アニメ
埼玉西武ライオンズ・球団広報担当社員インタビュー

「野球もアニメも、ファンの方々にとっては単なる娯楽ではない」これからのベルーナドームは「大切なものを支える場所」へ──埼玉西武ライオンズ×アニメイトタイムズ特別インタビュー・球団広報担当社員に聞くアニメと野球の近似性

ベルーナドームは「大切なものを支える場所」へ

──野球興行だけでなく、ライブイベントなどでも多く利用されるベルーナドームですが、“ならでは”の魅力について教えてください。

ライオンズ広報:「場所」としての魅力は、やはり西武線沿線にあるという点が最も大きいと考えています。

西武線沿線にはアニメの聖地が複数あることにも起因しており、そのご縁でお声がけいただき、コラボイベントを実施するケースも多いんです。そうした場所柄だからこそ「ここでイベントやライブをやりたい」とお声がけいただく機会も多いので、この立地は大きな魅力だと感じています。

ライオンズ広報:また、ベルーナドームの「機能」でお話ししますと、ある調査では座席の座り心地の良さが12球団で1位という結果が出ています。また、他の球場に比べて選手との距離が近く、プレーが見やすい設計になっている点も、ベルーナドームの魅力です。

今年3月に放映した「圧倒的至近距離」のCMも、お客様の満足度調査で「選手がより近く感じられる」「座り心地が良い」といったお声をいただいたことからヒントを得て制作しました。

──ライオンズとアニメカルチャーとの接点はどこにあるのでしょうか。

ライオンズ広報:まず、ライオンズの球団マスコットである「レオ」の生みの親は、漫画家の手塚治虫先生ですので、そこが私たちとアニメとの最大の接点です。75周年を記念して、9月6日(土)の試合では、レオのフィギュアが来場された皆さま全員に配布されるなど、レオを活かした企画はこれからも展開していく予定です。ビッグチェーンネックレス(※)も然りですね。

(※「ビッグチェーンネックレス」とは、ゴールドのチェーン状のネックレスに、大きなレオのチャームをトップ部分に取り付けたアイテムのこと。ライオンズファンの間で大人気の応援グッズとなり、即完売が続いている。選手もヒーローインタビューで着用するなど、選手にもファンにも愛されるアイテム。)

──ベルーナドームで開催されたコラボイベントの中で、特に反響が大きかったものについて教えてください。

ライオンズ広報:『ラブライブ!』シリーズとのコラボイベントは、いつも非常に盛況で、大変ご好評をいただいております。

コラボグッズを販売する際は、毎回売り場とは別に特設ブースを設けて対応しています。例えば2022年に物販を行った際は、メインゲートからテイキョウキッズフィールドの方へ坂を上がりながら一度折り返し、またメインゲートに戻ってきてトレイン広場からファンクラブカウンター前に入る、という長蛇の列になりました。『ラブライブ!』に関しては、ベルーナドームでイベントを開催してくださることもあり、より親和性が高いのではないかと考えています。

──なるほど。

ライオンズ広報:また、ごく最近の事例ですと『クレヨンしんちゃん』とコラボした際には、スタメンボードが『クレヨンしんちゃん×Lions』のコラボ仕様なりました。スタメンボードはいつも写真を撮られる方が多いのですが、その日はより多くのお客様にご注目いただいた印象です。

チームには「ヒロシ」(甲斐野央 投手)や「シンノスケ」(羽田慎之介 投手)がいますし、当日は甲斐野投手がヒーローになるなどピッタリのタイミングでのコラボになりました。


──お話を聞いていると、ライオンズのアニメコラボ企画は数もクオリティも群を抜いているのではないかと感じます。

ライオンズ広報:特にアニメとのコラボに重きを置いているというよりは、「どうすれば色々な人にライオンズを知ってもらえるか」「試合以外の部分で喜んでいただけるか」という点を常に考えています。

その結果として、『クレヨンしんちゃん』のように埼玉にゆかりがある作品との企画など、ファンの皆様に喜んでいただける親和性の高いものが生まれているのではないか、と考えています。

──球団広報担当者としての視点で見る、ベルーナドームの今後の進化についてお聞かせください。

ライオンズ広報:野球ファンの方であれば選手に、アニメファンの方であればキャラクターの生き様やセリフにそれぞれ背中を押されたり、勇気をもらったりすると思います。「応援したい」と「好き」という気持ちの根源は、とてもよく似ているのではないかと。

野球もアニメも、ファンの方々にとっては単なる娯楽ではなく、人生において非常に大切な役割を果たしているものだと考えています。

ベルーナドームが、そうした「大切なものを支える場所」だと思っていただきたい。ファンの皆さまが「応援したい」「好き」という気持ちを存分に表現できる、選手とファンをつなぐ場所へ進化していけたらと考えています。

──ありがとうございます。それでは最後に、この記事をお読みの野球ファン、アニメファンに向けて、球団広報という立場からメッセージをお願いいたします。

ライオンズ広報:山田投手や西川選手のように、ライオンズにはアニメを楽しむ選手が多くいます。彼らと話す中で、アニメを見ることがストレス発散になったり、日々の心の支えになったりしていると実感しますし、アニメが持つ力の大きさを改めて感じています。彼らも、先日のインタビューがとても楽しかったと話していました(笑)。

アニメをきっかけに「ライオンズには今、こういう選手がいるんだな」と知っていただければ嬉しいです。その次に、機会があれば球場へ足を運んでいただけますと幸いです。今シーズンもまだ試合は残っております。来シーズンも含めて、ぜひベルーナドームへお越しください。

【インタビュー・文:西澤駿太郎 編集:太田友基】

「ライオンズフェスティバルズ2025 supported byウォータースタンド」開催!

期間:8月1日(金)~8月31日(日)

限定ユニ「ライオンズサマーブルーユニフォーム」

限定ユニフォーム「ライオンズサマーブルーユニフォーム」が、一軍公式戦のホーム13試合、ビジター11試合の計24試合で着用決定! 

また、8月2日(土)の千葉ロッテマリーンズ戦と9日(土)の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では、一部の座席を除く来場された方全員に「ライオンズサマーブルーユニフォーム」が配布予定です。

隅田知一郎投手 コメント

色々なイベントユニフォームがありますが、水色がメインカラーのユニフォームはあまり見かけない気がするので、とても新鮮に感じました! 普段、水色を身に着けたりはしませんが、色として水色は好きで、とても爽やかなユニフォームだと思うので、ライオンズフェスティバルズ2025が盛り上がるユニフォームになるといいなと思います!

西川愛也選手 コメント

第一印象、グラウンドで目立つ色だなと思いました。ライオンズフェスティバルズ期間中に着るユニフォームということで、夏らしく、かわいらしい色だと思いました。僕は、私服でも着るくらい水色が好きなので、8月にこのユニフォームを着用してプレーするのが今から楽しみです!

■詳細・注意事項はこちら

小学生以下全員に『キッズ冷感Tシャツ』を配布!

『ライオンズフェスティバルズ2025 supported by ウォータースタンド』開催期間中の、8月3日(日)・10日(日)~14日(木)に小学生以下のお子さま全員(※)に配布します!

2種類のデザインからお好きな1種を選択可能となっています!

また、8月のライオンズフェスティバルズ期間中は開場前からご家族が一緒に盛り上がれるコンテンツも多数企画中。この夏は『キッズ冷感Tシャツ』を着て、ご家族そろってライオンズフェスティバルズを楽しみつくしましょう!

※小学生以下のお子さま、チケット1枚につきTシャツ1枚。
※“チケットをお持ちでない未就学児"は配布対象外となります。

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■「ライオンズフェスティバルズ2025 supported byウォータースタンド」の情報はこちら

(C)SEIBU Lions

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