
猫はもちろん可愛い。でもこの作品の魅力は猫だけではない! 『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』クナギ役:水中雅章さん・アラタ役:川島零士さんが語る“猫好き”が織りなす真面目で独特な世界観【インタビュー】
「月刊コミックガーデン」「マグコミ」にて連載中の“衝撃のキャットフルコミック”『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』(原作:ホークマン/作画:メカルーツ)。2025年7月7日(月)よりテレ東・BSテレ東・アニマックスほかにてTVアニメが順次放送、さらにABEMAでは7月6日(日)より先行配信がスタートします!
猫好きによる猫好きのための本作は、猫の可愛さとドキドキハラハラが融合したサバイバル・ネコメディー作品。猫に触れた人間を猫に変えてしまうウイルスにより“ニャンデミック”が起きた世界で、猫に触りたい誘惑に抗いながら世界を生き抜くキャラクターたちの姿が描かれます。
アニメイトタイムズでは、記憶喪失の猫カフェ店員・クナギを演じる水中雅章さんと、元陸上部で忍者かぶれの大学生・アラタを演じる川島零士さんにインタビューを実施。「濃い」本作を初めて見た時の印象や、猫好きが大集合したアフレコ現場の様子、TVアニメ『ニャイリビ』ならではの見どころなどをお聞きしました。
スタッフ、キャストはみんな猫が好き!
──『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』の第一印象をお聞かせください。
クナギ役・水中雅章さん(以下、水中):まるで映画のような作品といいますか……とにかく第一印象は「濃い」でした。特にクナギは、作中で見せる一つひとつのリアクションが大きかったので、濃いお芝居を意識してオーディションに臨みました。
アラタ役・川島零士さん(以下、川島):僕は猫が大好きなので、「ニャイト」という文字を見て「絶対に猫作品だ……!」と楽しみにしていました(笑)。
映画好きの両先生ならではの構成やオマージュシーンなども映えて、今までに見たことのないタイプの猫作品になっています。とても面白かったです。
──本作のキャスト・スタッフ陣は、“猫好き”のみなさんが集まったとか。もしかして、オーディションの時点で猫が好きなことが条件になっていたり……?(笑)
川島:(笑)。いやいや、さすがに!
水中:「猫は好きですか?」とは聞かれましたが、その回答がオーディションの結果に直接関係していた、みたいな話ではないと思いますよ(笑)。
川島:ただ、作品のイベントなどで猫ちゃんと触れ合うことがあるかもしれない、と考えると、猫アレルギーだとちょっと大変かもしれませんね(笑)。
──結果的に猫好きのみなさんが集まったのですね。
水中:スタッフさんや1話限りのゲストの方も猫シャツを着ていたり、みんな猫好きでしたね。零士君なんて、オリジナルの猫ちゃんTシャツをみんなに配っていましたから。
──オリジナルの猫ちゃんTシャツ?
川島:90年代のバンドTシャツや映画のポスターのようなモチーフで、自分の家の猫のプリントTシャツを作ったんです。みんながそれを着てくれると、やっぱりすごく嬉しかったし、元気が出ましたね(笑)。
──すごい! そんな猫好きの方々が集まった現場では、どのような“猫トーク”が展開されたのでしょうか?
川島:お互いの愛猫の写真を見せあっていましたね。水中さんは、愛犬「ななちゃん」の写真を見せてくれました!
水中:もう、負けじと見せていました(笑)。
川島:それで言うと、(キャスト発表時の)カウントダウンポストが面白かったですよね。キャストの猫ちゃんの写真が続けてポストされていったのに、最後は「ねk……犬!?」って「なな」が出てきて(笑)。
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— ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット(ニャイリビ)【公式】 (@nyailivi) February 21, 2025
猫の日まであと6時間!
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クナギ役は『なな』(※ねk…犬)の飼い主のあの方…!🐶
このあと!! /
【📢2月22日 #猫の日 00:00集合🐾】
🔗:https://t.co/wmUKHouI2r#ニャイリビ pic.twitter.com/qjvvDKvZ2Q
──強烈なインパクトがありましたよね。水中さんは、印象に残っている会話はありますか?
水中:「腰トントン」の話が印象的でしたね。「ウチの子は『腰トントン』しても、あんまり気持ちよくなさそうなんだよね」という会話があって。
僕が上京したてのとき、アルバイトからの帰り道で、とても人に慣れた猫ちゃんがいたんです。よく撫でて、腰をトントンしていたのですが、気持ちよさそうに鳴いてくれて。でも、それが好きじゃない子もいるんだなぁって。
川島:ウチも双子ですけど、片方は好きで片方はあんまり……って感じですね。
水中:そうなんだ!
──猫好き、動物好きなお二人ですが、もし作品の世界に入ってしまったとして、猫にどのような仕草をされたら抵抗を諦めて猫化してしまうと思いますか?
水中:お腹を見せてきたら、もう触っちゃいますね。
川島:いやまぁ、それはねぇ……!
水中:というか、普通に寄ってこられただけでもう無理だと思います。
──(笑)。実際に猫を飼われている川島さんはいかがですか?
川島:そこにいるだけで無理だもんなぁ……。思わず寄っちゃうでしょうね。
水中:見かけたら、もうこっちから寄って行くもんね。
川島:(猫が)そこにいる、そこにあるだけで……。だから作中の世界は苦しいですよね。(猫を)振り切らなきゃいけないわけじゃないですか。大好きなのに、逃げないといけない。悲しいな……。
水中:猫飼いには苦しい質問でしたね。もう勘弁してやってください(笑)。










































