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『この世界の片隅に』8月1日より再上映決定|描き下ろしキービジュアル解禁

『この世界の片隅に』8月1日より期間限定で再上映決定! 描き下ろしキービジュアル解禁|片渕須直監督、こうの史代先生、のんさんよりコメント到着

こうの史代先生の漫画を原作とし、2016年に公開された劇場アニメ『この世界の片隅に』。本作が8月1日(金)より全国にて期間限定で再上映されることが決定しました!

発表に合わせ、片渕須直監督による描き下ろしキービジュアルが解禁。また、片渕須直監督、原作者・こうの史代先生、主人公・すずの声を演じたのんさんよりコメントが到着しています。

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この世界の片隅に
どこにでもある毎日のくらし。昭和20年、広島・呉。わたしはここで生きている。すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19(1944)年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20(1945)年の夏がやってきた――。作品名この世界の片隅に放送形態劇場版アニメスケジュール2016年11月12日(土)【再上映】2025年8月1日(金)キャスト北條すず:のん北條周作:細谷佳正黒村晴美:稲葉菜月黒村径子:尾身美詞水原哲:小野大輔浦野すみ:潘めぐみ白木リン:岩井七世北條円太郎:牛山茂北條サン:新谷真弓浦野十郎:小山剛志浦野キセノ:津田真澄森田イト:京田尚子小林の伯父:佐々木望小林の伯母:塩田朋子知多さん:瀬田ひろ美刈谷さん:たちばなことね堂本さん:世弥きくよスタッフ監督:片渕須直脚本:片渕須直原作:こうの史代『...

片渕須直監督による描き下ろしキービジュアルが解禁!

今回公開された描き下ろしビジュアルは、昭和20年8月――主人公・すずが運命の瞬間を迎える、物語の中でも特別な一場面を切り取ったもの。大切なものを失ったすず。その頭にそっと添えられた優しい手が、胸に深い余韻を残します。すずは、なにを思いなにを見つめているのか。見る者の心にそっと問いかけてくる、印象的な一枚です。

炊事の湯気、絵の具の匂い、笑い声。なにげない日々の中に、たしかにあった命の灯り。
すずが見つめていた“片隅”から、80年の時を経て、いまを生きる私たちへ。
あの感動を、ふたたびスクリーンで。今後の続報にもご期待ください。

 

予告動画

 

片渕須直監督、こうの史代先生、のんさんよりコメント到着

本作は戦時下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向いて生きる女性、すずを描いた珠玉のアニメーション映画。公開当初は63館でのスタートながら、戦時中の広島・呉を舞台に描かれるかけがえのない日常とその中で紡がれる小さな幸せが共感と感動を呼び、累計動員数は210万人、興行収入27億円を突破、累計484館で上映される社会現象となりました。

さらに、第40回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞ほか、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位など、アニメーション映画としては異例となる日本映画賞を次々と受賞。その評価は海を越え、国際的な映画祭でも高く評価されました。

あれから9年。時は流れても変わらず心に残り続ける物語が、期間限定で劇場の大スクリーンによみがえります。もし、すずがこの世界のどこかで今も暮らしていたとしたら、ちょうど100歳を迎える今年。

戦後80年という節目に、『この世界の片隅に』が全国で再上映されるにあたって、すずの声を演じたのんは「毎日が愛おしくなります。この作品をまだ観たことのない方も観たことのある方もぜひ、劇場のスクリーンで観てみてください。」とコメント。

原作のこうの史代からは「描いた時は、細くとも永く親しんでもらえるといいな、と思っていました。映画に関わる皆様が強く育て、高く羽ばたかせてくれました。今はただ頼もしく、誇らしく見守るばかりです。感謝でいっぱいです!」と言葉を寄せました。

さらに、監督・脚本の片渕須直は「この映画が最初に公開されてから9年。世界は戦争から逃れられないでいます。すずさんがそこで暮らしていたささやかな世界の片隅を、そのかけがえなさの意味を、もう一度感じてみたいと思います。」と上映への思いを明かしました。

 

主人公すずの声:のんさんコメント

『この世界の片隅に』で北条すずさんの声を演じました。のんです。
すずさんは、絵を描きます。美味しいご飯を食べます。家の仕事をしたり、家族で出かけたり、デートしたりします。
日々を過ごしていく中で、現代の日本との違いが浮かび上がってくる。そして、見ていくうちになんでもない日常の幸せに心が溶けていくような心地になりました。毎日が愛おしくなります。
この作品をまだ観たことのない方も観たことのある方もぜひ、劇場のスクリーンで観てみてください。

 

原作:こうの史代先生コメント

描いた時は、細くとも永く親しんでもらえるといいな、と思っていました。
映画に関わる皆様が強く育て、高く羽ばたかせてくれました。
今はただ頼もしく、誇らしく見守るばかりです。
感謝でいっぱいです!

 

監督・脚本:片渕須直氏コメント

戦時中という時代の中に生きた人々を理解したくてこの作品を作りました。あの日々から80年。そこから地続きに連なる世界に私たちも生きています。すずさんも100歳になって、どこかで暮らしつづけているのかもしれません。
この映画が最初に公開されてから9年。世界は戦争から逃れられないでいます。
すずさんがそこで暮らしていたささやかな世界の片隅を、そのかけがえなさの意味を、もう一度感じてみたいと思います。

 

原作情報

 

 
『この世界の片隅に【新装版】』(ゼノンコミックス/コアミックス)
著者:こうの史代
発売:コアミックス
©こうの史代/コアミックス
上巻、下巻 好評発売中

『この世界の片隅に』作品情報

2025年8月1日(金) よりテアトル新宿・八丁座ほか全国にて期間限定上映!

あらすじ

どこにでもある 毎日の くらし。昭和20年、広島・呉。わたしは ここで 生きている。

すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19(1944)年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。

だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20(1945)年の夏がやってきた――。

スタッフ

監督・脚本:片渕須直 
原作:こうの史代「この世界の片隅に」(コアミックス刊) 
企画:丸山正雄 
監督補・画面構成:浦谷千恵
キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典 
音楽:コトリンゴ 
プロデューサー:真木太郎 konosekai.jp
製作統括:GENCO 
アニメーション制作:MAPPA 
配給:東京テアトル

キャスト

のん
細谷佳正
稲葉菜月
尾身美詞
小野大輔
潘めぐみ
岩井七世
澁谷天外

 
(C)2019こうの史代・コアミックス / 「この世界の片隅に」製作委員会

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