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秋アニメ『ステつよ』大塚剛央×水野朔インタビュー

『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが』織田晶役・大塚剛央さん×アメリア・ローズクォーツ役・水野朔さんインタビュー|晶の優しさ、そして、アメリアの愛の重たさが魅力!?

TVアニメ『暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが(ステつよ)』が10月6日よりスタートする。クラスごと異世界に召喚され、“暗殺者”の能力を得た織田 晶。剣と魔法の世界で、勇者一行として魔王討伐を依頼されるが、国王と王女の違和感に気づいた晶は、“暗殺者”のスキルを使って、隠された真実を知るーーー。

アニメイトタイムズでは、織田晶を演じている大塚剛央さんと、エルフのアメリア・ローズクォーツを演じている水野朔さんにインタビューを行い、アニメ『ステつよ』の魅力を紐解いてもらった。

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暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが
クラスメイトと共に異世界に召喚された高校生・織田晶。召喚によってクラスメイト全員にチート能力が付与される中、彼は生来の影の薄さからか平凡な“暗殺者"の能力を得る。だが、ただの“暗殺者”のはずなのにステータス値が、最強の職業“勇者”すら軽々と凌駕していて――!?そして、召喚の首謀者である国王の言動に疑念を抱いた晶は、自分の存在をひた隠しその陰謀を暴くも、逆にあらぬ罪を着せられ追われる立場に追い込まれてしまう。国王への復讐を誓った彼は、逃げ込んだ前人未踏の迷宮深層でエルフの少女アメリアと邂逅を果たす――…。これは“暗殺者”の能力を得た少年が、エルフの少女と出逢い真の”暗殺者”へと至るまでの物語。作品名暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが放送形態TVアニメスケジュール2025年10月6日(月)〜テレビ東京・BSフジほかキャスト織田晶:大塚剛央アメリア・ローズクォーツ:水野朔夜:小林沙苗リア・ラグーン:田村好クロウ:草尾毅ラティスネイル:諸星すみれキリカ・ローズクォーツ:和氣あず未佐藤司:森永彩斗朝比奈京介:水中雅章アウルム・トレース:堀江瞬マヒロ・アベ:内山昂輝グラム・クラスター:間宮康弘サラン・ミスレイ:諏訪部順...

晶の優しさ、そして、アメリアの愛の重たさが魅力!?

ーークラスメイトが一斉に異世界に召喚され、それぞれにチート能力が付与されるところから物語が始まりますが、原作を読まれた印象をお聞かせください。

アメリア・ローズクォーツ役 水野朔さん(以下、水野):率直に「主人公は勇者じゃないんだ!?」と思いました。異世界に勇者として転生して、魔王を倒すというのがオーソドックスなパターンだと思うんですけど、晶は暗殺者という特殊な職業。クラスメイトのみんなを連れて元の世界に戻るために、晶が裏で動いていくという展開も面白いです。どこか闇を感じる主人公なので、「どうなっていくんだろう?」と思いました。

織田晶役 大塚剛央さん(以下、大塚):タイトルから、主人公が暗殺者であり、勇者より明らかに強いというのがわかるんですけど、僕自身は「やれやれ、強くなっちゃったぜ」みたいな、ちょっとポップな印象も受けたんです。でも、実際はシリアスで、重いテーマもあったりしたので、そのギャップは面白いと思いました。

あと、アニメの台本を見たときに、小説やコミカライズとも違う印象があったので、この作品に関しては、それぞれで違う楽しみ方ができるのではないかと思いました。スピード感やテンポはもちろん、アニメならではの晶の人物像を感じられると思います。

ーーそれぞれが演じているキャラクターの魅力について教えてください。まず、キャラクターデザインを見て、どう思いましたか?

水野:アメリアの白髪で赤目は、個人的にグッとくるポイントでした。実際、作中でもアメリアだけ、他のキャラとは違う描写もあって、特別感のある高貴なイメージがある子だなと。とてもヒロイン感がある、かわいいキャラクターデザインですよね。

大塚:すごくかわいいと思います。「この子が笑ったら嬉しい!」みたいな感じにもなるし。ミステリアスな雰囲気もあり、猫っぽい、人に懐かない感じもあるので、彼女の表情変化はすごく楽しみです。

水野:晶にだけ、懐いているので!

ーー織田晶はどうですか?

大塚:影が薄いと言うんですけど、普通にカッコいいですよね。だから本人がそう思っているだけで、絶対に隠れファンはいると思います(笑)。ただ、近寄りがたい雰囲気はあるかもしれないです。

序盤は晶の表情もわかりやすくなっていたので、そこから抽出して表現ができたらいいなと思っていたんです。ただ、完成した映像を見たら、線も強くて、骨太な感じに仕上がっていたので、「こうなったんだ」という驚きはありました。

水野:闇を感じる佇まいですよね! 個人的にもクールでカッコいい、暗めのキャラクターが大好きなので、すごく好きなキャラクターです。それでいてアメリアに対して優しいので、「アメリアも嬉しくなっちゃうだろうなあ」と思いました。

ーーそれぞれの魅力はどこにあると思いますか?

大塚:晶は決断を強いられるときが度々あるんですけど、そのときに見える、彼の根っこの部分が、すごく優しいというのは魅力だと思います。

だから、暗殺者は向いていないのではないかと思うんですけど、「それでも非情にならなければいけない」と自分で思い込んでいる部分があるんですよね。そうやってひとりで抱えてしまうところは放っておけないし、見ていたくなる人なのかなと思います。

水野:迷宮で出会うアメリアや黒猫の姿をした魔物の夜(CV.小林沙苗)もそうですけど、見捨てられないんですよね。猫が好きだから見捨てられないとか、「そんなかわいい理由で助けちゃうんだ」みたいなところが面白かったです。

大塚:クラスメイトのみんなも助けようとしているから、色々と放っておけない人なのかもしれないですね。

水野:アメリアに関しては、晶に対しての顔が違いすぎるところが魅力だと思います。晶以外のキャラから見ると、嫉妬しちゃうくらい、懐いているので。夜に対しても優しいけど、晶に対しての愛は……重すぎる(笑)。

ーー重すぎるんですね(笑)。

大塚:でも、そうやって愛情がだんだん深まっていくところは魅力的で、心を開くと、すごく懐いてくれるんです。

水野:「懐く」という言葉がぴったりなんですよね。

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