音楽
アニメ音楽をアーティスト目線で紐解く『STUDIO HISASHI with Anime』GRANRODEOゲスト回を潜入レポート

GRANRODEOとGLAYのHISASHIさんがスペシャルセッション&トークを繰り広げる! アニメ音楽をアーティスト目線で紐解く『STUDIO HISASHI with Anime』GRANRODEOゲスト回を潜入レポート

合わせるのが楽しくて。HISASHIさんのギターを聴きながら歌えたら最高だろうなって(KISHOW)

──本日の収録の感想をお聞かせください。

HISASHI:この番組に出てくださる方は、ミュージシャンなので寡黙な方が多いんですけど、今回は、アニメと音楽の親和性というところで、すごく撮れ高がある収録になったと思います。撮れ高でいうと、今回は別格だったかもしれない(笑)。どちらに対する造形も深い方なので、多岐に渡って話ができたと思います。

e-ZUKA:僕は音楽の話というより、ジミー桜井の話しかしていないんですけど……。

(一同爆笑)

e-ZUKA:私の故郷である新潟県十日町市に観光客を呼び込みたいです!(笑)。

──ものすごく興味を惹かれました。

KISHOW:熱弁だったもんなぁ。

e-ZUKA:ジミー・ペイジとか、レッド・ツェッペリンを知らない人に話すと長くなるんですよ。こういう番組だと、視聴者に向けてイチから話さないといけないじゃないですか。たぶん飽きているんだろうなぁっていうのをひしひしと感じながらしゃべるから、余計早口でしゃべっちゃうっていう(笑)。

──MCでもあるので、聞き手に回っていましたけど、興味津々だったのではないですか?

HISASHI:もちろんですよ。どういった活動をしてきたのか、改めて見てみたいです。だって、ジミー・ペイジ本人が公認しているわけですから。すごいですよ。

e-ZUKA:ドキュメンタリー映画『MR.JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男』(25年1月公開)の中で、ツェッペリンの曲の使用許可が下りているわけですからね。普通はないことです。

──そんなジミー桜井さんの話で持ち切りだった収録ですが、KISHOWさんはどうでしたか?

KISHOW:もう、饒舌だなぁと思いながら横で、頼もしく聞いておりました(笑)。何か修正が必要なときに、合いの手を入れるくらいはしましたけど。たぶん、僕がいなかったらHISASHIさんは、もっと大変だったと思います(笑)。

HISASHI:いや、2人のコンビネーションプレイはすごかったですよ!

KISHOW:結構テレビの生放送とかだと、e-ZUKAさんは緊張することもあるんですけど、今日はすごく饒舌で……。でもそれはHISASHIさんの人柄だと思います。緊張をさせないオーラがあるんですよ。それは強く感じました。以前お会いしたときも思ったのですが、本人はそのつもりはなくても、圧が出ちゃう人っているんですけど、HISASHIさんは、本当に人柄が柔らかいんです。しゃべりやすい空気にしてくれるんですよ。

HISASHI:イヤな先輩をいっぱい見てきたので(笑)。こうはならないぞ!と。

(一同笑)

──少し余談になりますが、「想い出ライナーノーツ」をKISHOWさんが挙げるとしたら、何を挙げますか?

KISHOW:何だろう……、楽器もできないし何もないんですよね。

HISASHI:ボイスレコーダーを持って来た方もいましたよ。これで歌を録っていたんですよって。

KISHOW:マイマイクもないし、あっ! そういえばネタ帳がありました。歌詞をしたためるのに、20年分書き溜めたネタ帳があるんです。

HISASHI:全部アナログなんですか?

KISHOW:アナログです。そこには未だに使われず、眠ったままの言葉たちもあります。日常で思い浮かんだり、小説を読んで気になった言葉を、使っちゃおう!って書き出しているんです(笑)。ただ、小説や歌詞の場合は、ちゃんと「〇〇より引用」と書いておきますけど。なので、実際に使うことがあれば、そこから変えて、自分の言葉っぽくするというのは、正直あります。

「変幻自在のマジカルスター」(14年)は、岡村靖幸さんの「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」の歌詞からのオマージュ的なところもあったりするので。

HISASHI:ネタ帳は、どのくらいあるんですか?

KISHOW:それでも4冊か5冊くらいですね。

HISASHI:そのネタ帳からヒントをもらって書いているんですね! あと、番組では出していなかったですけど、ジミー桜井さんのライブを録音したカセットテープも持って来てくれていたんですよね。

e-ZUKA:持ってきていました。TDKのカセットテープなんですけど。(と、実物を持ってくる)

HISASHI:僕も、先輩のライブを録ったりしていたんですよ。

e-ZUKA:まぁ、アマチュアのライブだから許されることですけどね。僕の時代だと、録るものもないから、ラジカセを会場に持って行っていたんです(笑)。そこで録音ボタンを押して、堂々と録っていました。

HISASHI:(カセットテープに書かれている、対バンバンドの名前を見ながら)五人囃子って(笑)。

e-ZUKA:それは四人囃子(71年結成のロックバンド)のコピーバンドかと思いきや、BOWWOW(75年結成のハードロックバンド)のコピーバンドなんですよ。

HISASHI:あははは(笑)。僕ら、故・佐久間正英さん(四人囃子の元メンバー)プロデュースでずっとやっていたので。

──最終的にジミー桜井さんの話が、編集でどれだけカットされているかですかね(笑)。

e-ZUKA:あれだけ語ったので、まったくないということはないでしょうけど、楽しみです(笑)。

──番組ではお話されていなかったと思うんですけど、GRANRODEOのお二人が持っていた、GLAYやHISASHIさんのイメージや思い出を教えてください。

KISHOW:もちろん、GLAYさんは存じあげておりますけど(笑)、94年にメジャーデビューをされているんですよね。僕はその年に、19歳で東京に出てきていて、代々木アニメーション学院に通っていたんです。その時からずーっと見ていましたから。「グロリアス」(96年)で、ぶわぁ──と出てきて、すげぇ、カッコいい!と思っていました。

HISASHI:僕、その頃、代々木のスタジオでラジオをやっていたと思うよ(笑)。

KISHOW:そうなんですか! その当時から、スター街道を歩まれていたバンドですけど、20万人のライブなんていうのは、正直「うそだぁ〜」と思っていました(笑)。俺の推しのバンドだって5万人だぞ!と。でも、どうやら本当だったという。あれはもう信じられないですよね(『GLAY EXPO '99 SURVIVAL』)。本当にすごいバンドです。

あと、「HOWEVER」(97年)は、当時カラオケで絶対に歌っていましたね。すごくキーが高いんですけど、TERUさん、すげー! 出してるー!と思っていました。

e-ZUKA:GLAYさんが出てきたとき、僕はもう仕事を始めている時期なんです。TVアニメ『BLUE SEED』のOPテーマ「CARNIVAL・BABEL 〜カルナバル・バベル〜」を作曲したのが94年なんです。その後、キャラクターソングの仕事とかをするようになるんですけど、リファレンスで「GLAYさんのこの曲」というのが来たりするので、よく参考にさせていただきました。フレーズとか、ドラムのフィルから始まる感じとか。

あと、HISASHIさんと言ったらTALBOのギターですよね。僕が子供の頃だとP-MODELの平沢 進さんとかがARBの田中一郎さんが使っていたんですけど、そこに新しく加わったのがHISASHIさんで、若い人でもTALBOのギターを使う人が出てきたんだ!と思った記憶があります。

──セッションのお話も聞きたいのですが、この番組のセッションは、音源を聴いて、HISASHIさんが自分でギターアレンジを考えるという形でやられているのですか?

HISASHI:そうです。でも今回e-ZUKAさんからいただいた音源には、歌が入っていなかったんですよ。だから歌のある音源を引っ張ってきて、EQをいじって考えていきました。

──2人でギターを合わせるのは、本番当日が初めてになるのですか?

e-ZUKA:そうですね。だから今日知りました。

HISASHI:あまりにも原曲から離れたえギターフレーズを入れたときは、本人に事前に音源をお渡ししたりしますけど、基本は当日、合わせています。

──e-ZUKAさんは、今日合わせていかがでしたか?

e-ZUKA:今回はドラムとベースだけのオケにしてしまったので、2人だけのツインギターの音を楽しめると思います。HISASHIさんが、ちゃんと上モノとしていてくれたので、すごく良かったですし、今度のライブ、HISASHIさんに出てほしいと思いました。「スペシャルゲスト来てます! TVサイズですけどー!」って(笑)。

KISHOW:歌っていても新鮮でしたね。普段とは違う音のバランスとか、普段は聴こえないようなフレーズが聞こえてきたので、そのある種の違和感を楽しんでいました。TVサイズ2曲で、リハも合わせると3回ずつくらい歌ったけど、毎回楽しくて、フルサイズでHISASHIさんのギターを聴きながら歌えたら最高だろうなと思いました。

HISASHI:毎回毎回そうなんですけど、ほかのアーティストの中に潜り込むような作業をしているんです。すると、各アーティストの方々の楽曲の個性が違っていて面白いんですよ。僕はギターリフを中心に作っていく曲が多いし、そんな世代の音楽ファンだったりするので、親和性がすごく高い楽曲だなと感じました。

──ありがとうございました。配信も楽しみにしています!

番組情報

「STUDIO HISASHI with Anime」
アニメを愛するアーティスト、GLAYのHISASHIと楽しむアニメ音楽の世界。

配信情報
#34:好評配信中!
ご視聴はこちら

#35:2025年10月16日(木)12:00配信

出演
番組MC:HISASHI(GLAY)
ゲスト:GRANRODEO

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