
“スリルとサスペンス”が大好き! 『忍たま乱太郎』忍術学園一年ろ組「鶴町伏木蔵」の情報まとめ|雑渡昆奈門との絡みや関係性、オススメ原作登場巻&アニメの登場回をご紹介
尼子騒兵衛先生の漫画 『落第忍者乱太郎』を原作としたTVアニメ『忍たま乱太郎』が1993年より放送中。室町・戦国時代を舞台に、忍術学園で勉強中の乱太郎、きり丸、しんべヱをはじめとした忍たまたちの賑やかな日常を描く作品です。
本稿では、忍術学園一年ろ組「鶴町伏木蔵」のプロフィールなど情報をまとめてご紹介。注目度の高い雑渡昆奈門との絡みや関係性に焦点を当て、オススメ原作登場巻&アニメの登場回を一挙にお届けします。
※本稿には、『落第忍者乱太郎』とTVアニメ『忍たま乱太郎』の一部ネタバレが含まれます。
目次
- 鶴町伏木蔵(つるまち ふしきぞう)のプロフィール
- “スリルとサスペンス”が大好き
- 雑渡昆奈門との関係&絡み
- 【原作『落第忍者乱太郎』】伏木蔵&雑渡昆奈門のオススメ登場巻
- 【TVアニメ・劇場版】伏木蔵&雑渡昆奈門のオススメ登場回
- キャラクター解説
- お役立ち記事(キャラクター関連)
- お役立ち記事(作品周辺情報)
- 原作漫画『落第忍者乱太郎』
- 『忍たま乱太郎』作品情報
- この記事をかいた人
- 担当記事
- 関連商品
鶴町伏木蔵(つるまち ふしきぞう)のプロフィール
【忍術学園 一年ろ組】
年齢:10歳
血液型:A型
星座:獅子座
委員会:保険委員会
初登場巻:第14巻
CV:坂戸こまつなさん
“スリルとサスペンス”が大好き
他の一年ろ組の生徒と同様に額に縦線があり暗い顔をしていますが、何かにつけてスリルとサスペンスを楽しむタイプ。口癖は「すごいスリル~」「スリルとサスペンス~」。この「すごいスリル」は、ある海外の探偵ドラマのシーンからきているそうです。
マイペースで度胸があり、推理好きな一面も。実は『落第忍者乱太郎』の最終巻である第65巻は、ミステリー好きな伏木蔵の台詞を最後に完結しています。
保健委員会に所属しているせいか、保健委員会委員長の六年生・善法寺伊作や乱太郎と同じく不運な体質。そして怪我人を放っておけない優しい性格です。
もっちりと可愛らしい頬も特徴で、初期と比べると現在は頬がふっくらしてきたように見えますね。幼い印象ですが意外にもしっかりしており、六年生の先輩にも遠慮のない物言いで怒らせることがある“毒舌家”でもあります。
一年ろ組は能面の名前
名字の由来は尼崎市の地名「鶴町」、名前は能面の「節木増」(ふしきぞう)から。一年ろ組の生徒は皆、能面の名前です。ろ組の生徒は比較的大人しく、ひなたぼっこならぬ“ひかげぼっこ”を好んでよくしています。忍たま長屋(忍術学園の寮)の同室は二ノ坪怪士丸。
◆一年ろ組の生徒
鶴町伏木蔵
二ノ坪怪士丸
下坂部平太
初島孫次郎
雑渡昆奈門との関係&絡み
保健委員会委員長の伊作と行動を共にしているうちに、タソガレドキ忍軍忍び組頭・雑渡昆奈門(ざっとこんなもん)と親しい間柄に。伏木蔵は昆奈門に懐いており、昆奈門もまた伏木蔵をとても可愛がっている様子。2012年のベストコンビ投票では、伏木蔵と昆奈門のコンビで第1位を獲得しました。
なぜ忍たまに加勢するのかと聞かれた際に、“忍たま…つまり子供というのは可能性だから”と答えている昆奈門。実際に忍たまたちの味方をしていたり助言したり、成長を見守っている場面がしばしばあります。
また、伏木蔵をはじめ忍たまたちは“タソガレドキ城の雑渡昆奈門”を、“クソタレガキ城の脱兎粉もんさん”、“タコヤキドキ忍者のちょっと粉もんさん” など様々な呼び方をしています。
【原作『落第忍者乱太郎』】伏木蔵&雑渡昆奈門のオススメ登場巻
【第42巻】雑渡昆奈門との邂逅
昆奈門の『落第忍者乱太郎』初登場巻は第37巻。合戦場にて伊作がケガ人の手当てをしているところへ、“その包帯すこしもらえないか?”と助けを求めた謎の怪我人は昆奈門だったのですが、正体は明かされず。第42巻の再登場で、その時の人物がタソガレドキ忍軍忍び組頭・雑渡昆奈門であったことが判明。
その第42巻では突如として昆奈門が伊作の前に姿を現し、その場に伏木蔵も居合わせていたため、これが昆奈門と伏木蔵の出会いとなりました。
後に昆奈門に懐くようになる伏木蔵ですが、この当時は予期せぬ“くせ者”の訪問にかなり動揺しており、伊作と一緒に昆奈門に向けて物を投げつけています。
自分だけでなく部下の手当てもしてくれた伊作に、“いつかこの借りを返さねば”と思っていたという昆奈門。“タソガレドキ忍軍は園田村との戦には手を出さない”と約束します。
これ以降タソガレドキ忍軍は忍術学園には友好的で、特に昆奈門と保健委員は仲良し。忍術学園の運動会や文化祭など、会う度に伏木蔵を可愛がっている姿が見られます。
【第46巻】膝や肩に伏木蔵を乗せる&手をとってグルグル
忍術学園の混合ダブルスサバイバルオリエンテーリングの最中、伊作と伏木蔵の前に昆奈門が登場。42巻以来の再会なので、咄嗟に伏木蔵は昆奈門に物を投げていますが、その数コマ後には伏木蔵が昆奈門の膝の上に座っています。
喉が渇いたという伏木蔵に昆奈門が竹筒に入った雑炊をあげる場面も。ドクタケ城の者がうろついているため昆奈門は伊作と伏木蔵を心配しており、二人に情報を教えて助言した上、水を渡して去っていきました。
また、別の場面では昆奈門が伏木蔵を肩に乗せており、手をとってグルグルと豪快に回して遊んでいる描写もあります。
【第47巻】文化祭:雑渡さんギニョール
敵味方関係なく文化祭の招待状が各地に送られてしまい、怪しい連中が紛れて混乱に陥る忍術学園。タソガレドキ忍軍の面々も招待状を持って文化祭へやって来ました。
しばらくすると昆奈門は伏木蔵を肩に乗せており、伏木蔵はというと手には“雑渡さんギニョール”、頭には雑渡さんのお面を着けています。昆奈門の特別扱いは顕著で、伏木蔵の観察眼を褒めて頭を撫でていたりお菓子を与えていたりと非常に可愛がっているのが分かります。
この文化祭では、タソガレドキ忍軍の高坂陣内左衛門と諸泉尊奈門が保健委員会の模擬店の店番をするといった珍しい光景も。ちなみに伏木蔵が持っていた雑渡さんギニョールは、タソガレドキ忍者の山本陣内がお土産にくれたものだそうで、そのギニョールのタグには“タソガレドキ城購買組合謹製”と記されています。
【第49巻】大運動会:昆奈門に持ち上げられて遊ぶ
忍術学園の大運動会には、ドクタケ城、チャミダレアミタケ城、そしてタソガレドキ城も招待されており、敵対している城の城主たちが来賓席に並ぶという異様な光景に。
いつの間にか保健委員たちの側にいた昆奈門は伏木蔵が何か言うと頭に手を置いて、その後は手首を掴んで持ち上げて遊んでいるような描写も。場面が変わるとまたもや昆奈門の膝に座っていると思われる伏木蔵の姿があります。