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- 万木サエ
- 旅行、グルメ、テーマパーク系のライターを経て、アニメのジャンルへ出向。ネコとハワイと『バクテン‼︎』が大好き☆

柊に由紀の曲を完成させたいと言われ、続きを作ることになった立夏。本音ではやりたくないと思っていながらも、デモを聞いて由紀の気持ちを感じとった立夏は引き受けることに。
他人の曲の続きを作るということに悩む立夏は、姉の弥生に相談。すると、今立夏がやっていることは絵画の修復に似ていると言われます。作品が伝えたかったことや作り手自身を理解しないといけない。それは立夏が、真冬の元彼・由紀のことを誰よりも理解しなきゃいけないこと。立夏に言った台詞は芸術肌の姉らしい表現だなと思わせる、けれど残酷な例えでした。
syhのライブに行けばデビューのことを考えてしまう。それがこわいから、と下駄箱に入った立夏からのチケットを受け取れずにいた真冬。下駄箱を開けて悩んでいる真冬を見かねて笠井さんが声をかけてきます。そこで突然進路のことを聞かれ、自分は愚図で決められないと言う真冬に、伝えた言葉。
立夏のことが好きだった笠井さんにとって、真冬は恋敵のような存在。それでも声をかけて真冬の背中を押すようなひと言を言ってくれた笠井さんを、イイコだなって思いました。この言葉で真冬は一歩進むことができたのです。
無事にデビューし、初めてできたCD。相談にのってくれたお礼と言って渡してきた真冬に、お祝いだからと言ってお金を渡す笠井さん。
売れると嬉しいじゃんと「このCD一枚ください」と言う笠井さんが、個人的に大好きになりました。笠井さんと真冬、意外にいい友達になれそうですよね。
10年経って音楽がパフォーマンスになった今の真冬に、変わったと伝える立夏。そして自分は変われていなくて焦ると言います。自分がもっとできればもっと何かを為すことができる。そういう立夏に真冬は、自分はもう何も要らないと言ってこの言葉を贈り、ずっと一緒に音楽がやりたいと言うのでした。

アニメイトタイムズのお仕事のほか、旅行、グルメ、ウェディング、テーマパーク系のライターをしています。 旅行に行けなくなって、漫画やアニメにハマリ、今はもっといろんなジャンルを知るべく武者修行中! スポコンアニメを見て、一緒に泣いたり熱くなったりするのが最近のストレス発散方法。 ネコとハワイと『バクテン‼︎』が大好き☆
