
『ゴジラ カードゲーム』メディア先行体験会レポート|怪獣王ゴジラをカードゲームに落とし込んだ戦略性が肝!相手より先に自分のゴジラを敵陣に進攻させよう
総力を尽くしてゴジラの脅威に挑む……まさしく天災と呼ぶに相応しい桁違いの脅威度
本作は先攻or後攻を決めた後に、スタートフェイズ、メインフェイズ、撃退フェイズ、エンドフェイズの順番で自分と相手がカードのプレイを繰り返していくことになります。
プレイシートには1~8までの数字が記載されており、この1の場所から順番に自分のゴジラを相手プレイヤーの陣地へと進攻させる、もしくは相手のゴジラを4回撃退することで勝利を目指すという流れ。8へと到着させて、もう1歩自分のゴジラを進攻させることで進攻勝利となります。
怪獣カード、交戦カード、戦略カード、怒りカードはこのゴジラの進攻を助けるもので、これらを上手に扱うことで相手陣地の交戦カードを破壊したり、自分のゴジラの脅威度をアップさせたり、新たな交戦カードを自陣に出現させたりできます。
ただし、交戦カードについては自陣に出現させることから、ゴジラが進攻することでその道筋に配置された交戦カードは踏みつぶされて破壊されてしまいます。配置する位置はよく考える必要がありそうでした。
また、相手や自分のゴジラがどこまで歩みを進めているのかが使用できる条件になっていることがあり、5や6など敵陣に近づけば近づくほど強力なカードが使用可能。そんな交戦カードには撃退力が設定されており、自陣に配置された交戦カードの撃退力の合計が相手ゴジラの脅威度を超えることで、相手ゴジラを撃退することができます。
怪獣カードは自陣の怪獣デッキに並べられた4枚のゴジラのカード、そしてデッキ内にそれとは別に入っている怪獣カードになっています。相手に撃退されることでⅠから順番に進化していき、登場時にどれも強力な効果を持っていることが特徴。デッキから引いてきた怪獣カードとチェンジしたりすることも可能で、その強力な効果で進攻を進めましょう。
戦略カードは映画の名場面などを再現したものとなっており、発動条件を満たすことで相手陣地の交戦カードを全て破壊してしまうもの、自分のゴジラをいきなり6の場所まで進攻させるなど、かなり強力な効果を持っています。これらを扱うことで、相手より早くゴジラの進攻を早められることでしょう。
怒りカードについては、手札の怪獣カードを捨てた分だけゴジラの脅威度をアップさせるもので、手札に怪獣カードがあるだけ何度でも使用可能。脅威度を上げて相手の交戦カードの撃退力の合計を超えさせてしまえば、自分のゴジラが撃退されることを防ぐことが可能。後1度撃退されたら敗北する……なんて状況の時は、臆せず使用していくべきでしょう。
ただし、撃退されることで自分のゴジラが強力になっていくという要素があるほか、自分のゴジラの等級を参照して使えるカードがあるので、序盤から怒りカードに頼って等級が上がらないと、相手のほうが先に進攻を進めたり、先に強力な交戦カードを出せるようになってしまったりする可能性も。
ターンの進攻については、まずスタートフェイズで相手のゴジラの等級分(※撃退されるとアップするレベルのようなもので、4まで上がっていく)だけ山札からドローし、前のターンに使用した戦略カードや怒りカードの効果を解決して元に戻します。
その後、メインフェイズでは交戦カードや戦略カードを使用していきます。メインフェイズでは手札を使った行動がたくさんできる上後述しますがカードの補充も容易なので特別な理由がない限りはガンガン使っていくのが良さそうでした。
撃退フェイズでは、相手のゴジラの脅威度と自陣の交戦カードの撃退力を比較し、撃退力が脅威度以上となった場合は撃退成功となります。その後のエンドフェイズでは、ゴジラが次のエリアへと進攻します。
このエンドフェイズでの進攻は必ず行われ、止めることは不可能。また、エンドフェイズでは手札を何枚使ってもこの時に5枚になるまで補充できます。ゴジラは戦力を出し惜しみして凌げるような相手ではありませんので、今できる最善を毎ターン尽くしましょう。
なお、最後の8まで歩みを進めたら、エンドフェイズでの進攻は行われなくなります。敵陣へと進攻させるには、それぞれのカードの左下部分に書いてある足跡のアイコンが重要になっています。
アイコンには1や2といった数字が記されているのですが、なんとこれを手札から捨てることで、1ターンに1度だけこの数字の分だけゴジラを進攻させることができるのです。
こういった効果を使って相手より早く進攻させて強力な効果を持ったカードを使えるようにできるのはもちろん、進攻勝利をするにはこの1ターンに1度だけの効果を使用しなければならないので、お互いのゴジラがプレイシートの8まで到達した際のにらみ合いは中々白熱したものがあります。
相手に8の位置に交戦カードを置かれると進攻が不可能になるので、8に置かれた交戦カードを破壊する手段もあわせて用意しておきましょう。
























































