
アニメ『キングダム』第1シリーズから第5シリーズまでのあらすじまとめ|10月にアニメ第6シリーズが到来!! 放送前に復習して共に熱を堪能しましょう!
『キングダム』第3シリーズ(2020年4月~10月)
対応巻数:コミックス25巻~34巻
全26話(2クール)
第1クールOP曲:BiSH「TOMORROW」
第1クールED曲:waterweed「Deep inside」
第2クールOP曲:BiSH「STACKiNG」
第2クールED曲:鈴木瑛美子「kIng」
あらすじ
合従軍編
楚(そ)軍が秦へ侵攻。対楚戦になるかと思いきや、秦以外の戦国七雄(楚・斉・燕・趙・魏・韓)が同盟を組み、侵攻してきているという情報が宮中に届きます。
函谷関(かんこくかん)は国境の壁門。ここを破られたら秦は蹂躙し放題という要衝です。国内全戦力を動員しての「函谷関の戦い(合従軍との戦い)」が始まりです。
麃公、桓騎(かんき)、蒙武(もうぶ)ら、秦の名だたる将軍の元で兵たちが全力で戦う中、若手である3人の隊も頑張ります。
結果は、秦は函谷関を守りきります。
蕞(さい)の戦い
函谷関を皆が狙っている中、趙の李牧は蕞を狙います。蕞は小さな都城ですが、秦の国門の役割をもつ大事な都城です。
しかし、この時の蕞には兵がおらず、住民たち自らが防御のために戦わねばならない状況。飛信隊が駆けつけるも、住民たちは不安と恐れに震えます。そこに現れたのが、秦王 政。政自らが出陣する姿勢を見せると、住民たちは兵として戦う勇気を得、覚悟を決めます。
苦しい籠城戦が続きますが、七日目に山の民が来てくれたことで、一気に形成逆転。李牧は撤退していきます。
『キングダム』第4シリーズ(2022年4月~10月)
対応巻数:コミックス34巻~41巻
全26話(2クール)
第1シリーズOP曲:SUIREN「黎-ray-」
第1シリーズED曲:珀「眩耀(げんよう)」
第2シリーズOP曲:zonji「geki」(檄)
第2シリーズED曲:みさき「Believe」
あらすじ
信、王賁、蒙恬が「三千人将」に
「函谷関の戦い」後の論功行賞で、信、王賁、蒙恬が「三千人将」に昇格。
羌瘣が飛信隊に帰還
羌瘣が飛信隊に戻ってきます。将軍を目指す!信の子を産む!と宣言??
成蟜の乱
政と成蟜の仲は良好。それなのに成蟜が乱を起こすという、変な反乱事件です。この乱の実のところは、呂不韋が仕組んだ成蟜を利用した反乱なのです。
成蟜の妻 瑠衣(るい)が実家の屯留(とんりゅう)に帰省。この時を狙って、趙が屯留を取ろうと襲いかかります。成蟜が兵を率い屯留へ向かい、趙軍を退けますが、いつの間にか成蟜が主犯となり趙と結託して反乱を起こしたことになっています。謀反人とされた成蟜は瑠衣を救うも、自身は斃れます。最期のシーンは涙なしには観られません。
加冠(かかん)の儀
政の成人の儀です。儀式の後、呂不韋と向かい合って、中華統一を目指す胸の内を語ることになった政。先に口を開いた呂不韋は、“天下に君臨するのはお金だ”と言います。“貨幣は、その有無で人の価値を測ることができる確かな物差しであり、人が貨幣を求める欲望には天井がないから、これ以上に天下を動かす物はない” との旨を述べます。
これに対して政は、「人の持つ本質は光だ」と。“自分が悪人と見做されても構わないから、300年続いた戦争を自分が終わらせる。争いのない世界、上も下もない世界で、人それぞれが自分の光に従って生きられるようにする” ということを堂々と述べます。
著雍(ちょよう)攻略
魏の要衝 著雍を巡る戦い。呉鳳明率いる魏軍との知略戦が繰り広げられます。
論功行賞で、信、王賁、蒙恬はともに「五千人将」に昇格します。
毐国(あいこく)反乱
後宮に籠っていた政の母 太后が突然政治の場に現れ、山陽と著雍を譲ってほしいと言い、宮中を混乱に陥れます。さらに、太后の元に呂不韋の指示で後宮に送られた性の相手 嫪毐(ろうあい)を山陽長官に据えるとも。
その後、太后は嫪毐と著雍の北の都城 太原(たいげん)に入り、“毐国”の建国を宣言。
秦国からの独立を図ろうというのです。さらに衝撃的なことに、二人の間には二人の子が。二人は愛情深い夫婦となっていました。
雍(よう、秦歴代の王達の廟がある)で、政の加冠の儀が行われている中、“毐国”軍が咸陽へ侵入します。政との子を得た向は、子を守ろうと必死。向が後宮から出ようとした時、そこに“毐国“兵が。信が駆けつけ、無事を得ました。
昌平君が援軍に来たことで、一気に攻勢が逆転。“毐国”軍は敗走する中、殲滅されます。
戦後処理として、嫪毐は処刑。太后との間の二人の子も処刑、というのは表向きで、政の母への思いにより、太后と共に密かに生かされます。呂不韋もこの事件に関わったとして咸陽から追放。つまり、これで政が秦の全権を握ったことになります。
政と信の友情
政にとって信は、立場を越えて心を明かせる友。名実ともに秦国王となった政は、信に向かって「ここから十五年で六国全てを滅ぼし中華を統一する」と明言します。驚く信にもうひとつ、“秦の六大将軍を復活させるから、お前が六将の一席を掴み取れ!”とも。
『キングダム』第5シリーズ(2024年1月~3月)
対応巻数:コミックス41巻~45巻
全13話
OP曲:DeNeel「導火」
ED曲:Novel Core「RULERS」
あらすじ
黒羊丘(こくようきゅう)を巡って趙との戦い
対魏戦に備えるようにと曹州(そうしゅう)に配置されていた飛信隊は、対趙戦に当たる黒羊丘攻略にかかる本軍に合流せよ、との司令を受けます。
黒羊丘は平地ではなく、丘と森。これまでに経験したことのない地形です。本軍を率いるのは桓騎将軍。信は、負かした敵地での略奪と女犯をよしとする桓騎に対して、反発心を抱きます。
桓騎の命で、彼の側近 那貴(なき)と飛信隊の尾平(びへい)を交換することに。表向きの理由は、隊同士が仲良くなるためとのことですが、本当でしょうか? 後に、尾平が敵から略奪を行ったと信たちから疑われ、面倒なことになります。
趙軍の総大将は慶舎(けいしゃ)。黒羊丘近くの城都 離眼(りがん)の城主 紀彗(きすい)を引き入れ、秦軍に攻める隙を与えません。桓騎も待ちに待ちます。双方睨み合いが続く中、桓騎が一瞬を突き、一気に攻め立てます。
戦いの間に、桓騎軍の特殊な構成や、桓騎の過去が明かされます。また、飛信隊の古参であり副長の渕(えん)さんが頑張るシーンも見どころです。
信は慶舎を討ち、別動工作での傷を負いながら戦う力尽きそうな羌瘣を救出。しかし、趙は総大将の死を隠して戦いを続行する構えを見せます。とはいえ、結果は秦軍の勝利で終わります。
戦いは終わりましたが、那貴は桓騎に承諾をもらい正式に飛信隊に移籍。飛信隊の温度が気に入ったようです。
斉王 王建が秦に来訪
斉は、合従軍での函谷関攻めの時、外交交渉により合従から抜けてくれた国です。政はそのお礼を述べ、自身の理想を語ります。それを聞いた王建は、斉は最終的に秦に国の舵取りを任せても良いとまで言います。






































