
TVアニメ『片田舎のおっさん、剣聖になる』平田広明さんが語るベリルのキャラクター性とは……!?/レポート
毎年様々なアニメ作品を世に送り出しているNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン。同社の2025年度の新作ラインナップを発表するイベント「NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン アニメ新作ラインナップ発表会’25」が、先日2025年2月7日(土)に開催されました。
その会場では4月から放送開始となる『片田舎のおっさん、剣聖になる』と、TVアニメ化が発表されている『野生のラスボスが現れた!』のキャスト・スタッフ登壇のトークパートが実施される場面も。本稿では、ベリル・ガーデナントを演じる平田広明さんも登壇した『片田舎のおっさん、剣聖になる』のトークパートをレポートします。
おっさんのための理想のおっさんアニメを作りたい
第1話&第2話の先行上映の後、司会を務めた天津飯大郎さんの呼び込みで登壇者がステージに。このトークパートのゲストはベリル役の平田さん、鹿住朗生監督、日野亮プロデューサーとなりました。
ひとこと挨拶の後に司会から作品の概要が紹介される場面も。原作は著・佐賀崎しげる先生/イラスト・鍋島テツヒロ先生による小説となっており、コミカライズやスピンオフも含めたシリーズ累計が650万部を達成する人気作です。
日野プロデューサーに本作をアニメ化しようと考えた理由を語ってもらうと、おっさんのための理想のおっさんアニメを作りたいとの意図が判明。小説家になろうで流行したとある作品から既に12~13年が経過しており、現在では30代~40代になっているその読者の方々に面白いと思ってもらえる作品として本作を選んだのだとか。
鹿住監督はベリルの人生観に共感するものがあったそう。ベリルは片田舎で剣術道場を営んでいるという境遇ですが、自分自身も業界の端でほそぼそ生きていた身としては大いに共感し、多くの人にも共感してもらえると実感。だからこそこの仕事をやりたいと感じたとのこと。
平田さんはコミカライズの第2巻発売時のPVから本作に関わっていたそうですが、アニメの台本をチェックした際にはモノローグも含めるとかなりの台詞量になるので驚いた様子。またベリルのキャラクター性については、これだけ謙虚で優しいおっさんがいるのだろうかとコメント。そして、そんな人物を演じられるのはありがたいとも話していました。