【今週の『ブルーロック』の話題は？】潔が要因となり生まれたカイザーの新たな感覚　次号は氷織羊VS烏旅人で激アツ展開か＜第291話「FASTEST」＞

金城宗幸先生（原作）、ノ村優介先生（作画）による人気漫画『ブルーロック』（講談社コミックス刊）。少年マガジン公式無料漫画アプリ「マガポケ」（また、週刊少年マガジン）では、第291話「FASTEST」が配信されました。

新英雄大戦優勝決定戦の最終局面では、糸師凛による逆襲をミヒャエル・カイザーがアクロバットクリアで食い止めた――。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。

※本記事には『ブルーロック』最新話（第291話）のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、少年マガジン未読の方はご注意ください。

カイザーに生まれた新たなの感覚

新英雄大戦（ネオエゴイストリーグ）優勝決定戦 バスタード・ミュンヘン（ドイツ）VS P・X・G（フランス）の試合も佳境を迎えようとしています。

フランスの糸師凛の逆襲をカイザーがアクロバットクリアで食い止めるというアツい展開から始まった第291話。

そんなカイザーの新たな才能に焦りを見せる潔世一。そして、カイザーによる「世一といると…」という言葉に続くモノローグでは「自分の嫌でしかなかったクソみたいな過去が 不思議と意味を持つ 肯定される――はじめての感覚…」と語る姿もあり、カイザーの才能の開花の要因が潔であることが分かりました。

今回の試合でのカイザーの新たな一面を目の当たりにした読者からは、「序盤のみんなの心理描写も良すぎたしカイザーの0からの変わりようもすごい」「カイザーは一生潔とサッカーして高め合ってくれ頼む」「相変わらずブルーロック最新話はワクワクさせてくれるねぇ」「肯定されるだと?!?!」とのコメントが寄せられています。

カイザーの新たな一面を目の当たりにし、驚いたのは潔だけではありません。今回のカイザーと同じように潔に触発されて才能を開花させた雪宮剣優もまた、「潔世一と同じ戦場に立つ人間の特権であり残酷さなんだ!!!ここで新しくなれない人間は試されるッ!!消えるッ…!!」と、カイザーの才能の開花を分析していたのでした。

氷織羊VS烏旅人で激アツ展開間違いなし！

雪宮からボールは氷織羊へ。氷織も潔に触発され才能を見出した人間の1人。バスタード・ミュンヘンのチームワークが本当の意味でまとまりを見せていました。ただ1人、アレクシス・ネスだけを除いては――。

氷織が潔かカイザーどちらかに極Sパス（※パスのことです）を出そうとしたその瞬間、フランス・烏旅人が立ちはだかるのでした。氷織にとって烏は自身のことをワクワクさせる存在。そんな烏を越えていかなければ新英雄（ネオエゴイスト）は生まれないのです。

「遂に次回氷織vs烏か楽しみだね」「氷織vs烏の対決?!来週はどうなっちゃうの?!」とこのふたりのプレーにも注目が高まっています！

第291話全体の感想としては、「バスタードのみんなの心が一つになりすぎて(ネス以外)次回氷織のパスから雪宮、カイザー、潔の3人でジ・アース撃ちそう」「世一さんあんたほんとにかっこよすぎだよ カイザーも好き〜！ネスがんばれ！」「ブルーロック最新話、連載終了の5話くらい手前かってくらい熱い」「最新話まで追いついたけど「お前もう船降りろ」みたいなやつきて笑顔になった」などのコメントが上がっており、アツい展開に魅了されているのが窺えます。

最後のページでは、「僕は…僕は…」と筆舌に尽くしがたい感情を胸に歯を食いしばるネスの姿が描かれており、次号のネスの姿も要チェックです。一体どんな姿や変化が見られるのでしょうか。

［文／笹本千尋］