
『キングダム』廉頗(れんぱ)とは? 「生ける伝説」廉頗は王騎と友達!? 趙→魏→楚へと渡り歩く「戦の大天才」を追う
アニメで廉頗を演じていらっしゃるのは楠見尚己さん
さて、次はアニメ版の『キングダム』を見ていきましょう。
アニメ版で廉頗を演じていらっしゃるのは、楠見尚己さんです。
楠見尚己さんのプロフィール
楠見尚己さんは、福岡県にて6月17日のお生まれです。
アニメでの代表作は、『BLEACH 千年血戦篇』兵主部一兵衛役、『ダンジョンの中のひと』ランガド役、『SDガンダムワールド ヒーローズ』ベンジャミンV2ガンダム役など、数えきれないほど。
また、外国作品の吹き替えでも、そのご活躍ぶりは有名です。
ジョン・グッドマンさん、ブルース・マッギルさん等が演じる役をはじめ、数多くの映画やドラマで、楠見さんのお声を聞くことができます。
『ハリー・ポッター』シリーズでは、リチャード・グリフィスさんが演じられた、バーノン・ダーズリー役をご担当されました。
『キングダム』では、シーズン2 エピソード14『その男、廉頗』で、ドーンと登場。秦と趙どっちが主役だっけ?と思ってしまうほどの存在感です。
ここで廉頗が臣下たちに言う言葉「(趙に)帰るつもりはない」「バカの下で働くほど、バカなことはないぞ」は、廉頗の個性を視聴者に伝える台詞なのでしょうが、楠見さんの演技によって、廉頗のあまたの経験を振り返るような重みが観ている私たちの心にしみるのです。
ストーリー上でのキャラクター理解を越えて、廉頗そのものに吸い込まれるような感覚におそわれた方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
映画版に廉頗は未登場
実写版映画には、『キングダム』『キングダム2 遥かなる大地へ』『キングダム 運命の炎』『キングダム 大将軍の帰還』の4本がありますが、廉頗は未登場です。
完結編と銘打たれた『キングダム 大将軍の帰還』が、王騎の死までを描いているので、廉頗の登場シーンがやってこないうちに、映画が完結してしまったことになります。
続編映画が作られるという話は現在ありませんが、ファンの間では「もし第5弾があるなら廉頗役の俳優さんはこの人!」という予想がさまざま上がっているようです。
まとめ
廉頗は、「王騎の死」と同様、物語の中の「世代交代」を表す重要なキャラクター。しかも、その個性は強くて決断が潔い、パワフルです。
仕える王を変えてでも、自分の身を戦場に置きたいという気持ちのぶれなさもいいですよね。
史実の廉頗も、故事成語を生み出してしまうほどですし、パワフルな印象です。
『キングダム』75巻では、信・蒙恬・王賁たちは出世して、戦いを左右するポジションを務めるまでになっています。廉頗の世代から引き継いだものと新たな価値観とが合わさって、彼らの強さになっていると思うと、胸が熱くなります!
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