
「主」×「執事」がコンセンプトの男装アイドルユニット「xxLeCœur(ルクール)」座談会インタビュー第1回|「みんなルカさんのことをとても大切に想っている」個性豊かなメンバーが語るそれぞれの共通点
「主」×「執事」がコンセプトの男装アイドルユニット「xxLeCœur(読み:ルクール)」。2025年3月26日(水)より、1st Mini Album「xxLeCœur」がリリースとなります。
アルバムのリリースを記念して、アニメイトタイムズでは座談会インタビューを実施。「毛色が全く違う」メンバーが持っている共通点や、ユニット始動からこれまでの思い出を語っていただきました。
静かながらもお互いを想う様子が伝わってきた本インタビューは、全3回にわたってお届け。第1回となる本稿は、ルカさんとリアムさんの撮り下ろし写真とともにお楽しみください。
「みんなルカさんのことをとても大切に想っている」
――まずは、みなさんが感じたメンバーの第一印象をお聞かせください。
ルカさん(以下、ルカ):見ての通り、全く毛色の違う人たちが集まりましたから……。初めて会ったときは正直、不安に思うことが多かったです。
でも、打ち解けることができた今となっては、この6人で過ごす時間が楽しいものになっています。
リアムさん(以下、リアム):僕も最初、「この6人で大丈夫かな?」という不安がありました。でも、今では「一緒にいられるのって幸せだな」と思うようになりました。
同時に、「この出会いを作ってくださったルカさんに、一生ついていこう」と思っています。
――結成当初は、不安に思うこともあったのですね。
アメさん(以下、アメ):不安というと、「僕なんかがこのユニットに入ってもいいのかな?」と思うこともありましたが、今では本当によかったなと思っています。
最初は人間嫌いが発動してしまって、なかなか打ち解けることができなかったのですが、一緒に過ごしていくうちに、メンバーのことが大好きになっていきました。
ルカが率先して「xxLeCœur」を引っ張ってくれて、そして第一執事であるリアムがバラバラなみんなをまとめてくれて。とても感謝しています。
――ノエさん、ルネさん、イヴさんはいかがですか?
ノエさん(以下、ノエ):私も最初は緊張していて、これまでの境遇もあいまってあまり喋ることができませんでした。でも、皆さんが優しく迎えてくださって……。皆さんにお会いした日が、私にとってとても大切な日になっています。
ルネさん(以下、ルネ):僕はドジなところがあるので、最初はみんなを困らせてしまうんじゃないかと、とても不安でした。でも、例え失敗してしまっても、皆さんが温かく見守ってくださったので、「このユニットなら大丈夫だな」と思えました。
イヴさん(以下、イヴ):僕はもともとあまり人が好きではないので、活動をするにあたり「どうなるんだろう?」という不安が強かったです。でも、皆さん悪い人たちではなさそうなので……。少しだけ続けてみようかなと思っています。
リアム:(笑)。イヴは、僕たちの中でも一番怪しい人物ですね。
――(笑)。これまでの活動の中で知った、メンバー同士の意外な共通点や印象に残っている仕草・行動はありますか?
ルカ:ルネが楽しくなったり気分が高揚すると、突然踊り出すんです。始めは「不思議な人だな」と思っていたのですが、今ではみんなもその姿を見て癒されていて。和んだ空気感を作ってくれているので、すごく素敵だなと思います。
ルネ:そんなふうに思っていただけて嬉しいです。
僕はルカさんのお散歩によくついていくことがあるのですが、その時に笑ったり泣いたり、いろいろな会話をしています。
ルカ:2人きりで言葉を交わす瞬間はあまり多くないのですが、お散歩の際に普段中々話せないことも話してくれています。大切な時間です。
――主と執事の特別な関係が見えてきます。リアムさんはいかがですか?
リアム:……僕が一番ルカさんのことを想っていると思っていたのですが、みんなルカさんのことをとても大切に想っていることがわかりました。メンバーと話していると、その気持ちを感じる機会が多くて。
意外な共通点を挙げるとすれば、この「ルカさんへの想い」でしょうか。見えない絆を見つけられたんじゃないかな。
――印象的だったエピソードがあれば、お聞かせください。
リアム:人に顔を見られるのが苦手だったアメの意識を変えてくれたのは、ルカさんだったと思います。心を開くきっかけを作ってくれたというか……僕にはできなかったことを、自然とやってくれるんですよね。
そこからアメも少しずつ変わっていきましたし、きっとみんなそれぞれそういうタイミングがあったと思います。ルカさんは、知らず知らずのうちにメンバーに大きな影響を与えているんですよね。
クールに見えて、実はメンバー全員のことを考えてくれている。そこが、僕はとてもいいなと思っています。
――やはり、ルカさんの存在がグループの中心にあると。次に、アメさんから見た共通点についてお聞かせください。
アメ:イヴと僕には、似ているところがあるなと思っています。普段は穏やかに笑うのですが、時々自分自身の闇の中に深く入り込んでしまうことがあるんです。そういった二面性が、イヴと僕の共通点なのかなと。
イヴ:似ている部分は、たしかに感じますね。まぁ、僕の方がマトモだと思いますけど。
アメ:イヴの方がマトモってどういうこと?
一同:(笑)。
イヴ:まだ僕の方が、人間らしい生活ができているなって(笑)。
アメ:(笑)。たしかにな。
イヴ:そう思ってたのですが、心の闇の部分でいうと、やっぱり僕も人に対して心を開くことができないというか、結構強いものを持っていて。そこはアメさんに共感できる部分が多いのかな。
ただ、お互いに強い闇を抱えているからこそ、最初はあまり仲良くなれなかったんですよ。
アメ:結構、壁がありましたね。
イヴ:今もまだ、少し感じるんですけど……。
アメ:俺が結構グイグイ行っちゃうというか、煽っちゃうんです。だからまだ、距離感が掴めてないんだろ?
イヴ:掴めてないです。ちょっと怖いです。
アメ:(笑)。これからも仲良くしていきます。二人なりの距離感で。
――執事の間でも、特別な関係が築かれているのですね。次に、ノエさんはいかがですか?
ノエ:最近、イヴさんと音楽の話をすることが多いので、それが共通点のひとつかなと。
――音楽の話?
イヴ:主に弦楽器の話をするんです。ノエさんは昔から弦楽器に触れていて、僕は最近ギターを練習し始めたので。
ノエ:メンバーの中で一番印象が変わったのは、イヴさんですね。最初は、育ってきた環境の違いもあって、距離を感じていたんです。でも最近は話しかけてくれることが増えて、打ち解けてきているのかなと思っています。
イヴ:ノエさんは僕とは真逆の性格なので、最初は戸惑う部分もありました。でも、ノエさんも悪い人じゃなさそうだから……話しかけてもいいかなと。おかげで、最近は話す機会が増えています。
いつか兄さんみたいに、
— xxLeCœur (@xxLeCoeur) February 3, 2025
うまく弾けるようになれるかな... / Yves pic.twitter.com/7slBNjLnI9